国内暗号資産(仮想通貨)取引所bitFlyer(ビットフライヤー)は16日、販売所でトロン(TRX
TRX)、グラム(GRAM
TON)、コスモス(ATOM
ATOM)、XDCネットワーク(XDC
XDC)の取扱いを開始すると発表した。売買の開始は9月29日13時頃を予定する。
積立は9月30日から
「bitFlyer かんたん積立」での初回積立日は9月30日となる。同社は、今後も暗号資産の取扱いを積極的に拡大し、多様な投資の選択肢を提供するとしている。
4銘柄の性格はそれぞれ異なる。TRXは、2017年に設立された分散型ブロックチェーンプラットフォーム「トロン」のネイティブトークンである。トロンはDApps(分散型アプリケーション)の開発やデジタルコンテンツ配信に特化した設計を採る。
コスモスは異なるブロックチェーン同士の相互運用性を掲げ、独自の通信規格IBCによってトークンやデータの直接転送を可能にしている。ATOMはコスモスハブ上の基軸トークンとして、手数料の支払いやステーキング、ガバナンスへの参加に使われる。
XDCネットワークは貿易金融や国際送金といった企業間取引(B2B)に特化したプラットフォームで、国際規格ISO20022に準拠した設計を特徴とする。XDCはそのネイティブトークンにあたる。同社は、既存の金融インフラとの親和性が高く、機関投資家や金融機関への導入が進んでいると説明した。
7月の予告にGRAMはなかった
同社が取扱いを予告したのは7月13日である。このときの対象はTRX、ATOM、XDCの3銘柄で、開始日は未定とされていた。今回の発表でGRAMが加わり、対象は4銘柄になった。
GRAMは、メッセージングアプリ「テレグラム」の創業者らが開発したブロックチェーン「The Open Network(TON)」のネイティブトークンである。プルーフ・オブ・ステーク(PoS)と動的シャーディング技術を採用している。
この銘柄は2026年6月15日12時(UTC)に、名称をトンコイン(Toncoin)からグラム(Gram)へ変更した。ティッカーシンボルもTONからGRAMへ切り替わっている。TON Vote上で6月1日から8日まで実施されたコミュニティ投票では、81.22%が賛成票を投じた。
変わったのは名称、ティッカー、ロゴであり、ブロックチェーン自体は引き続きTONと呼ばれる。保有残高やアドレス、既存のコントラクトに変更はない。


