- 相場全体は弱気相場
- 短期的な下降トレンドの可能性あり
- 強固なサポート・レジスタンスラインのため大きな動きは期待できない
ビットコイン(BTC)価格分析
ビットコイン(BTC)の2024年9月1日12時20分現在の価格は58,602.85ドルを推移している。ビットコインはここ数日弱気相場の傾向だが、大きな動きはない。この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(240)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
日足チャート分析(BTC/USDT)

日足チャートでは、昨日と同様に価格が短期、中期、長期HMAの下にあるため、弱気相場と判断できる。また、MACDではシグナルラインを下抜けしていることから、短期的な弱気トレンドが継続する可能性がある。
しかし、55,035.87ドル付近のサポートラインが強固に機能しており、ここを明確に割り込むまでは大きな下落にはつながりにくいと考えられる。
また、8月28日から今日までのローソク足の大きさから、動きの少ない相場が続いていることが判断できるため、エントリーは下位足でのトレンド発生を待つ必要がある。
4時間足チャート分析(BTC/USDT)

4時間足チャートでも同様に、弱気相場と判断できるが短期HMA(ピンク)と中期HMA(水色)がクロスしており、方向感のない状態となっている。
今後は「価格が57,298.35ドル付近(チャート:①)を下抜け」「MACDラインとシグナルラインのデッドクロス(チャート:②)」を目安に下降トレンドの可能性を考えると良いだろう。ただし、日足のサポートライン(55,035.87ドル付近)での反発を視野に入れる必要がある。
総括(今後の見通し)
- 短期(デイトレ):弱気目線
- 中期(スイング):日足サポート・レジスタンスをブレイク待ち
現在のBTCUSDTは、日足と4時間足の両方でレンジ相場にあり、方向感のない動きが続いてる。
直近では短期間の下降トレンドが始まる可能性はあるが、日足のサポートライン、レジスタンスラインをブレイクしなければ大きな値動きは期待できないだろう。
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