ビットコイン
BTCは8万3,000ドル付近での強い売り圧力により反落し、8日は7万9,000ドル後半で陰線を確定した。今後本格上昇するためには再び安値を試す必要があるという意見や、直近では強力なレジスタンスラインに上値を抑えられているという見解が確認されている。
本格上昇前に再度6万ドル台へトライか
暗号資産(仮想通貨)トレーダーのNoname氏は8日、自身のXにて「ビットコインは下方の流動性を回収するまで本格的な上昇相場に転換しない可能性が高い」との見解を示した。
6万3,000ドル〜6万8,000ドル付近には、長期間触れられていない安値が並んでおり、多くの損切り注文やロングポジションの清算ポイントが溜まっている。歴史的に、大規模な流動性ゾーンが放置されたまま弱気相場が終わるケースは少ない。
このシナリオをベースにすると、現在の上昇は本格的なブレイクというよりも、上方向に期待を持たせるための動きで、最終的には一度下落して流動性を回収するという展開が考えられる。
現時点では、8万4,000ドルを明確に突破する前に、6万4,000ドル付近までの下落が先に来る可能性が高く、短期的には下方向へのバイアスが優勢だ。一方で、日足で8万4,500ドルを明確に上回って確定できれば、このシナリオが無効化する可能性もある。
200日移動平均に抑えられ上値重い展開
仮想通貨分析アナリストの𝙲𝚘𝚕𝚒𝚗 𝚃𝚊𝚕𝚔𝚜 𝙲𝚛𝚢𝚙𝚝𝚘氏は8日、自身のXにて「ビットコインは今、重要なテクニカル要素により上値を抑えられている」と指摘した。
まず注目すべきは、200日移動平均線で価格が明確に抑えられている点だ。このラインは長期トレンドの分岐点として機能することが多く、この水準での抵抗は依然として上値の重さを示している。
さらに、価格が一度上抜けたように見えたものの、結果的にはレンジ内へ戻されたことで、結果的に上ヒゲを伴う「ダマシ上昇」となった。これは買いの勢いが続かなかったことを意味し、上方向へのブレイクが失敗したことを示唆している。
現在価格は、黄色で示されたチャネルの上限に沿って推移しているが、そのすぐ上には過去のレンジで形成された強いレジスタンス帯が控えている。そのため、仮に再度上昇しても、その水準を維持するのは容易ではない。
もう一度このレジスタンス帯に挑戦する展開になれば「8万4,800ドル付近が重要なポイントとなるだろう」と𝙲𝚘𝚕𝚒𝚗 𝚃𝚊𝚕𝚔𝚜 𝙲𝚛𝚢𝚙𝚝𝚘氏は締めくくった。
Noname氏が述べるように、今後ビットコインは下方の流動性回収に向けて急落する可能性が高く、ここからのロングエントリーはかなり大きなリスクをはらんでいる。また、𝙲𝚘𝚕𝚒𝚗 𝚃𝚊𝚕𝚔𝚜 𝙲𝚛𝚢𝚙𝚝𝚘氏の見解によると、テクニカル的にも上値が重い価格水準にあり、相場転換への警戒を強めるべき局面と言えるだろう。
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