ビットコインの「9月安」は続くか──6年連続から一転、直近3年はプラス

週刊仮想通貨レポート|ビットコイン8万ドル回復、資金はDeFi・RWAへ
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Naoya Tokunaga
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Highlights
  • S&P500の9月平均リターンは過去50年でマイナス0.8%、年間で最も成績の悪い月
  • ビットコインは2017〜2022年に6年連続で9月安。2023年以降は3年連続でプラス
  • XWINは米国株、米国債利回り、FRBの政策見通し、ETF資金流入、現物需要を注視すべきとした

オンチェーン分析クリプトクアントの認定寄稿者であるXWIN Japan and DeFi Asset Management(以下、XWIN)は28日、9月に米国株とビットコインBTCBTCが下落圧力を受ける可能性を指摘する分析を公開した。

ただし2023年から3年連続で9月が上昇しており、この季節性は弱まっているとも述べている。

ビットコインは6年連続で9月安、直近3年は上昇

同分析によると、9月は長らく米国株が最も弱い月の一つとされてきた。過去50年間のS&P500種株価指数の9月の平均リターンは約マイナス0.8%で、より長期のデータでも年間で最も成績の悪い月になるという。

ビットコインも同様の季節性を示してきた。2017年から2022年までは6年連続で9月にマイナスのリターンを記録している。ところが直近3年はいずれも9月をプラスで終えており、パターンは崩れつつある。

XWINは、9月が弱くなる要因として四半期末のポートフォリオ調整、夏場の値上がり分の利益確定、休暇明けの投資家によるリスクの見直しを挙げた。

2026年の変数は中間選挙

2026年はここに米国の中間選挙が加わる。選挙の年だからといって下落が確定するわけではないが、政策の不確実性がボラティリティを高め、投資家がリスクを減らす動きにつながる可能性があるという。

そのうえでXWINは、2026年を単純に「9月は売り」と見ることはできないとした。焦点は、季節的な調整が幅広いリスク回避に発展するかどうかだとして、米国株、米国債の利回り、FRB(米連邦準備制度理事会)の政策見通し、ETFへの資金流入、現物ビットコインの需要を注視すべきだとしている。

XWINは分散型金融(DeFi)の資産運用プラットフォームを運営してきた事業者だ。同社のダッシュボードには8月28日時点でプラットフォーム終了の告知が掲示されており、入金機能は無効化されている。

リスク回避の姿勢が市場全体に広がれば、ビットコインは圧力を受けやすい。逆にETFへの資金流入と現物の需要が堅調を保てば、9月の伝統的なパターンは再び崩れる可能性があると結論づけた。

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2022年、「Move to Earn」アプリSTEPNとの出会いで暗号資産の世界へ。 その後、複数のブロックチェーンゲームを通じて業界知識を深め、2023年からはBNB / Ethereum / Suiの各チェーンでDeFi運用を本格スタート。 現在はSuiチェーンに注力し、レンディングプロトコル「Scallop」の公式アンバサダーとしても活動中。 DeFi運用とオンチェーン分析を軸に、実践しながら発信を続けている。
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