- タイの仮想通貨事情がよく分かる
- タイ在住日本人ユーザー向けのおすすめ仮想通貨取引所が一覧できる
- タイで仮想通貨をはじめる時の疑問や注意点も丸わかり!
タイの仮想通貨事情
この記事では、タイ在住日本人ユーザーに向けて、おすすめ仮想通貨取引所をランキング形式で紹介していきます。そのまえに、タイの仮想通貨事情について以下の通り、ざっくりと解説します。
タイの仮想通貨事情
- タイの仮想通貨ユーザーは爆発的に増加中
- タイ人ユーザーはどの取引所を使っている?
- タイの仮想通貨税制はわかりやすい
では一つずつみていきましょう。
タイの仮想通貨ユーザーは爆発的に増加中
タイではいま、仮想通貨ユーザーがものすごい勢いで増えています。タイ財務省の最新データによると、同国では2021年の1年間で、仮想通貨取引口座が17万件だったが約200万件まで増加したそうです。
また、シンガポールのリサーチ企業「DataReportal」が発表したレポートでは、タイは世界で最も仮想通貨を所有するインターネットユーザーが多い国であるとの調査結果が報告されています。
こちらのレポートによると、調査対象となったタイのインターネットユーザー(16歳から64歳)の約20%が、仮想通貨を所有しており、この割合は世界一位となっています。ちなみに世界平均でこの割合は約10%、日本は約6%でした。
統計データからみてもタイはいま、仮想通貨がブームになっていることがわかります。タイで暮らしている筆者の皮膚感覚としても、とくに若い世代の人々は当たり前のように仮想通貨に触っていると断言できます。
カフェで一服しているときでも隣のテーブルから「昨日はビットコインが上がって嬉しい」「今日はビットコインが下がったから損切りしちゃった」なんて会話が当たり前のように聞こえてきます。日本だとまずそんなことありませんよね。
タイ人ユーザーはどの取引所を使っている?
そんなタイでももちろん、タイ人ユーザー向けのタイ国内仮想通貨取引所があります。タイの有名メディア「The MATTER」や金融系メディアをみたところ、タイには「四天王」ともいえる国内仮想通貨取引所が4社あります。
タイ国内仮想通貨取引所の四天王
- Bitkub(ビットカブ)
- Bitazza(ビッタザ)
- Satang Pro(サタンプロ)
- Zipmex(ジップメックス)
筆者のまわりにいる友人にも聞き回ったところ、タイバーツの入出金が可能な取引所として上記のなかから1ヶ所開設し、それでも物足りない場合は海外取引所バイナンスを開設するパターンが大多数でした。
バイナンスがタイ人ユーザーに人気なのは、取引高が世界最大という点に加え、タイバーツのP2P取引に対応しているため使いやすい、という理由があります。タイの仮想通貨ユーザーにとっては海外取引所=バイナンスといってもいいぐらい、一強の状態です。
関連:Binance(バイナンス)のP2P取引とは?やり方やメリット・デメリットを徹底解説
タイの仮想通貨税制は税率が安い
タイの仮想通貨熱がここまで高まった背景には、「税制がシンプルで税率も安いため仮想通貨を始めやすい」という背景もあります。
ざっくりまとめると、「仮想通貨の売却益は所得税(0-35%の累進課税)に分類され、かつ損益通算も認められるため損失と相殺ができる」というものです。
所得税に加えて一律15%の「仮想通貨税」導入が検討されていましたが、こちらについては22年2月時点でタイ税務当局が計画中止を発表しています。
タイ在住日本人におすすめしたい仮想通貨取引所ランキングTOP3
では早速、タイ在住日本人におすすめしたい仮想通貨取引所ランキングTOP3を発表したいと思います。
タイ在住日本人におすすめの仮想通貨取引所ランキングTOP3
- 1位:BINANCE(バイナンス)
- 2位:Bybit(バイビット)
- 3位:Bitkub(ビットカブ)
ランキングの詳細をみていきましょう。
1位:BINANCE(バイナンス
取引所名 | Binance(バイナンス) |
運営会社 | Binance Holdings Ltd. |
設立年 | 2017年 |
所在地 | ケイマン諸島 |
取引方法 | 現物取引レバレッジ取引資産運用サービス |
最大レバレッジ | 20倍 |
取引銘柄数 | 300種類以上 |
取引手数料 | メイカー:0.1%テイカー:0.1% |
入出金手数料 | 無料 |
日本語対応 | 〇 |
スマホアプリ | 〇 |
バイナンスの登録ユーザーは世界で9000万人以上と言われており、CoinMarketCapが独自に算出する仮想通貨取引所ランキングでも常に1位となるほど、世界最大の仮想通貨取引所です。
アルトコインの取扱いは300種を超え、主要な仮想通貨はほとんど取引できるのはもちろん、豊富な資産運用方法も準備しており、ワンストップで仮想通貨取引ができるのが大きな魅力です。
2019年にハッカーによるハッキング被害があり、当時で約4000万米ドル相当のビットコインが盗難にあい入出金の停止を余儀なくされた事件がありましたが、この事件を踏まえてセキュリティの強化が実施されました。
またバイナンスは、英国及びノルウェーの認証機関から「ISO/IEC27001規格」(情報セキュリティーに関する国際規格)から認証を受けており、仮想通貨取引所としてはバイナンスが初となります。
このバイナンスのメリット・デメリットは以下のようになります。
- 世界最大のユーザー数を誇るため流動性が高く約定力が高い
- ハッキング対策の評価が高い
- ハッキングされても全額保証の制度を設けている
- ISO認証を取得している健全企業
- 初心者でも扱いやすい資産運用サービスを多数準備している
- スマホアプリが使いやすい
- 日本語に対応
- P2P取引でタイバーツ対応
- 仮想通貨FXは最大レバレッジ20倍
- 日本円での入金に対応していない
- 金融庁から警告を受けている
バイナンスを使うメリットは現在シェア、取引量では世界最大という点。「取引量が世界最大=流通量が世界最大」なので、取引のしやすさはNo.1です。
直近のニュースで、2022年12月よりバイナンスの日本進出と併せてグローバルバイナンスへの日本人の登録ができなくなり、日本語も非対応となってしまいました。しかしながらタイ在住の方であれば問題なく開設・利用できるため、いまのうちにバイナンスで口座開設することをオススメします。
関連:バイナンス、日本進出決定|サクラエクスチェンジを完全子会社化
またバイナンスではタイバーツでのP2P取引も対応しているため、タイ在住の方にとってはとても使いやすい取引所です。
2位:Bybit(バイビット)
Bybitの基本情報
取引所名 | Bybit(バイビット) |
---|---|
運営会社 | Bybit Fintech Limited |
設立日 | 2018年3月 |
所在地 | ドバイ |
ライセンス | ・ドバイ(Virtual Assets Regulatory Authority) ・キプロス共和国(Cyprus Securities and Exchange Commission) ・カザフスタン(Astana Financial Services Authority) |
取扱銘柄数 | ・現物(655種類) ・デリバティブ(349種類) |
ガバナンストークン | – |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引手数料 | ・現物:0.1%(一律) ・デリバティブ:テイカー:0.055%、メイカー:0.02% |
主な提供サービス | ・現物取引 ・デリバティブ取引 ・オプション取引 ・コピートレード ・資産運用 |
ボーナスキャンペーン | ・20USDTウェルカムギフト ・最大30,000 USDTがもらえる入金応援祭 ・はじめての入金まつり |
入出金手段・手数料 | ・仮想通貨入金:無料 ・ワンクリック購入:3.95%~4.5% ・P2P取引:無料 |
日本語サポート | メール・オンラインチャット(24時間対応) |
スマホアプリ・取引ツール | スマホアプリ・MT5の提供あり |
公式サイト | ・公式サイト:https://www.bybit.com/ja-JP/ ・公式X:https://x.com/BybitJP ・公式Discord:https://discord.com/invite/CeGhhS95fQ |
Bybitは2018年3月に設立された海外大手の仮想通貨取引所です。最大レバレッジ100倍のデリバティブ取引を中心に、オプションやコピートレードなどの多彩な取引サービスにも対応。さらに、2021年からはユーザーが保有する仮想通貨を活用した資産運用サービスを開始し、ワンストップでの仮想通貨取引を可能にしています。
グローバルに展開する一方で、セキュリティ強化にも注力しています。設立以来一度もハッキング被害を受けておらず、安心して利用できる取引所として信頼されています。高い機能性と安全性を兼ね備えた取引環境が、多くのユーザーに選ばれる理由となっています。
Bybitのメリット
- 高頻度で豪華なボーナスキャンペーンが開催される
- 厳重なセキュリティ体制と資金管理で安全性が高い
- 最大100倍のレバレッジで取引の自由度が高い
- 650種類以上の豊富な銘柄を取り扱い
- クレジットカードを使った日本円入金に対応
- ブラウザ・スマホアプリともに日本語に完全対応
- 日本語サポートで問い合わせがスムーズ
Bybitのデメリット
- KYC(本人確認)が必須
- 日本円を使った取引を提供していない
- 日本の法律による保護が適用されない
Bybitは日本人ユーザー向けのサービスにも力を入れているのが特徴です。日本語サポートが利用できるほか、日本語公式Xアカウントでは、最新の通貨上場情報やキャンペーン情報を簡単にチェックできます。
取引画面はブラウザ・スマホアプリともにシンプルで使いやすいため、仮想通貨取引初心者にもおすすめです。
3位:Bitkub
取引所名 | Bitkub(ビットカブ) |
運営会社 | Bitkub Capital Group Holdings Co., Ltd., |
設立年 | 2018年 |
本社拠点 | タイ |
取引方法 | 現物取引 |
取扱銘柄数 | 79種類 |
取引手数料 | 0.25% |
入出金手数料(タイバーツ) | 20−200タイバーツ |
日本語対応 | × |
スマホ対応 | ◎ |
Bitkub(ビットカブ)は2018年にタイで設立された、タイ国内仮想通貨取引所です。
創業間もない2018年時点でタイ証券取引委員会(SEC)の認可を取得しており、2024年12月現在では月間利用者数100万人以上、取扱銘柄数も79種類、直近24時間取引高6,700万ドル(87億円相当)と、タイで知名度・規模ともにNo.1の仮想通貨取引所です。
取引手数料・タイバーツ入出金手数料も比較的安くスマホアプリに対応しているため、タイ在住の方なら必須の取引所です。
日本語非対応、本人確認(KYC)完了・取引開始までに時間がかかるといったデメリットもありますが、流動性の高さ・取引板の厚さから、タイ国内で仮想通貨取引所に登録するなら実質Bitkubの一択となっています。
Bitkubを利用するメリットとデメリットは以下の通りです。
- タイの国内取引所のなかで一番取引高が多く、流動性が高い
- 仮想通貨に関するタイの現行税制は日本と比べシンプルなので、利確しやすい
- アプリの操作性が高く、使いやすい
- 登録作業自体はかんたんにできる
- 日本語に対応していない
- 本人確認(KYC)完了まで時間がかかる(筆者の場合は約1ヶ月)
- 取引手法が現物取引のみ
- 取引手数料が0.25%と海外大手取引所と比較してやや高い
Bitkubを利用するメリットは、なんと言ってもタイバーツの入出金がワンストップでできることです。タイで働き、タイバーツで収入を得ている方にとっては、Bitkubの一社に登録するだけで、かんたんに仮想通貨を始めることができます。
Bitkubでは、BTCやETHなどの主要コインはもちろん、日本の国内取引所では扱いがない有名コイン・話題のアルトコインも数多く上場しているため、仮想通貨を始めたいタイ在住の方にとって必須の取引所といえます。
Bitlubを利用するデメリットとして把握しておきたいのは、日本語未対応、本人確認(KYC)完了まで時間がかかる、現物取引以外のサービスに未対応という点です。レバレッジ取引やレンディング・ステーキングといった資産運用サービスは提供していないため、シンプルに積立投資や長期保有をしたいユーザー向けの取引所となっています。
タイ在住日本人におすすめしたい仮想通貨取引所ランキング(番外編)
この記事ではさらに、ランキングTOP3には入らなかったものの、おすすめしたい仮想通貨取引所も番外編として紹介したいと思います。
タイ在住日本人におすすめの仮想通貨取引所ランキング(番外編)
- 番外編1:OKX
- 番外編2:Gate.io
- 番外編3:MEXC
では詳細をみていきましょう。
番外編1:OKX(旧OKEx)
OKXの会社概要
取引所名 | OKX |
運営会社 | Okex Fintech LLC. |
設立年 | 2017年 |
所在地 | セーシェル |
取引方法 | 現物取引レバレッジ取引資産運用サービス |
最大レバレッジ | 125倍 |
取引銘柄数 | 約529銘柄 |
取引手数料 | メイカー:~0.08% テイカー:~0.1% |
入出金手数料 | 無料 |
日本語対応 | 無し |
スマホアプリ | 〇 |
OKXはスポット取引デリバティブ取引両方で2位を獲得したこともある、世界トップクラスの海外仮想通貨取引所です。かつては中国に本社を置いていましたが、中国での規制を受け、現在はセーシェルに本拠地を置いています。OKExという名称で知られていましたが、大きなブランド改革を行ったタイミングでOKXと社名変更し、大幅なサービス変更とシステム強化が行われました。
過去にはハッキング被害が報告されたこともありましたが、OKXではセキュリティ対策を複数重ねることにより安全性を高め、今では外部機関から一定の評価を得ることに成功しています。
OKXの特徴をメリットデメリットでまとめると次のようになります。
- 取り扱い通貨の種類が豊富で取引の幅が広い
- 流動性が高くスプレッドが狭いので取引が成立しやすい
- レバレッジ125倍で取引の種類が多いデリバティブ取引を準備
- 各種手数料が比較的安い
- 24時間年中無休でオンラインサポートが受けられる
- ステーキングやIEOなどトレーディング以外の商品が充実している
- ガバナンストークンOKBの使い勝手が良い
- スマホアプリの評判が良い
- 日本語や日本円入出金に対応していない
- 他の取引所と同様に取引所閉鎖のリスクはゼロではない
日本語非対応な点は英語が苦手な方にはネックですが、それ以上の魅力を秘めたサービスの充実さを持っている取引所です。2022年12月、あのイーロン・マスク氏(ツイッター社CEO)が突如OKXの公式ツイッターアカウントをフォローしたことで話題となりました。
関連:イーロンマスク、ツイッターでOKXをフォロー OKB6%近く上昇
番外編2:Gate.io(ゲート)
Gate.ioの基本情報
取引所名 | Gate.io(ゲートアイオー) |
---|---|
運営会社 | Gate Technology.inc |
設立日 | 2013年1月 |
所在地 | ケイマン諸島 |
ライセンス | ドバイ(DMCCライセンス) 香港(TCSPライセンス) マルタ(VFAクラス4ライセンス) イタリア(VASPライセンス) |
取扱銘柄数 | 現物:約2,400種類 先物:約560種類 |
ガバナンストークン | GT(Gate Token) |
最大レバレッジ | 100倍 |
取引手数料 | 【現物】メイカー:0.2%、テイカー:0.2% 【先物】メイカー:0.015%、テイカー:0.05% |
主な提供サービス | 現物取引 先物取引 コピー取引 自動取引ボット 資産運用 |
入出金手段・手数料 | 仮想通貨入金:手数料無料 クレジットカード入金:決済業者で手数料が異なる 仮想通貨出金:出金通貨で手数料が異なる |
スマホアプリ・取引ツール | スマホアプリの配信あり |
公式サイト | Gate.io公式サイト Gate.io公式X(旧Twitter) Gate.io公式Telegram |
Gate.ioは、2013年4月にケイマン諸島を拠点として設立された海外大手の仮想通貨取引所です。累計利用者数は世界中で1,000万人を超えており、24時間の取引量は約3,600億円を超えるほどの人気ぶりを見せています。
またGate.ioはAI銘柄やミームコインなど、豊富なジャンルの仮想通貨を2,000種類以上取り扱っているのが強み。他取引所では入手できない仮想通貨が多く上場しているので、草コインで一発狙いたいという方にピッタリな海外取引所です。
Gate.ioのメリット
- 日本語対応で初心者の方でも使いやすい
- 2,000種類以上の豊富な取扱通貨数
- スタートアップで人気トークンをもらえる
- 「GT」の利用で取引手数料が割引される
- 他の取引所以上に資産運用サービスが充実
- Proof of Reservesで資金管理の透明性が高い
Gate.ioのデメリット
- 運営は中国系であるため信頼性に欠ける
- 豊富な取扱通貨の中に怪しい通貨も存在する
- 過去に日本人へのサービス提供を制限している
番外編3:MEXC
MEXCの会社概要
取引所名 | MEXC |
会社名 | MEXC Global Ltd. |
運営会社所在地 | シンガポール(本社)・拠点は各国 |
設立日 | 2018年 |
登録者数 | 1,000万人以上 |
取引銘柄数 | 現物での取扱は2,500種以上 |
取引拠点 | シンガポール |
取引手数料 | 現物メイカー & テイカー手数料率 0.1% 先物メイカー手数料率 0%、テイカー手数料率 0.02% |
対応している言語 | 日本語・英語・韓国語・その他 全9ヶ国語に対応 |
MEXCは2018年にサービスを開始した海外仮想通貨取引所です。拠点はシンガポールにあり、当初は「MXC」という名称でしたが「MEXC Global」に名称を変えて運営しています。
MEXCは、カナダ・オーストラリア・エストニア・米国で金融ライセンスを取得しています。国際的に見ても信頼度の高い取引所といえます。また2021年10月にドバイで開催された「Crypto Expo Dubai」では、アジアで最も優れた取引所として「Best Crypto Exchange Asia」を受賞しています。
取扱通貨の多さや、多様な言語への対応などで、ユーザー数は1,000万人を超えており世界でもトップクラスの仮想通貨取引所です。そんなMEXCのメリット・デメリットは以下です。
MEXCのメリット
- 信頼性・安全性を確保している
- 最大レバレッジ125倍で取引可能
- 取引手数料が安い
- 有望プロジェクトの上場が早い
- 取扱銘柄が非常に多い
- 独自トークンのMXを発行している
- スマホアプリでも取引可能
MEXCのデメリット
- 日本円で直接入金不可
MEXCは、他の仮想通貨取引所と比較して、将来有望な銘柄を早く上場させることでも知られています。たとえば有名ミームコイン「SHIB(柴犬コイン)」の場合、世界最大の取引所バイナンスに上場したのは2021年5月でしたが、MEXCでは1ヶ月早い2021年4月に上場しており、当時価格はバイナンス上場時と比べて約110分の1でした。またMEXCでは、上場に関しては厳しい審査を行うことでも知られているので、詐欺コインなどをつかむ可能性が低いのも魅力です。
さらにMEXCでは、独自のMXトークンを発行しており、このトークン保有することで「取引手数料が20%割引」などさまざまなサービスを受けられます。時価総額としてはそれほど高い通貨ではありませんが、MEXCで取引を行う場合は持っていると非常にお得な通貨です。
デメリットとしては、MEXCに限らず海外取引所全体にいえることですが、日本円での直接入金や購入ができません。そのため国内の仮想通貨取引所でイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などの仮想通貨を買って、MEXCに送金する必要があります。MEXCではクレジットカードで仮想通貨を直接購入もできますが、手数料は割高となるため注意が必要です。
タイで仮想通貨を始めるにあたってよくある質問(Q&A)
以下、タイで仮想通貨を始めるにあたってよくある質問をQ&A形式でまとめます。
登録所によって条件が異なります。タイ国内取引所のBitkubでは、登録後にパスポートを本人確認資料として提出して、本人確認(KYC)を完了してからでないと取引を開始できません。海外取引所の場合は、登録後に本人確認(KYC)なしでも取引を開始できます。しかし海外取引所の場合でも、アカウントのセキュリティ上、本人確認(KYC)を行うことをおすすめします。
口座開設のスピードでいうと、Bitazza(ビッタザ)が最短即日で取引スタートできます。アプリも使いやすいといえます。しかしながら取引高や流動性の高さの観点からみると、Bitkub一択です。
タイ東北地方(イサーン)発のおしゃれカフェ「CLASS Cafe」が運営している仮想通貨プロジェクト「CLASS Coin」とメタバースプロジェクト「VELAVERSE」が有名です。
まとめ
この記事では、タイ在住日本人向けのおすすめ仮想通貨取引所について、ランキング形式で紹介してきました。
日本とタイでは仮想通貨事情が大きく異なっており、今回紹介した取引所はいずれも特徴に大きな違いがあり、選ぶだけでも目移りするかと思います。例えばおすすめ1位のバイナンスは22年12月以降、日本人ユーザーの新規登録ができなくなり、日本語も非対応となってしまいました。しかしながらタイ在住の場合であれば今も問題なく開設・利用できるため、いまのうちに口座開設することをオススメします。
またタイ国内取引所のBitkubもタイバーツでの入出金に対応しているため、タイで生活している方が仮想通貨を始めるなら必須の取引所といえます。適切なリスク管理を行いながら、仮想通貨トレードを楽しみましょう。