Twitter(ツイッター)社、検索表示やトレンド表示から除外されたアカウントのブラックリストがリーク
米メディア「The Free Press」創設者のBari Weiss氏は12月9日(日本時間)、SNSプラットフォーム「Twitter」におけるアカウント検索やトレンド表示から除外されたユーザーに関するブラックリストの存在をリークした。
Bari Weiss氏の独自調査で、Twitter社の非公式チームはブラックリストを作成し、ユーザーに知らせることなくアカウント検索のフィルタリングをかけたり、好ましくないツイートがトレンドに入るのを秘密裏に妨げ、アカウントやトレンドの可視性を恣意的に制限していたことが明らかとなった。
Take, for example, Stanford’s Dr. Jay Bhattacharya (@DrJBhattacharya) who argued that Covid lockdowns would harm children. Twitter secretly placed him on a “Trends Blacklist,” which prevented his tweets from trending.
https://twitter.com/bariweiss/status/1601011428579717121
例として、スタンフォード大学のジェイ・バタチャリヤ博士は、Covidによるロックダウンが子供たちに害を及ぼしうると主張しました。Twitterは密かに彼を「トレンドブラックリスト」に載せ、彼のツイートはトレンド入りできなくなりました。
Bari Weiss氏によると、特定ユーザーのアカウントやツイートの表示制限を決定しているのはTwitterの社内チーム「SRT-GET(Strategic Response Team-Global Escalation Team)」であり、1日最大200件のケースを処理していたという。
さらに「SIP-PES(Site Integrity Policy, Policy Escalation Support)」と呼ばれる非公式チームの存在も明らかにし、このチームはユーザーのアカウント制限に大きく関わっていたとされる。
なお非公式チーム「SIP-PES」には、秘密グループには、法務、ポリシー、トラスト部門責任者のVijaya Gadde氏、グローバルトラスト、安全部門責任者のYoel Roth氏、CEOを歴任したJack Dorsey氏やParag Agrawal氏が含まれていたという。
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