韓国発L1ブロックチェーンOver Protocol、全サービス終了を発表

韓国発L1ブロックチェーンOver Protocol、全サービス終了を発表
Over Protocol公式Xより引用
shoko-koyama
2 Min Read
Highlights
  • L1ブロックチェーン「Over Protocol」の運営財団が全サービスの終了を発表──資金的制約が原因、復旧の予定なし
  • OverWallet、OverNode、OverFlex、RPCエンドポイント、ブロックエクスプローラー、APIすべてが停止済み
  • 財団自身が「チェーンが実質的に稼働しなくなる可能性が高い」と認める異例の終了宣言

「個人のPCでフルノードを運用できるL1」を掲げてきたブロックチェーンプロジェクト「Over Protocol(オーバープロトコル)」の運営主体であるThe Over Foundationは28日、プロジェクトの全サービスを終了すると公式Xで発表した。資金的制約を理由に、インフラおよびサービスの運用をすでに停止しており、復旧の予定はないとしている。

全サービスが停止──「チェーンが稼働しなくなる可能性が高い」

停止対象はOverWallet、OverNode、OverFlex、RPCエンドポイント、ブロックエクスプローラー、APIと、エコシステムを構成するほぼすべてのサービスに及ぶ。財団は「Over Protocolは分散型設計のL1メインネットである」としつつも、「財団がサービスを停止した以上、チェーンが実質的に稼働し続ける可能性は低い」と認めた。ブロックの生成は独立したバリデーターがオープンクライアントソフトウェアを実行し続けることに依存するが、「その結果を指示したり保証したりする立場にない」としている。

オーバープロトコルは韓国のブロックチェーンスタートアップSuperblockが開発した軽量L1で、独自の「Ethanos」プロトコルにより不活性アカウントを剪定し、一般的なPCでもフルノードを運用できる設計が特徴だった。2023年にSK、Netmarble、NaverZなど韓国大手から800万ドルを調達し、2024年12月にメインネットをローンチしたばかりだった。

63.6万人のXフォロワーを抱え、エアドロップを通じて大規模なコミュニティを形成していたが、メインネットローンチからわずか約4ヶ月での終了となった。OVERトークンの価格は発表時点で約0.00074ドルまで下落しており、プロジェクトの持続可能性が維持できなかった形だ。

財団は声明の中で「L1はそれを動かす人々のものであるべきであり、個人のPCがあれば誰でも参加できるという理念でスタートした」と振り返り、「最後まで見届けられなかったことを残念に思う」と述べている。

情報ソース:Over Protocol公式X(@overprotocol、2026年4月28日)

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仮想通貨歴6年。ニュース記者歴4年。常に仮想通貨ニュースを追う。情報ソースを追究し正しい情報をわかりやすく伝えることに努めている。仮想通貨は下落するたび買い増すタイプで、主にステーキングで資産運用中。
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