オンチェーン分析企業CryptoQuant(クリプトクオント)の認証済み著者でオンチェーンデータアナリストのIT Tech氏は7日、ビットコイン(BTC
BTC)の短期保有クジラの含み益が過去最高の90億7,000万ドル(約1兆4,000億円)に達したと報告した。
含み益は1.2兆円へ減少、上位5件は直近2週間に集中
この指標は、ここ数カ月以内にビットコインを取得した大口ウォレットの含み損益を示す。今月4日には90億7,000万ドル(約1兆4,000億円)となり、2016年以降で過去最高を記録した。
翌5日にはビットコイン価格の小幅な下落に伴い、含み益は75億1,000万ドル(約1兆2,000億円)へ減少したが、同日の値も歴代5位以内に入った。また、上位5件はいずれも直近2週間に記録されたという。
IT Tech氏は、短期保有クジラが歴史的に利益確定に動きやすいと指摘。記録的な含み益を抱える現在、価格の変動をきっかけに利益確定売りに動く可能性があるという。
こうしたなか、ビットコイン価格は8月後半に大きく上昇し、9月上旬に8万ドル(約1,230万円)を上回った後、7万8,000ドル(約1,200万円)台へ反落した。

同氏はさらに、取得価格帯が相場の下支えとなる一方、膨らんだ含み益が利益確定売りにつながれば、相場の底堅さが試されると指摘した。
今後、短期保有クジラの利益確定売りが強まった場合、買い需要が売り圧力をどこまで吸収できるかが、ビットコイン価格の行方を左右するだろう。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=153.56円)
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