分散型取引所Hyperliquid(ハイパーリキッド)のネイティブトークンHYPE
HYPEは14日、コインベースとの大型提携発表を受けて急騰し、15日も高値圏で推移している。さらに15日には、暗号資産運用会社Bitwise Asset Management(ビットワイズ・アセット・マネジメント)のHYPE現物ETF「BHYP」もNYSEで取引が開始される。
コインベースがUSDC準備金管理パートナーに、利回りをプロトコルへ還元
14日21時ごろ、コインベースがハイパーリキッドのUSDC準備金管理パートナー(トレジャリーデプロイヤー)に就任し、準備金利回りの大部分をプロトコルに還元する新モデル「AQAv2」を導入すると発表された。従来、ステーブルコインの準備金利回りは発行元やカストディアン側に留まる構造だったが、AQAv2はこれをDeFiプロトコル側に直接還元する仕組みへと転換する。あわせてハイパーリキッド独自のステーブルコイン「USDH」は段階的に終了し、USDCに一本化される。
HYPEはこの報道を受けて急騰し、15日時点で45ドル台まで上昇。報道前から約20%の上昇を記録している。

ビットワイズ「ハイパーリキッドは重要なオンチェーン取引基盤」
コインベース報道に続く形で、ビットワイズは15日にHYPE現物ETF「BHYP」をNYSEで取引開始すると発表した。同社は公式Xでハイパーリキッドについて「世界で最も重要なオンチェーン取引プラットフォームの一つ」と説明。中東で地政学的緊張が高まった際、従来市場が閉まっている間に機関投資家がハイパーリキッドを利用した事例にも言及した。
同社によると、ハイパーリキッドは世界のオンチェーン永久先物DEX建玉(OI)の約60%を占め、1秒あたり20万件超の注文処理能力を持つ。BHYPはHYPE現物へのエクスポージャーを提供する商品で、HYPEを外部業者ではなく自社インフラでステーキングする初の米国現物ハイパーリキッドETPとなる。スポンサー手数料は初月0%、その後0.34%に設定される。
コインベースのUSDC利回り還元モデルとビットワイズのETF上場が同タイミングで重なったことで、HYPEへの注目度は一段と高まっている。
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