「iPodの父」がデザインした、タッチパネル搭載のハードウェア・ウォレットが発送開始
暗号資産(仮想通貨)ウォレットを開発するLedger(レッジャー)社は28日、新しいハードウェア・ウォレット「Ledger Stax(レッジャー・スタックス)」の発送を開始した。同製品は2022年12月に発表され、2023年3月に発売される予定だったが、度重なる遅延の末、約14ヶ月ぶりに予約注文者への出荷が開始された。
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いよいよ、世界初の安全なタッチスクリーンを搭載した当社の最新デバイス、Ledger Stax の出荷が本日開始されます。 Ledger Stax の出荷までになぜこれほど時間がかかったのでしょうか? このドキュメンタリーでは、この初めての製品のストーリーを詳しく掘り下げます。・・・
Ledger Staxは、仮想通貨とNFTを明瞭かつ快適に毎日使用するために作られたハードウェア・ウォレットだ。iPodの発明者で「iPodの父」と呼ばれるトニー・ファデル氏がデザインした。

出典:公式
世界初の手のひらサイズの曲面E Inkタッチスクリーンを採用したことで、安心して取引内容を確認、理解し、署名することができる。またクレジットカードを5枚重ねたほどのサイズの中に、セキュア・エレメント・チップとLedger独自のOSを搭載しており、妥協のないセキュリティとなっている。
ワイヤレス充電に対応しており、充電ケーブルを持ち歩く必要はない。またBluetoothに対応しており、Ledger Liveアプリを使っていつでも資産を安全に管理できる。
14ヶ月もの遅延の理由について、本製品の特徴である世界初の曲面タッチスクリーンの大量生産に予想以上に時間がかかったためだという。
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