【今日の仮想通貨ニュース】バイナンスが出金再開、純流出は約36億ドル|FBIは北朝鮮の犯行と公表

【今日の仮想通貨ニュース】バイナンスが出金再開、純流出は約36億ドル|FBIは北朝鮮の犯行と公表 2026/11/02
JinaCoin編集部
8 Min Read
主要銘柄の24時間変動率
  • BTC:BTCBTC
  • ETH:ETHETH
  • XRP:XRPXRP
  • BNB:BNBBNB
  • SOL:SOLSOL
変動率が高い銘柄
  • 上昇銘柄:
    1. SDEX:SDEXSDEX
    2. ICX:ICXICX
    3. TRU:TRUTRU
  • 下落銘柄:
    1. QAI:QAIQAI
    2. UAI:UAIUAI
    3. POWR:POWRPOWR
市場の温度感
  • 恐怖指数:36(回復基調/10/30比0ポイント)
  • 総時価総額:2.62兆ドル(10/30比+0.77%)

11月2日の仮想通貨市場は、ビットコインが24時間で0.33%上昇し、78,043.72ドルとなった。主要5銘柄は、ビットコイン、イーサリアム、XRPが上昇し、BNBとソラナは下落した。総時価総額は10月30日比0.77%増の2.62兆ドル、恐怖指数は36で横ばいだった。

10月末の大きな下げのあと、市場全体は小幅な動きにとどまる。下げが集中した月末にはバイナンスで大規模な流出が起き、FBIは北朝鮮の犯行と公表した。出金は段階的に再開し、補填も約95%まで進んだ。ステーブルコインでは、テザーの準備金の厚みや国内の100万円上限など、信用と制度の論点も並ぶ。取引所の正常化が、相場の落ち着きにつながるかが注目される。

注目の仮想通貨ニュースTOP5

【1】バイナンス、出金を一部再開|純流出は預かり資産の2.1%

バイナンスは11月1日、ハッキングによる資金流出で止めていた出金を段階的に再開した。日本時間15時にビットコインから始め、21時36分までに第1段階の15のネットワーク・資産すべてで再開した。再開から約9時間半の純流出は約36.4億ドルで、預かり資産の2.1%にあたる。

出金は最初の急増のあと落ち着きつつあり、入金は大きいままだという。補填は影響額の約95%まで進み、残りは流動性の低いトークンを買い付けている。準備金証明は、利用者が自分の資産の裏付けを確かめる証明を生成中で、3日(UTC)までに終わる見込みだ。

詳細→バイナンスが出金を一部再開、純流出は預かり資産の2.1%

【2】BTC、10月は2年連続マイナス|月末3日で4.72%下落

ビットコインの10月の月次リターンは−7.32%で、10月としては2025年に続く2年連続のマイナスとなった。コイングラスのデータで、2014年の−12.57%以来の低さだ。2013年以降、10月に2年続けて下落したのは初めてとなる。

下落の中心は月末だった。9月末から28日までは2.74%の下落だったが、月末3日間だけで4.72%下げた。下げの大半が生じた29日には、バイナンスで大規模な資金流出が起きていた。11月に入っても、8万ドルを下回る推移が続いている。

詳細→ビットコイン、10月の月次リターンは−7.32%──月末3日で約4.7%下落

【3】FBI、バイナンス流出は北朝鮮|BTCアドレスに約2,246億円

米FBIは米国時間10月31日、バイナンスから60億ドル超の暗号資産が盗まれた事案を、北朝鮮のTraderTraitorの犯行と公表した。盗まれた資産は主にETHに換えられ、資金洗浄が進むとみている。関連するアドレス628件を示し、民間の事業者に取引の遮断を求めた。

示されたビットコインの19件のアドレスには、日本時間2日9時29分時点で計1万8,270BTC(約2,246億円)が残り、送り出した記録はない。FBIは過去にも、DMM Bitcoinやバイビットの流出をTraderTraitorの犯行と特定している。

詳細→バイナンス流出は北朝鮮とFBI──公表先にビットコイン2,246億円分

【4】ステーブルコイン100万円上限|JPYCなどが見直し要望

金融庁は2日、デジタル・分散型金融の研究会の資料で、ステーブルコインの制度の論点を4つ挙げた。裏付け資産、1件100万円の移転上限、レンディング、銀行など預金取扱金融機関の本体による発行だ。事務局は4点とも「どう考えるか」と問う形で、上限見直しの方向は示していない。

JPYC株式会社は全額保全などを条件に、発行の上限の見直しを求めた。SBI VCトレードは、外国のステーブルコインのうち4号電子決済手段の上限撤廃が望ましいとした。一方、全銀協は第二種資金移動業の上限だけの撤廃・緩和に、極めて慎重な検討を求めた。

詳細→ステーブルコインの100万円上限、JPYCなどが見直し要望──全銀協は慎重

【5】テザー、余剰準備金が約2倍|79.5億ドルに増加

テザーは、9月30日時点の準備金報告書を公表した。資産が負債を上回る余剰準備金は79.5億ドルで、6月末の41.1億ドルから約2倍に増えた。7〜9月の純営業利益は15億ドルで前四半期と同水準、USDTの発行残高は1〜9月を通じて概ね1,840億ドルで横ばいだった。

準備金のうち米国短期国債は1,228.4億ドルで、6月末から78.8億ドル増えた。ビットコインの評価額は83.7億ドルで、6月末から44%増えている。一方、余剰準備金は3月末の82.3億ドルを下回る水準だ。

詳細→テザー、余剰準備金が約2倍の79.5億ドル──純営業利益15億ドルと発表

その他の仮想通貨関連ニュース

  • FATF、暗号資産の重点審査へ|結果は2027年6月から
    FATFは10月30日、VASPの活動が重要な国・地域を主な対象に、暗号資産に関する基準の実施状況を確かめる重点審査を始めると発表した。
    最初の結果は2027年6月に公表する。同じ会合で、グレーリストからブルガリアなど4カ国を外した。
  • バイナンス、補償に63.4億ドル超|50億ドル分は同じ銘柄
    バイナンスは10月30日、流出による損失を補うため、自社の資金63.4億ドル超を確保したと発表した。うち50億ドル分は流出と同じ銘柄で保有し、残りは市場と相対取引で買い付けている。
    凍結した約30億ドルは、この数字に含まない。
  • バイナンス、出金再開の計画|秘密鍵漏えいの証拠なし
    バイナンスは10月31日、流出についての2回目の報告で、安全確認を条件に約34時間以内に出金を段階的に再開し始める目標を示した。
    ホットウォレットが侵害され、約63億ドル相当が失われたという。秘密鍵が漏れた証拠は、現時点で見つかっていない。
  • BTCPay Serverで被害報告|運用者に停止を要請
    ビットコイン決済ソフトBTCPay Serverは2日、サーバー上のホットウォレットの資金が抜き取られているとの報告を受けているとXで公表し、運用者に調査が終わるまで停止するよう求めた。
    主要開発者は、被害は2.4.2より前の版のようで、その版の脆弱性が使われた痕跡があるとしている。
  • トークン化米国株に異議|エヌビディアなど50社に
    OKXとICEの合弁会社OKXICEは10月30日付で、トークン化米国株の取引の場の告知を更新し、第三者による自社株のトークン化を扱わないよう求めた企業が50社になったと公表した。
    28日付から12社増え、エヌビディアやコストコなどが加わった。
  • インド当局、仮想通貨2事業者を捜索|無許可送金の疑い
    インドの執行局(ED)は10月29日、暗号資産を使った無許可の国際送金の疑いで、Mudrexの運営会社とDeFiのInstadappの関係先を27日に捜索したと発表した。
    前者の送金には、特にステーブルコインが使われていたという。いずれも調査途中の指摘で、違反が確定したわけではない。
  • 中国共産党、暗号資産を使った汚職の取り締まりを明記|五中全会の決定
    中国共産党は10月29日に五中全会で採択した決定で、暗号資産やブロックチェーンなどを使った腐敗行為を断固として取り締まると明記した。
    暗号資産とブロックチェーンの語が出るのは汚職対策の章の1文だけで、取引やマイニングの新しい規制は含まれていない。
  • ビットコインで「検閲」論争|手数料の安い取引が入らず
    コインジョインの取りまとめ役を運営するKruw氏は、自身の取引がマイニングプールOCEANの参加者に検閲されたとXで主張した。
    その参加者が採掘したブロックには、手数料率1 sat/vB未満の取引が1件も入っていなかった。オーシャン側のクリス氏は、取引を選ぶのは採掘者だと反論している。
  • ジーキャッシュ助成金の草案|5万ZECを手放す内容
    ジーキャッシュの創設者ズーコ・ウィルコックス氏らは、ブロック報酬のうち助成プログラムZCGに回る8%を、草案が有効になる時点で止め、新しいロックボックスに積み立てる改善提案の草案を公開した。
    ZCGが管理するZECのうち5万ZEC(約97億円)を、誰も引き出せないアドレスに送らせる内容も含む。
  • Base、6日にアップグレード|ブロックが0.2秒ごとに
    コインベースが開発するイーサリアムのL2、Baseは、ブロックの生成を2秒に1つから0.2秒に1つへ変えるアップグレードDenimを、メインネットで日本時間6日3時に有効にすると告知した。
    ブロック数で期間を測る仕組みは、意図した長さの10分の1しか続かなくなるという。
  • ソラナモバイルのストアに不正アプリ|復元フレーズを要求
    ソラナモバイルは2日、同社端末向けのアプリストアの注目枠に、復元フレーズの入力を求める悪質なアプリ「SKR Claim」が1時間掲載されたと公表した。
    開発者向けサイトへの不正アクセスの後、画面が更新されたという。アプリはストアから削除され、端末からの削除も進められている。
  • StandX、エアドロップの請求を開始|バイナンスの影響で延期
    運営の終了を進める分散型取引所StandXは、ステーブルコインDUSDのエアドロップの請求受け付けを、日本時間2日9時に始めると告知した。
    バイナンスの出金停止を理由に、当初の1日から延期していた。締め切りは12月31日17時で、請求しなかった分は失効する。
  • メタプラネット株、232円付近が焦点|下げ止まりを見極め
    メタプラネット株は、4時間足で下降のダウ理論が成立しており、日足で意識される232円付近まで下落する可能性がある。232円付近で下げ止まり、日足短期HMAを明確に上抜ければ、横ばい相場に移行すると思われる。
    保有BTCの数量は変わらない一方で評価額は前回から減っており、BTCと為替の動きが注目点だ。

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