OpenSea Pro、ミームコインPEPEでNFTが購入可能に

木本 隆義
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ミームコインPEPEでNFTが購入可能に

NFTマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)は10日、NFT購入時の支払い手段としてミームコインPEPEを追加したことを発表した。PEPEは先月17日にリリースされたばかりの新しいミームコイン(ジョークコイン)。

関連:仮想通貨PEPE(ペペコイン)とは?

ミームコインは価格の変動が大きいため、本来であれば支払い手段に適さない。取引所において提示されたレートで決済できるのは10秒程度で、支払画面でもたつくと、レートが大きく変わってしまうこともしばしばだ。にもかかわらず、今回OpenSea Proが支払い手段としてPEPEを追加したのは、「NFTの購入層」と「ミームコインの購入層」の親和性が高いことによる。

ミームコイン人気を支えるもの

ミームコインは、PEPEだけでなく、DOGEやSHIBAなどの先輩コインにも共通した特徴があり、それが人気の秘密になっている。

  1. 単価の低さ
    ミームコインは総発行数が膨大なぶん、単価も非常に低い。投資初心者の目には「手頃でお買い得な投資対象」と映る。
  2. ポップカルチャーの陽気さ
    ミームコインはインターネット文化やデジタルアートに関連しており、所有することで文化的なつながりを感じることができる。.
  3. SNSとの相性の良さ
    インフルエンサーやアルファブロガー、人気ユーチューバーなどのSNS強者は、自らが保有するミームコインを自らの影響力で高騰させることができる。

エクスペクテーションコントロール

PEPEの公式サイトには、「PEPEは全く役に立たないエンターテイメント目的のコインである」と断り書きが明記されている。「下げてから上げる」の逆張りのPEPE流プロモーション、ミームコインの?匹目のどじょうを狙ううえで参考になりそうだ。

公式サイト

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リージョナルスペシャリスト(SEA)。タイの古都スコータイで、海外進出のための市場調査・戦略立案・翻訳の会社を経営。『月刊くたばれ経済学』『月刊くたばれMBA』編集長。著書『マウンティングの経済学』ほか。1973年生。東海中高、慶大商卒、NUCB-MBA修了。来タイ13年。仕事のご依頼はツイッターにて。 ツイッター:@t_kimoto
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