- リップル(XRP):雲下端を上抜けできず反落となれば、再び2.32ドル付近までの下落も想定される
- ビットコイン(BTC):1時間足中期HMAを明確に割り込むと、106,000ドル割れで下落加速の展開となる可能性
- イーサリアム(ETH):4時間足長期HMAの上抜け失敗なら、3,670ドルを再び試す展開が視野に入る
- ドージコイン(DOGE):1時間足雲上限からの反落で、0.16ドル付近までの下落波動が再開する可能性がある
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足レベルで下降のダウ理論を成立させながら4時間足長期HMAを下抜け
 
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.32ドル付近
 
- 損切り目安:
- 4時間足長期HMA直上
 
リップル(XRP)は現在、2.48ドル付近を推移している。前日には1時間足レベルで下降トレンドを形成しながら大きく下落し、4時間足長期HMA付近に到達。その後反発して日足中期HMAを一時的に上抜ける展開となった。日足長期HMAを上抜けしたことで直近の下落圧はやや緩和しているものの、上値には4時間足一目均衡表雲が控えており、上昇の勢いは限定的とみられる。
また、4時間足MACDは依然としてマイナス圏でデッドクロスを維持しており、中期的には売り圧が優勢な状態にある。したがって今後、4時間足一目均衡表雲の下端を上抜けできずに反落し、1時間足レベルで下降のダウ理論を形成しながら4時間足長期HMAを下抜けした場合、4時間足ボリンジャーバンドの下限が位置する2.32ドル付近までの下落が想定される。
さらに、売り圧が続きボリンジャーバンドのエクスパンションが誘発される、または確認できれば、2.32ドルを下抜けして2.20ドル付近まで下落する可能性もある。この水準は日足ベースでの節目にあたるため、一時的な下げ止まりが想定されるが、もし2.20ドルを明確に割り込む展開となれば、日足レベルでも下落トレンドが確定し、中期的な売り相場への転換が強まると考えられる。
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 直近安値(106,300ドル付近)を下抜け
 
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 103,500ドル付近
 
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
 
ビットコイン(BTC)は現在、109,200ドル付近を推移している。前日から今日にかけて、1時間足レベルで下降トレンドを形成しながら106,000ドル手前まで下落した後、反発して4時間足長期HMA付近まで戻す動きとなった。現状、1時間足では下落圧が一時的に弱まっており、かつボリンジャーバンドのエクスパンションも確認できない。以上を踏まえ、短期的には106,000ドル付近が下限として意識される局面だ。
ただし、4時間足長期HMAでの反発は限定的で、4時間足レベルでは下落トレンドの戻り局面と判断できる。今後、1時間足中期HMAを明確に下抜け、直近安値である106,300ドルを割り込む動きが出れば、4時間足ボリンジャーバンドが拡大しながら103,500ドル付近まで下落する展開が想定される。
さらに、日足ベースで安値切り下げが確定した場合、長期的な売り圧が強まり、98,000ドル付近までの下落余地も視野に入だろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短・中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足中期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 直近安値(106,300ドル付近)を下抜け
 
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 103,500ドル付近
 
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
 
イーサリアム(ETH)は現在、3,840ドル付近を推移している。前日夜に4時間足長期HMAを下抜けし大きく下落したが、レンジ下限である3,670ドル付近で反発を見せ、現在は1時間足中期HMAを一時的に上抜けている。1時間足レベルでは下落圧が緩みつつあるが、これは一時的な戻り局面とみられる。
4時間足および日足のMACDはいずれも依然としてマイナス圏を維持しており、下落圧力の継続を示唆している。したがって、今後1時間足中期HMAを明確に下抜けするようであれば、短期的には再び3,670ドル付近までの下落が想定される。
また、中長期的には3,670〜3,640ドルのレンジ下限帯が重要な防衛ラインとなる。この価格帯を実体ベースで下抜けると、日足レベルでの下値切り下げが確定し、次の節目である3,400ドル付近まで下落が進行する可能性が高まる。現状では、短期的な戻りを確認したうえで再度下方向を試す展開に警戒が必要である。
ドージコイン(DOGE)チャート分析



- エントリー方向:ショート(中・長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足一目均衡表雲もしくは1時間足長期HMA付近から下落の値動きとなり4時間足長期HMAを下抜け
- 1時間足レベルで下降トレンドが成立
- 0.178ドル付近を下抜け
 
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 0.16ドルから0.144ドル付近
 
- 損切り目安:
- エントリー時点での直近高値
 
ドージコイン(DOGE)は現在、0.185ドル付近で推移している。昨日は大きな下落の動きとなり、4時間足ボリンジャーバンドのロワーバンドを突き抜けながら4時間足長期HMAを下抜け。その後、0.178ドル付近で反発し、現在は4時間足長期HMAを一時的に上抜ける展開となっている。
現状、4時間足長期HMAを上抜けしていることから短期的な下落圧はやや緩和していると考えられる。しかし、4時間足および日足レベルでは依然として下落優勢のチャート配置であり、現在は売られすぎ状態からの一時的な戻り、すなわち次の下落に向けた調整局面と判断できる。
したがって今後、1時間足一目均衡表雲または1時間足長期HMA付近から下落に転じ、4時間足長期HMAを再び下抜け、さらに1時間足レベルで下降トレンドを形成しながら0.178ドルを明確に下抜けした場合、中長期的には0.16ドルから0.144ドル付近までの下落が視野に入るだろう。
一方で、0.178ドル付近は日足レベルで意識されるサポートラインであるため、短期的な反発が入る可能性もある。しかし、日足中期HMAを上抜けしない限り買い圧の拡大は見込みにくく、仮に反発があったとしても、依然として売り優勢の相場環境が継続すると考えられる。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
 
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
 
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
 
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7
 
 
					 
							
 
			
 
                                
                             


 
		 
		 
		 
		 
								 
								 
								 
		 
		 
		 
		 
								 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		
 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		 
		