ビットコインが7万4,000ドルを一時ブレイク──7日連続陽線もフェイクブレイク警戒

ビットコインが7万4,000ドルを一時ブレイク──7日連続陽線もフェイクブレイク警戒
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yukiko-endo
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Highlights
  • ビットコインは16日に7日連続陽線を確定し、7万4,000ドルを一時ブレイクする強い地合いが継続している
  • NoName氏は下側に大規模な未回収流動性が残存しているとして、フェイクブレイクと下値スイープの可能性を指摘
  • Sykodelic氏は7万4,000ドルの明確な突破が「エクスパンデッド・フラット」完成となり、高時間足でのトレンド転換シグナルになり得ると分析

ビットコインBTCBTCは16日、7日連続の陽線を確定し、その後も直近高値を更新し7万4,000ドルを一時ブレイクするなど、強い地合いが継続している。そんな中、流動性の観点から、今回の上昇に警戒を訴える声もあがっている。

大規模な未回収の流動性がフェイクブレイクを示唆

暗号資産(仮想通貨)トレーダーのNoName氏は16日、自身のXにて「現在の上昇がフェイクブレイクの可能性がある」と指摘した。

現在のビットコインの値動きは一見安定しているように見えるものの、下側にはまだ多くの未回収流動性が残っている。直近では7万3,000ドルから7万4,000ドル付近で一度上抜ける動きが見られたが、これは典型的なフェイクブレイクの可能性があるとNoName氏は指摘した。

実際、このゾーンで大規模な買いが入った後、売り手の圧力が高まり、価格は再びレンジ内へ戻った。特にニューヨーク市場の時間帯では流動性が厚くなるため、売り圧力が強まりやすい。

その結果、現在の価格はレンジ帯に回帰しており、次の流動性ターゲットは直近の安値ゾーンになる可能性がある。市場は多くの場合、未回収の流動性を取りに行く傾向があるため、下値のスイープが起きる展開も考慮しておく必要があるだろう。

7万4,000ドルの明確な突破は強い反転シグナルか

一方、ビットコイン分析アナリストのSykodelic氏は16日、自身のXにて「7万4,000ドルの明確なブレイクは、強い反転シグナルとなり得る」との見解を示した。

現在も市場は、さらなる下落と新安値更新、そして従来の4年サイクルに沿った展開への警戒ムードが続いている。しかし、マクロ環境や流動性サイクルを踏まえると、今回のサイクルはこれまでとは異なる動きになる可能性があるとSykodelic氏は分析する。その理由は、経済環境、ビジネスサイクル、そして流動性の状況が過去とは大きく異なっているからだ。

特に、ビットコインが7万4,000ドルを明確に奪還する展開になれば、それは単なる弱気相場の戻りではなく、高時間足レベルのトレンド転換につながる可能性が高い。その場合、6万ドルまでの下落は弱気継続ではなく、一時的なベアトラップだったと考えていいだろう。

さらに、現在の価格構造は「エクスパンデッド・フラット」と呼ばれる調整パターンの完成に近い形とも見られる。このパターンは強い反転シグナルとして知られており、完成後には比較的短期間で新高値を更新するケースが多い。

とはいえ、もし価格が新安値を更新することがあれば、この仮説は無効化される。今後数週間の値動きによって「本当に弱気継続なのか、それとも長期的なトレンド転換に向かうのか」を決定づけることになるだろうと、Sykodelic氏は結論づけた。

現在、まさに7万4,000ドルの重要なラインにトライを続けており、この価格帯の明確な上抜けが今後の大きな焦点となる可能性は非常に高い。

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ブロックチェーン関連をメインに活動するウェブライター。家庭教師、高校教師を経て英会話スクールの運営に携わるが、2020年、コロナ禍をきっかけにライターに転身。これまでに十数件のメディア・仮想通貨系Youtubeチャンネルの運営に関わる。ファンダメンタル・テクニカル分析を得意とし、自身も仮想通貨トレードで資産運用中。特にブロックチェーンを活用した国際送金やトークン化事業(RWA)に強い関心を持つ。 保有資格:英検準1級
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