ビットコインにトリプル買いシグナル、BNBチェーンのUSDT急増も追い風

ビットコインにトリプル買いシグナル、BNBチェーンのUSDT急増も追い風
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
yukiko-endo
3 Min Read

ビットコインBTCBTCは13日、7万ドルより上の価格帯で陽線を確定した。市場はやや強気のモメンタムを取り戻し、その後もやや強気な値動きが続いている。そんな中、オンチェーン活動・テクニカルの両面から、ビットコインの反発局面を示唆する動きが確認されている。

BNBチェーンのUSDT取引量増加が反発局面を示唆

マーケット分析プラットフォームのサンチメントは13日、公式Xにて「ビットコインの反発局面が近づいている可能性がある」との見解を示した。

多くの取引所ではUSDT建ての取引ペアが中心であるが、BNBチェーンはその中でも特に高い流通量を持つネットワークの一つだ。オンチェーンデータによると、過去1年間でBNBチェーン上のテザー(USDT)のアクティブアドレスが急増した3つの局面では、いずれもビットコイン価格が反発している。

その理由は、USDTが暗号資産市場における主要な基軸通貨として機能しているためだ。ウォレット間や取引所間で資金移動が活発になると、結果としてアクティブアドレス数が急増する。

この動きは市場における「待機資金」の増加を意味する。ステーブルコインはすぐに取引に使える資金であり、USDTのアクティブアドレスが増える局面では、取引所に流入する流動性が増え、結果としてビットコインへの買い圧力が高まりやすい。

特にバイナンスではUSDTの取引量が非常に大きいため、BNBチェーン上でのUSDTアクティビティの増加は、短期的な市場流動性の拡大につながる可能性が高い。実際、こうした資金移動がビットコインへ向かうと、価格が反発するケースが過去にも複数回確認されている。

テクニカルではトリプル買いシグナル点灯

暗号資産(仮想通貨)トレーダーのSykodelic氏は13日、自身のXにて「ビットコインのトリプル買いシグナルが点灯している」と指摘した。

最近、市場では「2022年5月のフラクタル」と現在のビットコインの値動きを重ねる分析が広く共有されている。この見方では、現在の相場も2022年と同じようなパターンを辿り、今後もさらなる下落が続くとする主張が多い。

しかしチャート構造を細かく見てみると、両者はそれほど似ていない。むしろ現在の市場は、当時とは異なるテクニカル環境にあるとSykodelic氏は分析する。

まず、日足の9EMAと21EMAでは強気クロスが発生しており、短期モメンタムは上向きへ転換している。さらに、長く続いていた下降トレンドラインもすでにブレイクしており、構造的には下落トレンドからの脱却を示唆する動きが見られる。

加えて、相対力指数(RSI)でも複数の買いシグナルが重なるなど、合わせて3つの買いシグナルが確認でき、モメンタム面でも強気の市場心理が生まれ始めている状況だ。「すべての条件が、ビットコインの上昇を示唆している」とSykodelic氏は強気の見解を示した。

ビットコインが直近高値にトライする動きを見せる中、オンチェーン活動・テクニカルからも追い風となる動きが確認されている。本格的な上昇局面に突入するタイミングを確実にとらえられるよう、今後も市場の動きを注視すべき局面だ。

関連: 【今日の仮想通貨ニュース】ビットコイン7万ドル付近で膠着|恐怖心理の中で資金流入継続
関連: ビットコイン7万ドルで膠着──MACDとオンチェーン指標が底打ち示唆

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
ブロックチェーン関連をメインに活動するウェブライター。家庭教師、高校教師を経て英会話スクールの運営に携わるが、2020年、コロナ禍をきっかけにライターに転身。これまでに十数件のメディア・仮想通貨系Youtubeチャンネルの運営に関わる。ファンダメンタル・テクニカル分析を得意とし、自身も仮想通貨トレードで資産運用中。特にブロックチェーンを活用した国際送金やトークン化事業(RWA)に強い関心を持つ。 保有資格:英検準1級
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA