10月30日、暗号資産（仮想通貨）業界で注目のトークンイベントが相次ぐ。イーサリアムのレイヤー2「MegaETH（メガイーサ）」のトークンセールが終了するほか、BNBチェーンのエアドロップ、分散型AIインフラ「GAIB（ガイブ）」の独自トークン発表などがある。

【MegaETH】トークンセール今日まで

イーサリアムのレイヤー2であるメガイーサのトークンセールが本日終了する。販売開始後わずか数分で上限額に達したものの、現在も応募自体は可能で、セールは予定どおり本日22時（日本時間）に終了する。72時間を予定していた販売が異例のスピードで完売となった。

公式Xによると、今から応募して購入できなかった場合でも、メインネット立ち上げ後に行われるキャンペーンへの参加資格が得られるという。返金は自動で行われ、購入結果はセール終了から1週間後に発表予定。シビル攻撃対策を通過した参加者には追加トークン配布の機会も用意されている。

【BNB】総額4,500万ドルのエアドロップ第3弾完了

BNBチェーンは29日、「Four.meme（フォーミーム）」と共同で行っている、総額4,500万ドルのBNBエアドロップの第3弾を完了した。今回は総額2,400万ドル相当のBNBが約4万のウォレットに配布された。

対象となったのはBNBエコシステムを支えるビルダー、トレーダー、クリエイターなどで、残りの1回は2025年11月初旬ごろまでに行われる予定だ。

【GAIB】独自トークン発表！エアドロップも

分散型AIインフラを開発するガイブは29日、独自トークン「GAIB」をローンチすると発表した。現在行われているポイントプログラムで得たポイントは、GAIBトークンに変換されることも明らかにした。

GAIBは、AIの計算に使われるGPUを金融資産として扱うことを目指すプロジェクト。GPUを貸し出して得られる収益を基にステーブルコイン「AID」を発行し、DeFi（分散型金融）で利回りを得られる仕組みを構築する。AI需要の拡大を背景に注目を集めている。

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