Apple、今秋発売のヘッドセットで本格的にメタバースへ参入か

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目次

ついにAppleがメタバースへ本格参入か 複合現実ヘッドセット「Reality Pro」発売

Appleが複合現実ヘッドセット「Reality Pro」を今年のWWDCで発表し、今秋に発売する予定であることを10日、「Decrypt」をはじめとした暗号資産(仮想通貨)メディア各社が報じた。

WWDC(WorldWide Developers Conference)とは、毎年Appleが、主にmacOS・iOSのソフトウェア開発者向けに開催する1990年から続くイベント。このイベントは主に6月に5日間に渡り開催されており、各デバイスの新バージョンやアップデートが発表されるなど毎年規模が大きくなっている。

長らく開発が報じられてきたAppleのヘッドセット。Reality ProはAR/MR/VRなどを体験できるヘッドセット型のデバイスで、Appleがメタバースへ本格的に参入するための布石となるデバイスとみられている。

「xrOS」という専用OSがReality Proには使用されており、サードパーティ製アプリの開発も現在進行中。一部のソフトウェアデベロッパーには実機を提供し動作テストなども行っている模様。Reality Proの価格は3,000ドル程度になるとみられ、これはmeta社のQuest Proの二倍の価格となる。

Appleは現在ヘッドセットの開発に力を入れており、今年のApple製品の多くはマイナーアップデートになると予想されている。

現状、メタバースの定義が人によって様々ではあるがヘッドセットを装着し没入型の体験を得るという、まだまだ一般層へ浸透していない体験が得られるのは大きなことだろう。メタバースではアバターを通して他者とのコミュニケーションやイベントの開催、さらに現実世界と同じように仕事やビジネスで稼ぐ事もでき、教育や医療など多様な分野での利用が進んでいる。

ヘッドセットが無くても体験できるメタバースは数多く存在し、メタバースによって多様な世界観が構築されており機会があれば是非好みのメタバースを探してみてほしい。

metaをはじめ多くの企業がメタバースに参入してきている昨今、Appleが今後Web3やメタバースの分野でどのようなポジションを取っていくのか注目である。

関連:Apple社、App Store外部のアプリを使用許可へ
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参考文献

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この記事を書いた人

Web3関連のブログ運営&Webライターとして活動中。ブロックチェーンの魅力にとりつかれWeb3がもたらす未来にワクワクしながら、日々情報収集するのが趣味。

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