Jupiterを介したマルチなトークン購入に対応
次期米大統領ドナルド・トランプ氏の夫人であるメラニア・トランプ氏は20日、自身初のミームコイン「Melania Meme(MELANIA)」のリリースを公式Xで発表。ドナルド・トランプ氏が同投稿をリポストしたことでも注目が集まっている。
MELANIAはソラナチェーンを基盤とするミームコインの一種だ。同トークンはデジタルコレクションや娯楽目的で発行されており、公式サイトでは「従来の暗号資産(仮想通貨)のような投資機会の提供は意図していない」と明記されている。
トークンの総供給量については明確な言及がないものの、公式サイトにはトークン分布の詳細が公開されている。中でもチームへの分布割合が目立つが、コミュニティや流動性に対しても一定数のトークンが割り当てられている。
- チームべスティング:35%
- トレジャリー:20%
- コミュニティ:20%
- 流動性:10%
- 公開配布:15%
MELANIAトークンの35%が割り当てられるチームべスティングは、段階的にトークンロックが解除される仕組みを採用している。最初の30日間は完全にロックされるが、30日後に総割り当て量の10%が解除。その後、残りの90%は2ヶ月から13ヶ月目にかけて毎月総供給量の約2.25%ずつがロック解除され、13ヶ月目に完全に解除される計画だ。
また、MELANIAはソラナチェーン基盤のDEX(分散型取引所)「Jupiter(ジュピター)」と提携しており、同プラットフォームでのトークン購入に対応している。ユーザーはSOLをはじめとした仮想通貨はもちろん、デビットカードやApple Payを用いてMELANIAを購入できる。
仮想通貨分析サイト「DEXScreener」によると、MELANIAの執筆時点での時価総額は118億円を突破。さらにトークン価格は約11.05ドルとなっており、執筆時点における過去24時間での上昇率は20,000%以上を記録している。
一方で、MELANIAの誕生は、ドナルド・トランプ氏の公式ミームコイン「TRUMP」にも影響を及ぼした可能性がある。20日に70ドルを超えて推移していたTRUMPは、MELANIAが登場したタイミングで約39%の下落を見せた。執筆時点では約47.97ドルあたりで下げ止まっており、徐々にではあるが買い圧力が勢いを取り戻している状況だ。
トランプファミリーが展開する独自のミームコインは、ミームコイン市場のより長期的なトレンドを牽引する可能性を秘めている。MELANIAやTRUMPがどう市場に受け入れられていくのか、今後の動向に注目したい。
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