「ビットコインはゼロになる」検索急増──恐怖指数8、極度の悲観広がる

CPIでビットコインの上値重く、資金も流出に転換=コインシェアーズ分析
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
ヤマダケイスケ
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Highlights
  • 2月、ビットコイン急落に伴い「ゼロになる」「死んだのか」という悲観的検索ワードが増加
  • ゼロになる極端なシナリオよりも、終わったのかという現実的な懸念が市場での関心を集める
  • 値動きとともに投資家心理も冷え込む現在市場、今後悲観的センチメント払拭に至れるか?

ビットコイン価格BTCBTCの急落を背景に2月、「bitcoin going to zero(ビットコインはゼロになる)」という検索ワードが世界的に増加を見せている。Googleトレンドによると、このワードの検索人気度は過去5年間の最大水準に基づいて、「is bitcoin dead(ビットコインは死んだのか)」という強い悲観的関心とともに高まっている。

検索インタレスト
検索インタレスト 出典:Googleトレンド

恐怖と強欲指数は「8」、市場データも悲観センチメントを裏付け

検索インタレストは、一定期間内の最大検索量を100とした相対指数として表示されており、執筆時点では「bitcoin going to zero」が14、「is bitcoin dead」が80となっている。これは、ビットコインが「ゼロになる」という極端なシナリオよりも、「すでに終わったのか」という現実的な疑念の方が市場で関心を集めていることを示唆している。

検索ワードの増加はこれまで、過去の大幅なビットコイン価格下落局面と重なってきた。2022年11月に発生したFTX破綻前後にも、同様の検索急増を示すスパイクが確認されており、価格変動と投資家心理が強く連動していることを示している。

こうした動きについて、SNSユーザーからも「”ビットコインがゼロになる”とこれほど強く確信された局面はこれまでなかった」との声が見られ、市場に広がる悲観的なセンチメントの強さを印象づけている。

市場心理の悪化は、恐怖と強欲指数にも明確に表れている。コイングラスが提供するデータによると、執筆時点での指数は「8」と極度の恐怖が続いている。投資家がリスク回避姿勢を強め、先行きに対して強い悲観を抱いている状態が依然として継続している状況だ。

恐怖と強欲指数
恐怖と強欲指数 出典:コイングラス

検索ワードの急増や指数データは、ビットコイン価格の方向性を決定づけるものではない。だが、悲観的関心の急増は、市場参加者の警戒感や不安の強さを可視化する要素として捉える必要がある。現在広がる極端な悲観的センチメントを市場が払拭できるのか、今後の市場動向についても引き続き注目したい。

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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