イーサリアム財団、新チーム「Platform」設立──L1とL2の連携強化へ

イーサリアム次期大型アップグレード、テストネットで稼働開始
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
水澤 誉往
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Highlights
  • イーサリアム財団が新チーム「Platform」を設立し、L1とL2の関係改善を通じてプラットフォーム全体の強化を目指す
  • ヴィタリック氏が2月にL2戦略見直しを提言、「スケーリング以外の付加価値提供」を要求していた
  • プロトコル開発、統合支援、戦略追跡を通じて機関投資家やビルダーの採用経路を明確化

イーサリアム財団は17日、新チーム「Platform」の設立を公式ブログで発表した。同チームは、レイヤー1(L1)とレイヤー2(L2)の関係を改善し、イーサリアムETHETHプラットフォーム全体を強化することを目的としている。

ヴィタリック氏のL2戦略見直しを受けた動き

今回の発表は、イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が2月4日に示したL2戦略の見直し提言と密接に関連している。ヴィタリック氏は、L2のステージ2(完全な分散化)への進展が予想より遅れていることと、L1自体のスケーリングが進んでいることを受け、L2を「イーサリアムのブランド付きシャード」として扱う従来のビジョンは機能しなくなったと指摘していた。

同氏は「L1はL2を『ブランド付きシャード』として必要としていない。なぜならL1自身がスケーリングしているから」と述べ、L2は単なるスケーリング以外の独自の付加価値を提供すべきだとした。具体的には、プライバシー特化型VM、特定アプリケーション最適化、超低遅延などの差別化要素を挙げ、最低でもステージ1の達成とイーサリアムとの最大限の相互運用性をサポートすべきだと提言している。

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ロールアップ中心戦略から5年、エコシステムの課題に対応

ロールアップ中心のロードマップが提案されてから5年が経過し、イーサリアムL1の周辺には多様なL2チェーンのエコシステムが成長した。初期のロールアップモデルは差別化されたL2ネットワークへと進化し、数百万人のユーザーにイーサリアムのコア特性を拡張している。

しかし発表では、「イーサリアムが成熟するにつれ、システム全体(L1+L2)の独自の能力を完全に活用する一貫したプラットフォームを提供する必要がある」と指摘。L2としての価値提案の強化、L2採用がイーサリアム全体に価値をもたらす仕組みの構築、より安全で非許可型アーキテクチャへのエコシステム誘導、ユーザーや機関にとってのナビゲーションの簡素化が課題として挙げられた。

Platformチームは、プロトコル開発、プロトコル統合、戦略とトラッキングの3つの柱で活動する。プロトコル開発では、エコシステム全体を強化する製品主導のR&Dを実施し、エコシステムのニーズをプロトコルロードマップとフォーク計画に反映させる。

プロトコル統合では、ビルダーや機関投資家に対し、プロトコル、ロードマップ、技術統合に関するガイダンスを積極的に提供。戦略とトラッキングでは、L1とL2戦略全体でポジティブなフィードバックループを確保し、ネットワークの健全性を追跡するメトリクスや公開ダッシュボードを通じてエコシステムの可視性を向上させる。

発表では「L2の採用がイーサリアムのコア特性とETHを強化し、L1の成長がL2により強力な基盤を提供する」という相互強化の仕組みを目指すとしている。同チームは今後、コミュニティと連携しながら主要イニシアチブを加速させる方針だ。

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株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。 2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書
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