Hyperliquid(HYPE)、気になる今後の相場は?仮想通貨チャート分析

廣野倭佳菜
23 Min Read

仮想通貨チャート分析

Hyperliquid(HYPE):トークン発行から高騰続く、初バブルで上昇期待高まる

Hyperliquid(ハイパーリキッド)は、独自のHyperliquidチェーン上に構築されているDEX(デリバティブ取引に特化した分散型取引所)で、11月29日に初期貢献者等に対してネイティブトークン「HYPE」のエアドロップを実施した。バブル相場と相まって、エアドロップから高騰を続けており、上昇の期待が高い銘柄の一つとして注目されている。

Hyperliquid(HYPE USD) 4時間チャート分析 2024年12月18日
Hyperliquid(HYPE) 4時間足分析 2024年12月18日

先週水曜日12月11日ごろから上昇トレンドを形成し始め、現在も上昇平行チャネルの内で推移を続けている。トークン発行からわずか数週間で約200%程度価格が上昇している。現在価格は28ドル付近で取引されている。トレーダー達の注目度も高く、出来高も大きくなってきていることから今後も上昇する期待感が高まっている。

Hyperliquid(HYPE USD) 1時間チャート分析 2024年12月18日
Hyperliquid(HYPE) 1時間チャート分析 2024年12月18日

1時間足では上昇平行チャネルの高値を結んだ線、安値を結んだ線、半値ラインがサポートラインとして機能していることが確認される。

現在ローソク足は下限線にタッチしている状態で、下限線付近でのプライスアクションが注目される相場感になっている。サポートされた場合は再びチャネルの半値ラインか上限線付近を目指して上昇すると推測される。反対に下落した場合は、前回サポートとして機能した価格である24.30ドル付近か、長期移動平均線でサポートされる可能性が高いと推測される。

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ビットコイン(BTC):長期目線では上昇トレンド継続中、短期的には一旦調整相場か

ビットコイン(BTCUSD) 日足チャート分析 2024年12月18日
ビットコイン 日足チャート分析 2024年12月18日

昨日17日ビットコイン市場は変化の少ない相場だった。前日比+0.06%で、長い上ヒゲを伴った実体の短い陽線で確定した。ローソク足は依然として上昇平行チャネル内を推移しており、100,000ドル以上の価格を維持している。現在は105,300ドル付近で取引が行われている。

ビットコイン(BTCUSD) 4時間足チャート分析 2024年12月18日
ビットコイン 4時間チャート分析 2024年12月18日

4時間足では、上昇平行チャンネルの高値を結んだラインで抵抗されたことが確認され、現在は短期移動平均線でサポートされるかが注目されている。短期移動平均線の下には、上昇平行チャネルの半値ラインと2024年12月5日に記録された前回高値が104,000ドル付近に控えているため、サポートされる可能性が高いと推測される。4時間ではMACDがダイバージェンスを引き起こしており、RSIは75付近で頭打ちになった後、現在60付近まで下落していることから、短期足レベルでは調整相場になりやすいことを示唆していると考えられる。

長期目線では依然として上昇トレンドを形成しているため、平行チャネルを下抜けない限りは、しばらくはホールドを検討しても良さそうな相場感であると推測される。

イーサリアム(ETH):4000ドルの壁に再チャレンジ中

イーサリアム(ETH USD) 日足チャート分析 2024年12月18日
イーサリアム 日足チャート分析 2024年12月18日

イーサリアムは、昨日の取引で2.34%下落した。最高で4041.82ドルを記録したが、4000ドルの強力な壁に阻まれ、現在は再び3870ドル付近を推移している。

イーサリアム(ETH USD) 4時間足チャート分析 2024年12月18日
イーサリアム 4時間足チャート分析 2024年12月18日

4時間足では、3845ドル付近がサポートとして機能していることが確認できる。一部では4000ドル付近で分厚い売り板があると言われていたため、機関投資家たちが売りを仕掛けていたことによる下落が発生した可能性がある。以前から非常に強く意識されている4000ドル付近を突破した場合は、損切りを巻き込んで上昇平行チャネルの上限値付近である4600ドル付近まで上昇しやすいと推測され、さらにその後も史上最高値の4868ドル付近を目指しやすい展開になると推測される。反対に売り圧力が予想以上に強まり、平行チャネルを割って3550ドル付近まで下落した場合は、ダブルトップが形成されるため、上昇の勢いが衰える可能性が高まると考えられる。

ライトコイン(LTC):過去サイクル通り上昇してバブル相場になるか?

LitecoinはPeer to Peer型の仮想通貨で、ビットコインから派生した初期のあるとコインであるため、2018年と2021年のバブル相場を経験している。今回のバブル相場においても同様に大きな価格の上昇が期待されている。

Litecoin(LTC USD)週足チャート分析 2024年12月18日
Litecoin 週足チャート分析 2024年12月18日

週足では、緩やかな平行チャネルを形成しており、現在価格は平行チャネルの¼ライン付近を推移している。2018年と2021年のバブル相場では最高で上昇平行チャンネルの上限付近まで上昇しているため、今回も同じような値動きをする場合、長期目線ではまだお買い得な価格帯を推移していると考えられる。

移動平均線は、短期移動平均線が中期移動平均線をわずかに上抜けており、今後も上昇を続けた場合、ゴールデンクロスが出現する可能性が高いと考えられる。

Litecoin(LTC USD)日足チャート分析 2024年12月18日
Litecoin 日足チャート分析 2024年12月18日

日足では、アメリカ大統領選挙後強い上昇トレンドが発生しており、短期移動平均線に支えられながら上昇を続けている。12月9日、ビットコインがフラッシュクラッシュを経験した日にLitecoinも約20%程度大きく下落した。しかしそれによって、ローソク足と移動平均線の乖離幅が解消され、相場、再び上昇しやすい環境が整った。現在、直近の目標は前回高値である147ドル付近であると推測され、これは月足レベルの平行チャネルの0.25%ラインと重なるため、上抜けに成功すればさらに価格は上昇しやすくなると推測される。

関連チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
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使用インジケーター

  • トレンドライン 
    • 月足:白 週足:黄色 日足:緑 4時間足:赤 1時間足:青
  • 水平線 
    • 最高値or直近高値:ピンク 
    • 最安値or直近高値:水色 
    • レジサポライン:紫
  • SMA(単純移動平均線)
    • 短期(25日):青 
    • 中期(50日):赤
    • 長期(200日):緑
  • ボリンジャーバンド
    • 30SMA

使用オシレーター

  • MACD、RSI、出来高

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仮想通貨やFX、AI系について執筆活動をするWebライター。海外留学中に為替をはじめとした金融マーケット情報に興味を持ち、2023年に仮想通貨とFX業界に参入。市場動向を常に追いかけ、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析を両方取り入れた市場解析やシナリオ構築が得意。
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