英レボリュート、英国正式銀行に──最大12万ポンドまで預金保護

レボリュート、偽の政府照会に応じ顧客データ流出──身分証とBTC履歴が一体で
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
ヤマダケイスケ
2 Min Read
Highlights
  • 11日、英フィンテック大手レボリュートが英国で正式なライセンスを持つ銀行になったことを発表
  • 新規顧客向け銀行口座は来週から段階提供を開始予定、既存顧客も順次銀行口座へ移行する見通し
  • 預金は英国の預金保護制度FSCSの対象となり、1人あたり最大12万ポンドまで保護される見込み

英国のフィンテック大手レボリュートは11日、英国で正式なライセンスを持つ銀行となったことを発表した。同社はこれを受け、英国での銀行サービス提供を段階的に拡大していく方針を示している。

既存顧客は順次銀行口座へ移行、アプリやカードは継続利用可能

同社によると、新規顧客向けの銀行口座は来週から段階的に提供される予定としている。既存顧客については、銀行口座への移行開始時期が個別に通知される見通しで、移行期間中もアプリやカードは従来どおり利用できるという。

また、銀行化に伴い預金は英国の預金保護制度である「Financial Services Compensation Scheme(FSCS)」の対象となる見込みだ。対象となる預金は、1人あたり最大12万ポンド(約2,550万円)まで保護される。

なお、普通預金口座の資金は提携する第三者銀行に預けられる。FSCSの保護上限は、その提携銀行における適格預金の合計額に対して適用される仕組みとなっている。

レボリュートは今回のライセンス取得により、今後さらに多くの銀行機能を提供できるようになると説明。今後のアップデートに注目するようSNSユーザーへ呼びかけた。一方で、同社は国によって提供するサービスや機能が異なることにも触れ、すべての国で銀行として営業しているわけではないと説明している。

今回の発表は、同社が掲げる「グローバル銀行」構想の一環とみられる。レボリュートは5日、米国で銀行免許取得を目指して申請を提出したことを明らかにしている。

米国で免許取得が実現した場合、金融サービスの管理をエンドツーエンドで自社内に統合できるようになり、製品開発や機能追加のスピード向上につながる可能性があると同社は説明していた。

米国での免許取得申請に続く英国での銀行サービス開始は、同社の銀行事業拡大に向けた重要な進展といえる。今後、各国での免許取得が進めば、同社の金融サービスは国境をまたぐ形でさらに拡大していく可能性がありそうだ。

関連:英フィンテック大手、米国銀行免許を申請──「世界初のグローバル銀行」構想を前進
関連:フィンテック企業「Revolut」、仏に10億ユーロ出資──パリに西欧本社を新設へ

※価格は執筆時点でのレート換算(1ポンド=212.7円)

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA