ビットコイン、11万ドルへ復帰──日足HMA突破で最高値更新か【仮想通貨チャート分析】BTC、ETH、XRP、SOL

JinaCoin編集部
30 Min Read
本日の分析ポイント
  • ビットコイン(BTC):11万ドル突破なら最高値更新シナリオも視野
  • イーサリアム(ETH):急騰後の押し目形成に注目、反発で2,730ドルも視野
  • リップル(XRP):1時間足長期HMAを割らず日足中期HMAを突破できるか
  • ソラナ(SOL):日足雲上抜けが鍵、上昇継続なら165ドルも
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ビットコイン(BTC)チャート分析

ビットコイン(BTC)-日足チャート分析-2025年6月10日
ビットコイン日足チャート 2025年6月10日
ビットコイン(BTC)-4時間足チャート分析-2025年6月10日
ビットコイン4時間足チャート 2025年6月10日
ビットコイン(BTC)-1時間足チャート分析-2025年6月10日
本日のエントリーポイント
  • エントリー方向:ロング(短・中期目線)
  • エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
    • 4時間足長期HMAを下回らない状態で1時間足長期HMA付近で反発
  • 利確目安:(チャート上Ⓑ)
    • 日足中期HMA付近
  • 損切り目安:
    • 1時間足長期HMA直下、もしくは4時間足長期HMA直下

ビットコイン(BTC)は現在、109,900ドル付近を推移している。前日には1時間足一目均衡表雲を起点とする強い上昇が見られ、レジスタンスラインとなっていた107,000ドルを突破。その際、4時間足中期HMAやボリンジャーバンドアッパーバンドを伴ってエクスパンションが発生し、相場の勢いは大幅に強まった。結果として、110,000ドルも突破し、現在は日足中期HMA付近で一旦上昇が抑えられている状態である。

相場は短中期的に強気トレンドを形成しているが、直近の値動きではボリンジャーバンドアッパーバンド(4時間足)を突き抜けており、短期的な調整局面が想定される。特に11万ドルを明確に維持できない場合、一旦押し目を作る展開に移行する可能性が高い。

押し目の有力な水準としては1時間足長期HMAが挙げられる。ここで価格が反発するようであれば、短期的な調整を経て再び上昇トレンドへ戻る可能性が高い。ただし、4時間足長期HMAを下回った場合は、一旦戦略の見直しが必要となる。目先の利確目標としては、現在上値を抑えている日足中期HMA付近が意識される水準である。

中長期的な視点では、現在抑えられている日足中期HMAを価格が上抜けるかどうかが重要な分岐点となる。直近の上昇が急騰型だったことを踏まえると、今後は一時的な調整を経て、上昇余力を蓄える展開になるだろう。適切な押し目を経た後には、再び上値を試す動きが出てきてもおかしくはなく、最高値更新の可能性も視野に入ってくる局面である。

イーサリアム(ETH)チャート分析

イーサリアム(ETH)-日足チャート分析-2025年6月10日
イーサリアム日足チャート 2025年6月10日
イーサリアム(ETH)-4時間足チャート分析-2025年6月10日
イーサリアム4時間足チャート 2025年6月10日
イーサリアム(ETH)-1時間足チャート分析-2025年6月10日
イーサリアム1時間足チャート 2025年6月10日
本日のエントリーポイント
  • エントリー方向:ロング(短期目線)
  • エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
    • 1時間足短期HMAで反発
  • 利確目安:(チャート上Ⓑ)
    • 4時間足長期HMAもしくは2,730ドル
  • 損切り目安:
    • 1時間足短期HMA直下

イーサリアム(ETH)は現在、2,700ドル付近を推移している。直近ではレジスタンスラインとして機能していた2,550ドルを明確に突破し、急騰する展開となった。この上昇は4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴っており、勢いの強さが裏付けられている。現状、価格は4時間足長期HMAの上抜けに挑戦する動きとなっている。

この急騰によって相場の地合いは一気に強気へと傾いたが、直上には中長期レンジの上限である2,730ドル付近の強いレジスタンスラインが控えている。また、価格は既に4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドに到達しており、短期的には一旦調整の動きが入る可能性が高い。

押し目候補としては1時間足短期HMAが挙げられ、ここでの反発が確認されれば再度上昇し、2,730ドル付近までの値動きが想定される。ただし、1時間足短期HMAを割り込んだ場合は、1時間足中期HMAまでの調整が発生する可能性があるため注意が必要だ。

さらに中長期的な視点では、1時間足長期HMA付近まで押し目を形成しながら再度上昇に転じた場合、日足中期HMA付近までの上昇が期待できる。もしこの流れで上昇の勢いが継続するならば、次の上値目標として2,850ドルが視野に入ってくるだろう。

リップル(XRP)チャート分析

リップル(XRP)-日足チャート分析-2025年6月10日
リップル日足チャート 2025年6月10日
リップル(XRP)-4時間足チャート分析-2025年6月10日
リップル4時間足チャート 2025年6月10日
リップル(XRP)-4時間足チャート分析-2025年6月10日
リップル4時間足チャート 2025年6月10日
本日のエントリーポイント
  • エントリー方向:ロング(短・中期目線、非推奨)
  • エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
    • 1時間足長期HMAを割らない状態で、押し目形成後日足中期HMAを上抜け
  • 利確目安:(チャート上Ⓑ)
    • 2.36ドル付近
  • 損切り目安:
    • 日足中期HMA直下

リップル(XRP)は現在、2.30ドル付近を推移している。前日には4時間足長期HMA付近から上昇し、現在は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドおよび日足中期HMA付近まで到達した状態である。上値はやや重く、ここでの反発力が注目される局面にある。

4時間足および日足のMACDは引き続き上昇圧力を示しており、地合いとしては強気の傾向が感じられる。ただし、価格は依然として日足一目均衡表雲の中にあり、ボラティリティが高まりやすい環境下にあるため、突発的な値動きへの警戒は怠れない。

短中期的には、1時間足長期HMAを割り込まない範囲で押し目を形成し、日足中期HMAを明確に上抜けたタイミングがエントリーの好機となる。上抜け後は、2.36ドル付近までの上昇が見込まれる。一方で、損切りは日足中期HMA直下に設定し、リスク管理を徹底したい。

中長期的な視点では、日足中期HMAを上抜けたとしても、上値には日足一目均衡表雲上端という抵抗帯が控えている。ここを明確に突破し、雲を抜けて上昇トレンドを強めるようであれば、次の注目ラインは日足長期HMAもしくは2.48ドル付近となる。現時点では雲の内部にあるため、無理に短期を狙うよりは、雲を上抜けた後の展開に注力した戦略がより合理的である。

ソラナ(SOL)チャート分析

ソラナ(SOL)-日足チャート分析-2025年6月10日
ソラナ日足チャート 2025年6月10日
ソラナ(SOL)-4時間足チャート分析-2025年6月10日
ソラナ4時間足チャート 2025年6月10日
ソラナ(SOL)-1時間足チャート分析-2025年6月10日
ソラナ1時間足チャート 2025年6月10日
本日のエントリーポイント
  • エントリー方向:ロング(短・中期目線、非推奨)
  • エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
    • 1時間足一目均衡表雲、1時間足長期HMAを下回らない状態で押し目形成後、4時間足長期HMAを上抜け
  • 利確目安:(チャート上Ⓑ)
    • 163.5ドルから165ドル付近
  • 損切り目安:
    • 4時間足長期HMA直下

ソラナ(SOL)は現在、159.50ドル付近を推移している。昨日午後からは短期的な上昇が続いていたが、上昇は日足一目均衡表雲上端および4時間足長期HMA付近で頭打ちとなり、上値が重い展開に移行している。

現状、日足一目均衡表雲の中に価格があるため、全体としては方向感に欠けやすく、やや不安定な地合いとなっている。ただし、4時間足および日足のMACDは共に上昇傾向を示しており、今後押し目を形成した後に再び上昇に転じる動きとなる可能性がある。

エントリーポイントとしては、1時間足一目均衡表雲や1時間足長期HMAを割り込まない範囲で押し目を作ったのち、4時間足長期HMAを明確に上抜けしたタイミングが有力と考えられる。この場合、上値のターゲットはレジスタンスラインとして意識される163.5ドルから165ドル付近が目安となるだろう。

さらに中長期的な視点では、今回の上昇が日足中期HMAと日足一目均衡表雲をともに突破するかどうかが重要な分岐点となる。両者を明確に上抜けできた場合、相場は長期的な上昇トレンドへと転換する可能性があり、次の目標値は179ドル付近まで広がる展開が想定される。

関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連:ビットコイン反発、短期下落トレンドを一時否定──107,000ドルが次の焦点か【仮想通貨チャート分析】BTC、ETH、XRP、SOL

チャート設定(使用インジケーター一覧)
  • ハル移動平均線
    • 20EMA:ピンク(短期HMA)
    • 80EMA:水色(中期HMA)
    • 320EMA:緑(長期HMA)
  • ボリンジャーバンド
    • 1時間足:期間200、偏差2.5
    • 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
  • 一目均衡表(雲のみ表示)
    • 転換線:9
    • 基準線:26
    • 先行スパン:52
  • ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
    • 短期EMA:9
    • 長期EMA:17
    • シグナル:7

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