- ビットコイン(BTC):4時間足雲上端と日足中期HMAで押し目形成に注目
- イーサリアム(ETH):日足短期HMA下抜けで短期下落継続の可能性
- リップル(XRP):1時間足中期HMA上抜けなら再び2.65ドルへ
- ソラナ(SOL):押し目完了なら190ドルを目指す動きも視野
ビットコイン(BTC)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中長期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足一目均衡表雲上端、もしくは日足中期HMA付近を起点に上昇に転換
- 1時間足長期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 110,000ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMAを下抜け
ビットコイン(BTC)は、前日13日23時ごろに1時間足一目均衡表雲を下抜け、4時間足長期HMA(約102,000ドル付近)まで下落。これは日足上昇トレンド中の押し目形成と考えられる。
現状、日足中期HMAとの乖離もあるため、心理的節目の10万ドルを下限に、4時間足一目均衡表雲上限~日足中期HMA付近(97,900~100,000ドル)まで調整する可能性が高い。短期的には1時間足一目均衡表雲下端が上値を抑えており、横ばいかやや下落が続く構図である。
中長期では、4時間足一目均衡表雲または日足中期HMAを起点とした反発から、1時間足長期HMAを上抜ければ上昇再開の可能性がある。その場合、105,000ドル、最終的に110,000ドル付近までの上昇が視野に入るだろう。
イーサリアム(ETH)チャート分析



- エントリー方向:ショート(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 日足短期HMAを下抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 4時間足長期HMA付近
- 損切り目安:
- 日足短期HMA直上、もしくはエントリー時点の直近安値
イーサリアム(ETH)は、前日に2,600ドルのレジスタンスを試す動きを見せたものの、日足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近に位置しており、長期的には買われすぎの状態が確認される。そのため現在は、短期的な調整が入りやすい局面にあると判断される。
特に注目すべきは日足短期HMAであり、買われ過ぎの解消を目的とした値動きから、今後このラインを下抜ける可能性が高い。日足短期HMAを下抜ければ、短期的な下落トレンドに転換し、ターゲットとしては4時間足長期HMA(約2,100ドル付近)までの下落が想定される。
中長期では、現在の価格が日足中期HMAから大きく上方へ乖離しており、相場が一定の調整を必要とする状態にある。仮に下落が進めば、4時間足一目均衡表雲に価格が入り込み、深めの押し目形成となる可能性が高まる。その後、押し目完了から再び上昇に転じれば、2,850ドル付近を目指す上昇が期待できるだろう。
リップル(XRP)チャート分析



- エントリー方向:ロング(短期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 1時間足長期HMAを起点に上昇し1時間足中期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 2.65ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足中期HMAを価格が下抜け確定
リップル(XRP)は、前日に2.65ドル付近まで大きく上昇したが、その際に日足ボリンジャーバンドアッパーバンドを大きく突き抜けたことで、短期的な買われすぎとなり、現在は反発下落の動きが出ている。
現状では、1時間足長期HMAがサポートとして機能し、価格の下落を一時的に止めている状態にある。ここから1時間足中期HMAを上抜けることができれば、短期的には再び2.65ドル付近までの上昇が期待できるため、押し目からのロングを狙う戦略が有効と判断される。
中長期では、今回の上昇の押し目形成局面に入っている可能性があり、下値の目安としては4時間足長期HMAが意識される水準となる。仮にこの押し目が機能し再度上昇へ転じた場合、次のターゲットとしては日足長期HMAの明確な上抜けが視野に入る展開もあり得る。
ソラナ(SOL)チャート分析



- エントリー方向:ロング(中期目線)
- エントリーポイント:(チャート上Ⓐ)
- 4時間足長期HMAで反発後上昇トレンドを形成しながら1時間足長期HMAを上抜け
- 利確目安:(チャート上Ⓑ)
- 190ドル付近
- 損切り目安:
- 1時間足長期HMAを下抜け、もしくはエントリー時点での直近安値
ソラナ(SOL)は、180ドルのレジスタンス突破に失敗し、短期的には下落局面にある。現在の下落は、日足ボリンジャーバンドアッパーバンドに価格が到達したことによる買われすぎの反動と考えられる。
現状、価格は4時間足長期HMA付近への接近を見せており、この水準で反発し、1時間足長期HMAを明確に上抜けてくるようであれば、上昇トレンド再開のサインとなる。中期的には、この押し目から再び上昇に転じた場合、190ドル付近までの上昇が期待できる。
ただし、日足中期HMAとの乖離が大きい状態にあるため、4時間足長期HMAを明確に下抜けるような展開となれば、161ドル付近を下限として日足中期HMA付近まで深めの押し目形成に移行すると推測する。
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- ハル移動平均線
- 20EMA:ピンク(短期HMA)
- 80EMA:水色(中期HMA)
- 320EMA:緑(長期HMA)
- ボリンジャーバンド
- 1時間足:期間200、偏差2.5
- 4時間足・日足:期間50、偏差2.5
- 一目均衡表(雲のみ表示)
- 転換線:9
- 基準線:26
- 先行スパン:52
- ・MACD(クリスマニング氏の設定値)
- 短期EMA:9
- 長期EMA:17
- シグナル:7