Nexoとは?年利16%仮想通貨レンディングの特徴や安全性、評判を解説

JinaCoin編集部
59 Min Read

当記事ではレンディングサービスを提供する「Nexo(ネクソ)」の特徴や安全性を解説します。

NexoのレンディングサービスはUSDTの場合、最大年利16%と他のレンディングサービスと比較して高いのが特徴です。

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関連:Nexoの使い方完全ガイド

Nexo(ネクソ)は仮想通貨レンディングに特化した取引所

Nexoのレンディングサービス概要

レンディング金利3〜16%
貸出可能通貨法定通貨・ステーブルコイン・仮想通貨
借り入れ金利0%〜13.9%
借り入れ可能金額50ドル〜200万ドル
借り入れ可能通貨法定通貨 40種類以上 USDT・USDC
預入担保可能通貨仮想通貨40種類以上
出金手数料無料
入金手数料無料

Nexo(ネクソ)はヨーロッパフィンテック企業大手のCredissimoを母体とする世界最大級の仮想通貨レンディング会社です。

仮想通貨レンディングサービスとは?
仮想通貨レンディングサービスとは、仮想通貨を預けると、運営会社が預かった仮想通貨を貸し出して利息を得て、その利息を預けた人に分配するサービスです。

Nexoはこの仮想通貨レンディングに特化した企業と言ってよいでしょう。そして、Nexoの仮想通貨レンディングサービスの最大の特徴が最大16%の年利がもらえる事です。

現在、銀行の金利は0.001%程度、ATMで出金しただけでマイナスとなる金利と比べると、最大16%の金利の凄さがわかります。しかも、誰でも簡単に利用できるため「仮想通貨は持っているだけ」「仮想通貨を安全に運用したい」方にはうってつけのサービスになります。この記事ではこのレンディングサービス最大手「Nexo」の安全性やサービス、使い方を徹底解説していきます。

Nexoの安全性

Nexoの安全性については「母体であるCredissimoの大きさ」「資産の保管状況」「資産の監視体制」の3点から推しはかることができます。以下でこの3点の詳細と口コミの評価を紹介していきましょう。

母体であるCredissimoの大きさ

Credissimoは、2007年にブルガリアで設立され、現在は、ブルガリア、ポーランド、スペイン、コロンビア、マルタ、マケドニアに拠点を拡大しています。

こちらのページからCredissimoの概要が確認できます。

2017年には、フォーブスマガジンのビジネスアワードで、イノベーション部門とサービス部門で賞を受賞した企業でもあります。また、監査法人のDeloitteとBaker Tillyの2社によって監査され、財務諸表はIFRS(国際会計基準)によって作成されています。このような企業がバックボーンのNexoは企業基盤としては十分安全と言えるでしょう。

資産の保管状況

Nexoに預けられた資産は、400億以上の資産を預かっている全米大手カストディ(保管)サービス企業BitGOのウォレットを使用して保管されています。

BitGOとは?
アメリカ・カリフォルニアに本社を構え、仮想通貨ウォレットやカストディ(保管)サービスを提供している企業。
現在は、世界中のBitcoin取引の20%以上を処理しており、50カ国以上の世界の暗号資産取引所や機関投資家を顧客とし、ゴールドマン・サックスや、ギャラクシー・デジタル・ベンチャーズなどの支援を受けています。

その他Ledgerなどさまざまなセキュリティー・保管会社とも提携しており、最高775百万ドルの預金保険を提供しています。

Nexo提携保管業務

更にウォレットが万が一ハッキングされた場合についても、世界最大の保険会社ロイズ・オブ・ロンドンが提供する最大1億ドルの保険が適用されるようになっています。

資産の監視体制

Nexoの監査法人は、全米最大規模の会計事務所Armaninoの監査を受けており、保有資産はリアルタイムで確認することができます。

Nexo資産監視

また、セキュリティーシステムについては、2019年に、ISO/IEC27001の認証を受けています。

ISO/IEC 27001とは?
ISO/IEC 27001は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格です。
・機密性(Confidentiality)
・完全性(Integrity)
・可用性(Availability)
上記3つをバランスよく維持し、且つ改善できる企業に与えられる資格となります。

このように多方面から安心して大切な仮想通貨を預けられる体制をNexoは持っていると言えます。

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Nexoの評判・ウワサ

【速報】仮想通貨レンディング大手のNexoはスリーアローズキャピタル(3AC)へのエクスポージャーが0ドルであると発表 つまり、Nexoは3ACが破綻しても無事。 ※エクスポージャーとは、特定のリスクにさらされている金額や残高のこと。今回の場合、3ACに資産を一切貸し出していないということになる。   @SOU_BTC ーXより引用

【仮想通貨レンディング Nexo 】

📌6月貸出結果📌
✅ 返還BTC:約3万円
✅ 累計NEXO:約257円
👉返還+6月積立BTC(合計約4万円)貸出
👉獲得NEXO追加貸出

✅ BTC 年利6.5%,1ヶ月
(⚠️NEXO受取+2%)
✅ NEXO 年利12%,1年

・5月積立BTCはビットレンディングで年利25%で貸出中

@kame_iland ーXより引用

アメリカドル同等の通貨を預けるだけで年利10%でしかも複利運用 毎日複利なので少しずつ貰える額が上がる すごいのがいつでも通貨を引き出せるということ 複利の力は恐ろしく、毎月2万円を10年間10%で複利運用すると10年後は約410万(元金240万円)になる

@WaveNurseman ーXより引用

日本人仮想通貨ホルダーの利用も多く評判は上々のようです。一方、Nexo破産のウワサも流れました。

NEXO破産のFAKEが出回っテンネ👦⚠️

こんな内容だったけども⇩

出金依頼を一時停止

引き出し要求を一時停止

※ソース元は消えテンネ⚡️⚡️⚡️

@okkucrypto ーXより引用

ただこれはフェイク情報だったようです。

ウワサ評判はある程度の指標となりますが、完全に信じないことが重要と言える出来事ですね。

Nexoの特徴・サービス

ここではNexoの特徴やサービスを次の内容で解説していきます。

Nexoは仮想通貨「Nexo」を保有するとおトク

Nexoでは、Nexoトークンという独自トークンを発行しています。このNexoトークンはNexoでレンディングする際には保有することが必須と言える仮想通貨です。具体的には、Nexoトークンを持つことで以下のメリットが発生します。

Nexoトークンを持つメリット

  • 資産に対しての保有比率によってロイヤリティーレベルが上がる。
  • 金利の受け取りをNexoトークンにすると2%上乗せされる。
  • 仮想通貨を引き出す際の手数料が無料(ロイヤリティーレベルにより最大5回まで)
  • ガバナンス投票に参加できる。(前回のガバナンス投票で配当金よりも年利12%の日払いが好ましいという結果に)

NexoはNexoトークンで預け入れもできますから、仮想通貨の価格が低迷している今のうちにNexoトークンに換金してNexoトークンを預け入れる等を検討しても良いでしょう。詳しいメリットの詳細は次から逐次解説していきます。

最大16%の年利を獲得できる

Nexoの最大の特徴である16%の年利ですが、必ず貰えるわけではなく預入方法などで変わってくる部分です。しかし、通常の預入でもBTCで3%の年利と非常に高い利回りなことは確かなのですね。

金利を上げるコツはNexoのガバナンストークンである「Nexoトークン」を利用することです。やり方は簡単で、「金利をNexoトークンで受け取る」「Nexoトークンの保有量を上げる」の2点を行うだけです。後ほど金利を上げる方法を具体的に紹介します。

ここでは「預け入れる通貨による金利」および「ロイヤリティレベルによる金利の違い」を紹介します。

預け入れる通貨による金利

Nexoは現在44種類の通貨を預け入れることができます。その中の主な通貨の金利は以下のようになっています。

通貨種類年利(FLEX)年利(固定1ヶ月)
Nexoトークン4%9%(3ヶ月)12%(12ヶ月)
BTC3%4%
ETC4%5%
XRP4%5%
BNB4%5%
MATIC10%12%
SOL4%5%
ステーブルコイン8%

※ステーブルコイン:USDT・USDC・USDP・TUSD・DAI

Nexoは通常の預入(FLEX)よりも期間をロックした預け入れの方が年利がお得になります。また、Nexoトークンで金利を受け取ると、さらに2%金利がUPする仕様となっています。

最新の金利状況は下記公式サイトから確認してください。

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ロイヤリティレベルによる金利の違い

Nexoは「Nexoトークンの保有量(ポートフォリオ内の比率)」によってロイヤリティレベルが変化し金利が上がる仕様となっています。Nexoトークン保有量によるロイヤリティレベルは次のようになっています。

ロイヤリティーレベルベーシックシルバーゴールドプラチナ
ポートフォリオ内のNexoトークン比率Nexoトークン1%保有Nexoトークン1%〜5%保有Nexoトークン5〜10%保有Nexoトークン10%以上保有
仮想通貨金利4%4.25%4.5%5%
法定通貨金利4%4.25%5%6%
ステーブルコイン金利8%8.25%9%10%
Nexoトークン4%4%4%4%
Nexoボーナス0%+0.25%+1%+2%

ロイヤリティレベルの特徴が「ポートフォリオ内のNexoトークン比率」で変わってくる点です。つまり、保有の絶対量ではなく少ない金額でもNexoトークンの比率が高ければ金利がUPするわけです。

また、NEXOトークンが大きく上昇すれば、想定以上の金利を得ることも可能です。そのため、Nexoのレンディングサービスを利用する場合はNexoに換金して預け入れるのがおトクな運用方法と言えます。

配当は日払い制

Nexoの特徴の一つとして、配当が日払い制ということがあげられます。日払いで配当をもらうことで、元本が即時に増え、それをもとに利息が計算されますので複利の効果を活かすことができます。

金利の計算方法は?

日払いの金利は、元本✕(年利/365)で計算されます。

支払い例:100万円分のBTCを預けた場合の1日の利息(相場変動は考慮せず)

◆ロイヤリティーレベルベーシックで期間固定にしない場合
年利3%のみ・支払いはBTC
100万✕(3/365)=100万✕0.008219%=82.19円

◆ロイヤリティーレベルベーシックで1ヶ月固定
年利4%・支払いはNexo (ベーシックだとNexo支払いでも+0%)
100万✕(4/365)=100万✕0.001095=109.5円

◆ロイヤリティーレベルプラチナで期間固定にしない場合
年利3%・プラチナ+1%・支払いはBTC
100万✕(4/365)=100万✕0.001095=109.5円

◆ロイヤリティーレベルプラチナで1ヶ月固定
年利4%・プラチナ1%・支払いはNexo+2%
100万✕(7/365)=100万✕0.019178=191.78円

每日この金額が振り込まれ元本が増えていくため、複利の効果が生かせます。

手数料は無料

Nexoでは、取引に関わるさまざまな手数料が無料です。

手数料無料の取引

  • トランザクション・ガス手数料
  • 流動性供給手数料
  • スワップ手数料

出金については、ロイヤリティーレベルによりますが、ベーシックでも月1回、プラチナレベルになると月5回まで手数料が無料になります。

ロイヤリティーレベルベーシックシルバーゴールドプレミアム
出金無料回数月1回月2回月3回月5回

また、いつでも解約でき手数料もかかりません。Defiなどを使っていると、トランザクションやガス手数料などが意外とかかるため、それらが無料なのはかなり魅力的です。

預けた資産を担保に借り入れも可能

Nexoでは、預けた仮想通貨を担保にして借り入れをすることもできます。

貸付条件

  • 初期手数料なし
  • 信用調査なし
  • 月々の返済なし
  • 50ドル〜200万ドルの間で借入可能

借入額の割合によってはプラチナクラスでは利息0%からの融資も可能です。

ロイヤリティーレベル貸付利息※LTV20%以下の利息
ベーシック13.9%
シルバー12.9%
ゴールド8.9%1.9%
プラチナ6.9%0%

※LTV(ローン・トゥ・バリュー)預入担保に対する借入額の割合

ただし、預けている仮想通貨は変動が激しいため、無理のない範囲での借り入れをおすすめします。

Nexo カード を発行(一部地域のみ)

Nexoでは、新しい取り組みとして2022年4月にNexoCardの発行を発表しました。現在のところ使えるのは、ヨーロッパのみのようですが今後拡大が期待できます。

NexoCardの特徴

  • 仮想通貨を担保にして支払いに当てられる
  • 買い物やATMの引き出しに応じて仮想通貨を獲得できる
  • Apple Pay、Google Payでも使える

このように便利そうなカードのため、気づかず使いすぎてしまいそうですが、ぜひアジア圏でも使えるようにしてほしいものです。

関連:Nexoの使い方完全ガイド

Nexoに関するよくある質問(Q&A )

最後に本サイトへの問合せの中からNexoに関する質問をpickupしQ&A方式で回答していきます。

Q
レンディングとステーキングの違いはありますか?
A

レンディングとステーキングは仮想通貨を預け入れ、金利をもらう点では同じです。

ですが、まず目的が違います。

  • レンディング:預け入れた仮想通貨を他に貸付け、貸し付けで得た金利を預け入れしたユーザーに還元
  • ステーキング:PoSネットワークの承認のために使われ、承認に携わった報酬がユーザーに支払われる

つまり、レンディングは企業に預ける、ステーキングは企業を通してブロックチェーン上に預けると考えると良いでしょう。

また、一般的な傾向は以下の表のようになります。

特徴レンディングステーキング
保有枚数制限あり制限なし
保有期間固定変動
報酬固定変動
対象銘柄多い少ない
安全性企業の信頼度に依存ブロックチェーンである程度保証されている

全てのレンディング、ステーキングがこのような制度ではありませんが、上記の違いを知ったうえで参加するかを決めることが大事になってきます。

Q
Nexoは日本人の利用は禁止ですか?
A

日本人が利用しても問題ありません。

Q
Nexo Cardは、日本でも使えますか?
A

2022年7月時点ではヨーロッパ圏でしか使用はできません。

今後の展開情報はまだ出ていませんが、公式X等で発信されると思われるので、公式Xをフォローしておくと良いでしょう。

Q
本人確認の承認がおりません。
A

口座開設申請後、数日間以上本人確認の承認が下りない場合はサポートに連絡することをおすすめします。

Nexoは24時間体制でサポートをしており、連絡方法は公式サイトトップ右下、「Help」からできます。

Nexoサポート

口座開設申請後、数日間以上本人確認の承認が下りない場合はサポートに連絡することをおすすめします。

Nexoは24時間体制でサポートをしており、連絡方法は公式サイトトップ右下、「Help」からできます。

ここに自分の名前、連絡の付くメールアドレスを記入し、本人確認が下りない件を書き込んで送れば対応してくれます。

実際、筆者もNexoの口座開設の際に本人確認の承認が数日間下りなかったため問い合わせたところすぐ対処してくれたので、対応力は高いと思われます。

Q
スマホアプリはありますか?
A

Nexoはスマホアプリも準備しています。

Nexoスマホアプリ

スマホアプリは公式サイト中央にある「AppStore」「GooglePlay」マークからそれぞれのストアに移動してダウンロードできます。

Nexoスマホ画面

スマホアプリでも、日本語の選択ができるため日本語で使用が可能です。日本語と英語半々ぐらいですが、感覚的に使える感じです。また、パソコンの操作のほとんどがスマホで対応可能です。

出先で出金など応用のできるアプリですからNexoの口座開設時にダウンロードしておくと良いかもしれません。

まとめ

Nexoは自分の持っている仮想通貨を預けるだけで最大16%の金利が貰えて、しかも毎日配当と非常に魅力的なサービスとなっています。

仮想通貨は持っているだけでは、価格が上がらない限り利益が出ません。どこまで上がるかもわからないため、いつ売るべきか不安になっている人も多いと思います。

そんな中、仮想通貨レンディングサービスは、預けるだけで利息がもらえるサービスで、仮想通貨を売却するわけではありませんので、長期ホールドすることが可能です。

最後にNexoの特徴をもう一度おさらいします。

Nexoの特徴

  • 仮想通貨のレンディングサービスで最大16%の金利
  • 金利は毎日配当で複利の効果が活かせる
  • 取扱通貨は法定通貨・ステーブルコインを含めて44種類
  • 入出金などほとんどの手数料は無料
  • 預けた仮想通貨を担保に借り入れもできる
  • 世界最大の監査法人と契約しており、セキュリティー面でも安心度が高い

口座開設は銀行口座を開設する感覚でできるので、ぜひこの機会に仮想通貨運用の一つの方法としてNexoのレンディングサービスを利用してみてはどうでしょうか。

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関連:Nexoの使い方完全ガイド

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