ユーザーからのフィードバックに対して、真摯に向き合う姿勢を見せる
海外仮想通貨取引所「Binance(バイナンス)」が大量のミームコインを上場させているという論争に対して共同創設者のHe Yi氏は18日、公式X上でバイナンスとしての見解を投稿した。
今回論争の火種となったのは、バイナンスが行っている上場プロジェクトのリストアップだ。同社の直近の上場傾向としてはミームコインの比率が多くなっており、一部のユーザーからは上場基準の低下や上場プロジェクトに偏りがあるのではないかといった指摘や厳しい批判が続いている。
直近の例では16日、NEIRO(First Neiro on Ethereum/ネイロ)をはじめとしたミームコイン3銘柄がスポット取引に上場。特にNEIROは上場発表後約1,000%の急騰を見せ話題となった。
一方、ミームコインの上場と価格急騰が繰り返される中で、「意図的に特定のプロジェクトを上場させ、バイナンス内部の人間が不正に利益を得ているのではないか」という懸念がユーザーの中でも広がっている。
今回の論争に対しHe Yi氏は公式Xにて、バイナンスの上場基準や選定方法について改めて説明した。具体的にはバイナンスがユーザーニーズや持続性、堅実性に基づいて上場を進めていること、自社だけでなくユーザーにとっても魅力的なプロジェクトの上場を目指していると語った。
しかしその一方で、上場基準やコンプライアンスを満たせず、上場が見送られたプロジェクトも少なくないとも語っている。同氏は続けて「愛が深ければ深いほど、批判は厳しくなる」と記し、批判や意見を真摯に受け止め、常にフィードバックと向き合いながら上場プロセスを進めていく姿勢を見せた。
今回のHe Yi氏の投稿に対して、バイナンスの上場プロセスを理解したうえで支持を表明する声がある一方、「同社の方針と実際の上場プロジェクトの流動性や時価総額にギャップがあるのではないか」と指摘する声も見られている。
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