オンチェーンデータ分析のトークンターミナルは4日、自身のXにて「DeFiプロトコルAave(アーベ)のイーサリアム上でのETH預金残高が過去最高を更新した」と報告した。
ETH預金残高が約340万ETHに到達
トークンターミナルが公開したデータによると、アーベ
AAVEのイーサリアムチェーン上でのWETH(ラップドイーサ)預金残高は約340万ETHに到達した。これは2023年1月以降の推移を示すチャートで確認でき、2024年初頭から増加ペースが加速し、2025年に入ってからさらに急増している。
現在のイーサリアム価格
ETHを約3,145ドル(約49万円)とすると、預金残高の総額は約106.9億ドル(約1兆6,762億円)相当となる。
トークンターミナルは「アーベがETHの需要を創出し、ETHがアーベの収益創出能力を拡大する、ウィンウィンの関係だ」と分析している。アーベはDeFi(分散型金融)プロトコルの中で最大級の貸借プラットフォームであり、ユーザーは暗号資産(仮想通貨)を預け入れることで利息を得たり、担保として借り入れを行ったりできる。
ETHの預金増加は、アーベプロトコルの信頼性と利用価値の高さを示すとともに、イーサリアムエコシステム全体の成長を支える要因となっている。
アーベはイーサリアム、ポリゴン、アバランチなど複数のブロックチェーンに展開しており、DeFi市場での総預かり資産(TVL)でトップクラスの地位を維持している。今回のデータはイーサリアムチェーン上のETH預金に焦点を当てたものだが、他チェーンを含めた全体のTVLはさらに大規模となる。
DeFi市場全体が成熟する中、アーベのような主要プロトコルへの資金流入は、暗号資産市場における実需の高まりを示す重要な指標の一つといえる。




