仮想通貨CRV(Curve Finance)、個人投資家による価格操作の疑い
ブロックチェーン上の取引分析を専門としているLookonchain(ルックオンチェーン)によると11月22日、ウォレット名「ponzishorter.eth」がレンディングサービスを提供するDEX(分散型取引所)のAave(アーべ) から大量の仮想通貨「CRV」を借り入れ、価格操作が行われたという。
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これにより、CRVの価格は11月22日、0.537ドルから一時0.407ドルまで下落し、最大で24%下落した。
11 月13日、ponzishorter.ethは約4,000万USDC(約4,000万ドル)をAaveに担保として入金し、売却用にCRVを借り、空売りを始めた。
11月22日午後1時頃(日本時間)、ponzishorter.ethは突如Aaveから2,000万CRV(約990万ドル)を借り入れ、売却のため仮想通貨取引所「OKX」に送金した。2時間後、再びAaveから1,000万CRV (約495万ドル)を借りた。
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ponzishorter.ethがCRVを大量に売却した影響で、CRVの流動性が枯渇する危険性が高まり、CRVを担保として借り入れをした多くの人々が清算に直面することとなる。
Curve Finance(カーブファイナンス)の創業者もまたCRVを担保としてUSDCを借りており、清算リスクが高まった。そのためCRVの大量の売却に対抗して、2,000 万ドル分のCRVを担保として追加した。
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ponzishorter.ethはこれを受けUSDCを担保として追加し、Aaveから更にCRVを借り、売却を続けた。一連の価格操作においてponzishorter.ethが借り入れた総額は9,200万CRV(約3,986万ドル)に上る。
ponzishorter.ethはCRVの売り注文を続けたが、11月22日午後9時頃(日本時間)、Aaveで390 万ドル相当のUSDCを清算することとなり、負債を返済するため CRVの購入へ転じた。
記事執筆時点の11月23日現在、CRVの価格は0.65ドルまで回復している。