dYdXの開発チームが手がける分散型取引所(DEX)Arcus(アーカス)は1日、取引などの貢献度に応じてポイントを配布する「Arcusポイント」を開始した。7月1日から9月30日までのプライベートベータ期間の参加者には「シーズン0」のポイントをすでに配布しており、同日から「シーズン1」が始まった。
Arcusポイントは取引・マーケットメイク・紹介で獲得
シーズン1のポイントは、毎週水曜15時(米東部時間)に配布される。獲得方法は次の4つだ。
- 取引:取引量だけでなく、取引の仕方も評価される
- マーケットメイク:狭く厚い気配値を安定して提示する
- 入金の維持:証拠金をArcusに預けたままにする
- 紹介:紹介したトレーダーの活動に応じてボーナスを得る
現在は、株式トークンなどのRWA(現実資産)の取引と、米国市場の通常の取引時間外の取引で、多くのポイントを得られる。ロビンフッドのウォレット「Robinhood Wallet」で株式トークンをスワップし、Arcus経由で約定した場合も上乗せの対象となる。上乗せの対象は、今後変わる可能性がある。
一方、ウォッシュトレードや自己約定、入金と取引と出金の素早い繰り返しといった行為は、ポイントの減額や没収の対象になる。減らされたポイントは、ほかの参加者に再配分される。
シーズン0のポイントは、ウォレットを接続すれば順位を確認できるが、ポイント数はプログラムの終盤に公開するという。
Arcusが招待コード制に移行、ベータの取引高は50億ドル超
Arcusは同日、手動のホワイトリストによる参加の受け付けを終え、招待コード制に移行した。コードは、無期限先物の取引高100万ドル(約1億5,800万円)ごとに1つ付与され、紹介した利用者の取引高も対象となる。すでに利用している人は、コードがなくても引き続き使える。
3カ月のプライベートベータ期間の主な実績は次の通り。
- 取引高(現物と無期限先物の合計):50億ドル(約7,890億円)超
- トレーダー数:1万5,000人超
- 1日の取引高の最大:5億ドル(約789億円)超
- 預かり資産(TVL):2,500万ドル(約39億円)超
なお、Arcusはポイントについて、参加の度合いを示す指標にすぎず、配分は同社の裁量によるとしている。トークンやエアドロップへの言及はない。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.8円)



