村上隆氏のカイカイキキ、米Web3企業NiftyKitを買収──NFTで再び世界へ

伊藤 将史
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画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

NFTプロジェクト「MURAKAMI.FLOWERS」などで協業|近日中に「新しい成果」の公開を予告

現代美術家の村上隆氏が代表取締役を務めるカイカイキキは2日、米国Web3企業の「NiftyKit(ニフティキット)」の全株式を取得し完全子会社化したことを発表した。

NiftyKitは、NFTの発行・管理・販売を支援するプラットフォームの開発を手がけ、数多くのクリエイターやブランドのNFTプロジェクトをサポートしてきた企業である。

一方、村上隆氏は、累計取引高が29,349.68 ETH(約78.8億円)に達したNFTプロジェクト「MURAKAMI.FLOWERS」を手がけたほか、世界的に人気を集めたNFTプロジェクト「CloneX」のビジュアルデザインも担当した経歴を持つ。

MURAKAMI.FLOWERSのNFT画像
MURAKAMI.FLOWERS OpenSeaより引用
CloneXのNFT画像
CloneX OpenSeaより引用

以前からカイカイキキはNiftyKitに出資し、カイカイキキが展開するNFTプロジェクトにおいて技術パートナーシップを締結していた。MURAKAMI.FLOWERSのほか、代表的な協業実績には以下のようなものがある。

  • Kaikai Kiki Marketplace
    カイカイキキのNFT作品が売買可能な独自のマーケットプレイスを構築。保有するNFTの期間や種類に応じたポイント付与によるリーダーボードの導入など、ファンコミュニティの活性化を図る仕組みを提供している。
  • カイカイキキふるさと納税
    京都市をはじめとする自治体と連携し、アート作品やグッズを返礼品とする独自のふるさと納税プラットフォームを、NiftyKitのWebサイト構築技術を活かし開発・運営。

カイカイキキは「今回の買収を通じて、NiftyKitの技術力を活かし、カイカイキキのNFTおよびブロックチェーン技術を基盤とした新規プロジェクトの開発を加速します」と発表している。

村上隆氏は「NiftyKitとカイカイキキの融合は、クリプトと芸術、メタバースと現実界での精緻なものづくりが、日本のサブカル風味で融合され、新たな芸術の価値を生み出していると自負しています。今回の2社の合体による新しい成果を近日中にお見せしますので、ご期待ください」とコメント。近日中に何らかの”成果”を発表すると予告した。

すでにNFTプロジェクトの成功事例を生み出しているカイカイキキの新作が発表されれば、話題になることは間違いないため、続報に期待したいところだ。

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※価格は執筆時点でのレート換算(1ETH=268,639.81円)

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2017年の仮想通貨ブームの頃に興味を持ち、以降Web3分野の記事の執筆をし続けているライター。特にブロックチェーンゲームとNFTに熱中しており、日々新たなプロダクトのリサーチに勤しんでいる。自著『GameFiの教科書』。
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