市場価格ベースで評価額9兆円超、含み益は3兆円超
米国テクノロジー企業「Strategy(ストラテジー、旧マイクロストラテジー)」は30日、6月23日から29日にかけて約4,980 BTCを約5億3,190万ドル(約768億円)で追加購入したことを発表した。これにより、同社のビットコイン保有総量は597,325 BTCに達し、評価額は約9.2兆円にのぼる(6月30日時点の市場価格ベース)。
今回の購入価格は1 BTCあたり約106,801ドルで、これにより同社の平均取得価格は1 BTCあたり約70,982ドルとなった。購入資金の原資は、永久優先株(STRK、STRF)の売却によるものだ。
具体的には、以下のような株式の売却が行われた。
- クラスA普通株式:約135万株(約5億1,950万ドル/約750億円)
- STRK:約27万株(約2,890万ドル/約41億円)
- STRF:約28万株(約2,970万ドル/約42億円)
6月29日時点で、総額約5.8兆円の発行枠が以下の通り残っており、今後も同様の手法でビットコインを追加購入する余力がある。
- クラスA普通株式:約181億ドル(約2.6兆円)
- STRK:約205億ドル(約2.9兆円)
- STRF:約19億ドル(約2,744億円)
ストラテジーのビットコイン購入履歴をリアルタイムで追跡できる「saylortracker.com」によると、同社の含み益は約216億ドル(約3.1兆円)となっている。
株式売却による資金調達をビットコイン購入に回す戦略には賛否が分かれる。株式の希薄化リスクを抱えながらも、それを上回るリターンを見込んでいる点が注目される。結果として株主価値が上昇すれば、この戦略は成功と評価されるだろう。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=144.45円)