上場を記念してローンチプール開催中
ソラナ基盤の暗号資産(仮想通貨)Sonic SVM(SONIC)が7日、海外仮想通貨取引所「Bitget(ビットゲット)」へ上場を果たした。ビットゲットではトークン上場を記念し、SONICのローンチプールを開催中だ。
Sonic SVMはソラナ仮想マシン(Solana Virtual Machine)を搭載したモジュラー型チェーンであり、ソラナのセキュリティ基盤を活用しながら、独自のゲームエコノミー構築を可能にしている。2024年10月にはTikTokのミニアプリ「SonicX」をローンチしており、その動向が仮想通貨業界から注目を集めた。
ネイティブトークンとなるSONICは、プラットフォーム上の決済やステーキングなどに活用されるほか、コミュニティガバナンスへの参加機能も備えている。2024年12月31日にはトークン生成イベントの一環として、TikTokユーザーを対象に総供給量の7%にあたるSONICのスナップショットが完了。2025年1月3日以降にエアドロップが可能となった。
現在開催中のローンチプールでは、総額780万SONICの報酬プールを用意。ユーザーはビットゲットの独自トークン「BGB」をロックすることでSONICのエアドロップに参加できる。獲得できるエアドロップ額は、ユーザーがロックしたBGBの量と、イベント全体でロックされたBGBの合計量に基づいて計算される仕組みだ。
なお、SONICの現物取引価格は、執筆現在で約1.09ドルを推移している。7日21時には一時2.5ドルに迫る勢いを見せたものの、利確の動きが加速した後、価格は約1.08ドルで安定している。
Sonic SVMは、分散型ゲームエコノミーの新たな可能性を提供するチェーンとして注目されている。Sonic SVMが提供する技術基盤やエコシステムの発展に期待しながら、SONICの市場価格にも注視していきたい。
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