Web3ゲームやトークン管理が可能な新しいデバイス登場
ソラナチェーンを活用したWeb3ゲームデバイスの開発を手がける「Play Solana(プレイソラナ)」は19日、初のWeb3携帯ゲーム機となる「Play Solana Gen1(PSG1)」を発表した。
PSG1は9月18日・19日にシンガポールで開催された「Token 2049」にて発表されたポータブルゲーム機だ。デバイスにソラナチェーンが統合されており、Web3ゲームへ安全かつ高速にアクセスできるほか、安全なウォレット機能を実装しており、デバイス上でのトークン管理が可能だ。
PSG1の紹介動画では、本体左側面に音量調節ボタン、右側面に電源ボタンが配置されていることが確認できる。デバイスの形状やボタン配置から、1989年に任天堂が販売した「ゲームボーイ(GB)」にインスパイアされていることがうかがえる。
具体的な販売日は未公開だが、先行予約が予定されている。シンガポールで20日・21日に開催される「Solana Breakpoint 2024」で、先行予約に関する詳細が発表される見込みだ。
さらに、Play Solanaが発行する「Player 1 NFT」を保有するユーザーは優先的に先行予約に参加でき、なおかつ割引が適用される特典が用意されている。16日にNFTマーケットプレイス「Magic Eden」で開催されたプレセールでは、このNFTがすでに完売しており、現在は二次市場で取引されているが、フロア価格は2.247SOL(約46,000円)と高騰している。
なお、Web3携帯ゲーム機を開発しているのはソラナだけではない。レイヤー1ブロックチェーン「Sui(スイ)」も今年4月に「SuiPlay0x1」を発表している。今後、各チェーン間での競争が激化し、既存のゲーム機同様、Web3ゲーム機が広く認知される未来が期待される。
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情報ソース:Play Solana公式サイト / CRYPTO BRIEFING