ブルームバーグは24日、香港を拠点とするステーブルコイン決済企業RedotPay(リドットペイ)が米国での新規株式公開(IPO)を検討していると、事情に詳しい複数の関係者の話として報じた。上場先はニューヨーク市場で、早ければ2026年内に実施される可能性があるという。
JPモルガンら3行を主幹事に起用、評価額40億ドル超を想定
同報道によると、リドットペイはJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ジェフリーズ・フィナンシャル・グループの3行と協力してニューヨーク上場の準備を進めており、10億ドル(約1,534億円)超の調達を目指す計画とされる。評価額は40億ドル(約6,137億円)超を目指す方向だという。
協議は現在も進行中で、調達規模や評価額の詳細は変更される可能性がある。今後さらに複数の銀行が主幹事陣に加わる可能性もあるとされた。なお、リドットペイおよび3行の広報担当者はいずれもコメントを控えた。
リドットペイは2025年を通じて総額1億9,400万ドル(約298億円)を調達しており、同年12月のシリーズBラウンドもその一環となった。同社はこの過程でユニコーン(企業評価額10億ドル超のスタートアップ)に到達したと発表している。
投資家にはアクセル、ブロックチェーン・キャピタル、サークル・ベンチャーズ、コインベース・ベンチャーズ、ギャラクシー・ベンチャーズ、グッドウォーター・キャピタル、HSG、パンテラ・キャピタル、バーテックス・ベンチャーズと、暗号資産(仮想通貨)分野を代表する顔ぶれが名を連ねる。
2025年11月時点の登録ユーザー数は600万人超。ステーブルコインを活用した決済カードや送金サービスを世界規模で展開しており、IPO実現となれば同セクターにおける機関投資家の関心度を測る試金石となりそうだ。




