ビットコイン急反発後に失速、「最も危険な局面」との声も

CPIでビットコインの上値重く、資金も流出に転換=コインシェアーズ分析
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
yukiko-endo
3 Min Read
Highlights
  • ビットコインは7万ドルを勢いよく上抜けも、上値を抑えられ陰線を確定
  • 流動性ゾーンを抜けた難しい局面。7万ドル付近での攻防が今後のカギに。
  • 現在の上昇はショートカバー主導、ロングエントリーは慎重に

ビットコインBTCBTCは一時、7万ドル付近のレジスタンスを強いモメンタムと共に上抜けたものの、その後の売り圧力により価格を抑えられ、9日には陰線を確定した。そんな中、SNS上ではビットコインの下落リスクに対し、警鐘を鳴らす投稿が複数確認されている。

7万ドルの攻防が今後の展開を握る

暗号資産(仮想通貨)トレーダーのAralez氏は9日、自身のXにて「7万ドルの攻防が今後のビットコイン市場を大きく左右する」との見解を示した。

現在のビットコインは、大きな流動性ゾーンを抜けた直後の重要な価格帯に位置しており、今後の判断が非常に難しい局面にある。直近の構造だけを見ると上昇トレンドを維持しているように見えるが、ここからの動き次第で流れが大きく変わる可能性があるからだ。

今注目すべきポイントは、ここから相場に弱さが出てくるのか、それともレンジに移行して停滞するかどうかだ。特に、FVG(フェアバリューギャップ)を埋めるエリアとして意識されている、7万ドル付近までの押し目が発生するかどうかが大きなキーポイントになるだろう。

もしこの7万ドル付近までの下落が起きた場合、しっかり反発するのであれば上昇継続の可能性が残るが、逆に強い勢いを伴って下抜けてしまう場合は、上方向への期待は一気に低下する。

結論としては今は「市場の動きを見極めるべきタイミング」であり、焦ってエントリーするよりも「明確なプライスアクションが出るまで待つ姿勢が求められる局面だ」とAralez氏は締めくくった。

ロングエントリーは慎重に検討すべき局面

仮想通貨トレーダーのPepesso氏は9日、自身のXにて「ビットコイン市場は今最も危険な局面に突入している」と指摘した。

現在のビットコイン市場は、多くのトレーダーが依然として長期的な弱気パターンを意識している状況にある。しかし、短期的に見ると高揚感、いわゆるプチバブルのような状態が発生しつつあり、最も危険なフェーズに突入している。

多くの人は弱気相場を「短期間の下落」として捉えがちだが、実際の弱気相場は長期にわたって継続し、複雑なプロセスを経て進行する。その過程では、何度も急反発が発生し、ショートポジションを巻き込む動きが起こる。

直近に発生したような急騰は、相場の強さを感じさせるが、実際にはショートの損切りによる上昇であり、本質的な買い需要とは異なるケースが多い。市場の典型的な流れとしては、まず短期的な高揚感が生まれ、その後にポジションを巻き込む「トラップ」が発生し、最終的に本格的な下落が始まるという構造になりやすい。

「このような局面で、安易にハイレバレッジをかけてエントリーしないように」とPepesso氏はトレーダーに注意を促している。

ビットコインは現在も底堅く推移してはいるものの、依然として弱気構造のレンジ内を推移しているため、引き続き下方向へのリスク管理は徹底すべき局面と言えるだろう。

関連: 【4/7 仮想通貨ETF動向】ビットコイン流出転換、新ETF「MSBT」取引開始へ
関連: ビットコイン急反発も油断禁物──7.6万ドル到達なら過熱シグナル点灯か

仮想通貨の最新情報を逃さない!GoogleニュースでJinaCoinをフォロー!

JinaCoinメルマガ開始
Share This Article
ブロックチェーン関連をメインに活動するウェブライター。家庭教師、高校教師を経て英会話スクールの運営に携わるが、2020年、コロナ禍をきっかけにライターに転身。これまでに十数件のメディア・仮想通貨系Youtubeチャンネルの運営に関わる。ファンダメンタル・テクニカル分析を得意とし、自身も仮想通貨トレードで資産運用中。特にブロックチェーンを活用した国際送金やトークン化事業(RWA)に強い関心を持つ。 保有資格:英検準1級
コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA