予測市場プラットフォーム大手ポリマーケットは18日、DeFi(分散型金融)インフラサービスを提供するスタートアップBrahma(ブラフマー)を買収したと発表した。同日、米メディアのフォーチュンが報じた。
目的はユーザー体験の改善やマイナーなイベントへの資金流入促進
ブラフマーは2021年にアレサンドロ・テンコーニ氏らによって設立されたDeFiインフラで、これまでに10億ドル(約1,596億円)以上の取引を処理してきた実績を持つ。
ポリマーケットのシェイン・コプランCEOは、ブラフマーのチームが「複雑な製品をスケールさせる能力」を高く評価しており、今回の買収によって「ウォレット作成や入出金における摩擦を排除し、ユーザー体験を大幅に改善する」と、その目的を語っている。
また、ブラフマーが持つDeFi領域での知見を活用することで、現在は流動性が不足しがちなマイナーなイベント(予測市場におけるベット対象)への資金流入を促進し、取引を活性化させる狙いもあるとした。
ポリマーケットは2026年に入り、立て続けに買収を行っている。2月には開発者ツールの強化を目的にDome(ドーム)を、またエグゼクティブ採用企業のLunch(ランチ)も買収している。
テンコーニ氏によれば、買収への協議は昨年9月にコプラン氏からのダイレクトメッセージをきっかけに始まり、対話を通じて自然な形で合意に至ったという。ブラフマーは今後、他社へのサービス提供を順次終了し、ポリマーケットのインフラ構築に専念する予定だ。
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※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=159.65円)




