『キャプテン翼 -RIVALS-』がBITPOINTでIEO
Web3を主力とする株式会社BLOCKSMITH&Co.(本社:六本木、代表:真田哲弥)は14日、同社開発のWeb3ゲーム『キャプテン翼 -RIVALS-』のガバナンストークン($TSUGT/ツバサガバナンストークン)を、SBIグループの暗号資産(仮想通貨)取引所「BITPOINT」に上場したことを発表した。
『キャプテン翼 -RIVALS-』は、国民的人気漫画を題材にしたブロックチェーンゲーム。トークンノミクスとして「ユーティリティトークン($TSUBASAUT)」と「ガバナンストークン」が併存するデュアルトークン制をとる。今回SBI系BITPOINT取引所に上場したのは後者の「ガバナンストークン」だ。
デュアルトークン制
最近、複数のタイプのトークンを併存させる「デュアルトークン制」をとるブロックチェーンゲームが増えている。
これは、STEPNをはじめとするP2E型のゲームの場合、「ゲーマー」「投機筋」「運営」の三つどもえの利害対立が起きやすいからだ。デュアルトークン制ならば、三者の利害調整がはかりやすい。
『キャプテン翼 -RIVALS-』はデュアルトークン制に加え、「ユーティリティトークン」と「ガバナンストークン」の発売時期に時間差があることが特徴だ。資金調達側からみれば、ユーティリティトークン発売後にゲームの評判が高まれば、後発のガバナンストークンはより有利な価格で販売できるというメリットをもつ。
NFTの役どころ
本作に登場するサッカー選手はすべてNFT化されているが、NFTの所有者には下記の特典が与えられる。
① クローズドなファンミーティングへの参加権
② トークンホルダー限定のNFT配布
③ 新選手ミント時にオリジナルBGM生成
①②はNFTゲームの定番だが、③は注目に値するだろう。ジェネラティブ作曲はDJとしても有名な大沢伸一(MONDO GROSSO)氏の担当だ。
STEPNタイプのNFTゲームなので、かなりの初期投資は必要だが、年来の「キャプつばファン」にとっては見逃せないゲームといえるだろう。