NBAスター選手のLeBron James(レブロン・ジェームス)、NFTを通じてしか手に入れることができないNike(ナイキ)スニーカーを購入
NBAチームのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は3日、チーム所属のスター選手であるLeBron James(レブロン・ジェームズ)が、NFTを通じてしか手に入らないNike(ナイキ)スニーカーを履いている写真を公開した。
通りすがりに。
ロサンゼルスで撮影されたバスケットボール界のスター、LeBron James(レブロン・ジェームズ)の写真では、赤と黒のNike(ナイキ)のスニーカーを履いているのが確認されている。一見すると普通の靴のように見えるが、その入手方法は、店舗で現金やクレジットカードで購入するような簡単なものではない。
これらのスニーカーは、Nike傘下のデジタルファッション会社RTFKT(アーティファクト)が作成したNFT(RTFKT x Nike Air Force 1)と引き換えることでのみ入手可能である。
RTFKTのOpenSeaアカウントによると、「RTFKT x Nike Air Force 1」 スニーカーの現在の価格は約0.42ETHまたは791ドルで、合計1776足が用意されている。NFTを購入したユーザーは、4月24日〜5月8日(現地時間)の期間に開催される“Forging(フォージング)”イベントにて実物のスニーカーに交換可能となる。
RTFKTとともに、NikeはSwoosh(ドットスウッシュ)というデジタルアパレルプラットフォームも持っており、Nikeは33万人の会員がいるとしている。このコミュニティでは、ユーザーはスニーカー、アパレル、アクセサリー、スポーツ用ウェアラブルなど、Nikeのバーチャル作品を作成し、取引することができる。
RTFKT(アーティファクト)とは
RTFKT(アーティファクト)は、2020年に創設されたデジタルファッションブランドである。2021年12月にNIKEに買収された。
RTFKTバーチャルスニーカーやアクセサリーなどを作成、販売している。RTFKTのスニーカーはコレクションするだけではなく、メタバースでアバターに着せたり、ARで現実世界で「履く」こと、追加料金で同じデザインの物理的なスニーカーを手に入れることができる。
RTFKTとアーティストの村上隆氏のコラボレーションで生まれたNFT「CLONE X(クローンエックス)」は最高289ETHで落札されたことでも話題になった。