フィナンシェ、人気番組「REAL VALUE」公式トークンを販売開始──半日で支援者2,000人突破

ヤマダケイスケ
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トークン購入は1人1口限定、今後の上場も視野に

トークンプラットフォームを展開する「FiNANCiE(フィナンシェ)」は2日、YouTube(ユーチューブ)上で人気を集める経営エンターテイメント番組「REAL VALUE(リアルバリュー)」のコミュニティトークン(CT)の販売および関連プロジェクトの展開を開始したことを発表した。

REAL VALUEは起業家や起業志望者が自らの事業をプレゼンし、3名のホストがその事業内容を審査・評価する形式の番組だ。ホストには堀江貴文氏や溝口勇児氏、三崎優太氏といった実績ある起業家が名を連ねている。毎週水曜日19時に堀江氏と三崎氏のYouTubeチャンネルで交互に動画が公開されており、関連動画の月間再生回数は1億回を超えるなど高い注目を集めている。

今回のプロジェクトはフィナンシェの代表である國光宏尚氏が、REAL VALUEマフィア(審査員)として初のプレゼンを番組内で行ったことをきっかけに始動。2日に同番組で公開された最新エピソードにあわせ、プロジェクトページやコミュニティがフィナンシェ上で公開された。なお、本プロジェクトで得られた収益は、今後の番組制作費やコミュニティトークンの価値維持に充てられる予定だ。

現在販売されているREAL VALUEトークンは、番組支援の意思を示す「ファントークン」として設計されており、1人1口(1,000円)限定での購入が可能となっている。トークン保有者には限定チャンネルへの参加権のほか、投票・抽選イベントなどの特典を用意。将来的には暗号資産(仮想通貨)として取引所上場も計画されていることから、同トークンは単なるファン活動を超えた資産的価値の創出につながる可能性が考えられる。

なお、本プロジェクトは今後の展開として、番組関連の起業家やプロジェクトによるコミュニティトークン発行も予定している。トークン発行・販売は起業家・プロジェクトにとって直接的な支援を受けるための有効な手段になり得る。その一方で支援者にはトークン保有によるインセンティブを与えることで、事業やプロジェクトへの信頼感が高まり、さらなる支援者の拡大に繋がることにも期待できるだろう。

プロジェクト始動発表後、わずか半日で支援者数が2,000人を突破したことからも、REAL VALUEやコミュニティトークンに対する注目度の高さがうかがえる。人気番組とWeb3技術の融合という新たなファンエンゲージメントの形は、今後のエンターテイメント業界を大きく変える切り札になるかもしれない。

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仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。
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