仮想通貨チャート分析
ジャスミー（JASMY）、気になる今後の相場は？価格予想
ジャスミーは、元ソニー株式会社代表取締役社長兼CEOによって設立されたジャスミン株式会社が発行している、日本国内で発行が開始されたイーサリアムチェーンのトークン規格「ERC-20」に準拠した仮想通貨だ。
ローンチは2019年に海外で行われたが、2021年10月にビットポイントで日本国内初の上場を果たし、当時大きな上昇を記録した。その後価格は数年にわたって低迷していたが、直近の相場では上昇トレンドが形成されようとしている。
週足では、現在リーディングダイアゴナルと捉えられるような形状を形成している。エリオット波動論で大規模な下降トレンドの後に上昇するダイアゴナルを見せた場合、これは上昇トレンドへの転換の可能性を示している。
エリオット波動は５つの推進波で構成され、現在はトレンドを力強く推し進めるフォーメーションを形成する最中だと推測される。出来高も大きくなってきており、上昇しやすい環境を整えている。
日足では、移動平均線は密集から拡散へ向かっている状況で、パーフェクトオーダーを形成している。0.06ドル付近に重なる週足トレンドラインに到達した後反発して、一時0.035ドル付近まで大きく調整したが、その後は短期移動平均線にサポートされながら再度上昇を続けている。
ビットコイン、史上最高値更新、10万ドル攻防戦決着
ビットコイン相場は、先週1週間の取引で3.29%上昇した。週足では、アメリカ大統領選挙以降強い上昇トレンドが継続している。先週の週足が確定したことで、月足上昇平行チャネルの明確な上抜けが確認され上昇の勢いを象徴している。
日足では、昨日15日の取引で3.04%上昇した。今月5日に100,000ドル越え達成と同時に到達した市場最高値である104075.42ドルを超え、史上最高値を更新した。執筆時現在（12月16日11時頃）、ビットコインは最高で106,614.94ドルまで価格が上昇している。ローソク足は引き続き上昇平行チャネル内を推移して続伸しやすい環境が整っており、100,000ドル付近での強気派と弱気派の攻防戦に、ようやく決着が付いたと言えそうだ。
MACDは陽転して再び買いシグナルを示しており、RSIは69付近まで落ち着いてきたことからも、ビットコイン市場は今後の本格的なバブルの上昇を迎える準備が整いつつあると推測される。
イーサリアム、上昇トレンド継続中、史上最高値来年1月ごろに到達予想
イーサリアムは先週1週間の取引で1.13%下落した。現在は4010ドル付近で取引されている。週の前半で4000ドル到達後に強く反発し、一時3500ドル付近まで下落したが、その後強気派によって買い支えられて再び上昇して4000ドル越えを目指した。週足は、長い下ヒゲを伴った実体の短い陰線で確定した。ローソク足はボリンジャーバンドの+2シグマ上をバンドをするような動きも確認できる。
日足では、引き続き上昇平行チャネルの中を推移しており、トレンドが継続している。上昇平行チャネルに加えて、月足三角持ち合いの上限線と短期移動平均線が下に控えていることからもサポートされやすい環境が整っており、テクニカル的には安定して上昇していきやすい状態であると推測される。
平行チャネルを使用して史上最高値更新時期を分析すると、価格が順調に上昇チャネル内を推移した場合で、早くてチャネル上限線が2025年1月4日に史上最高値に到達し、遅くて2025年1月27日にチャネル下限線が史上最高値の4868ドルに到達すると推測される。途中で調整された場合でも、4000ドルがサポートになって価格を押し上げていくと予想される。
ファントム、月足抵抗線ブレイク後、強い上昇トレンド継続
ファントム（FTM）は、週足レベルの大きな三角形をブレイクして現在4週間連続で陽線をつけている。現在価格は2024年4月につけた高値を上抜けて、2022年4月以来の高値水準に到達している。
移動平均線はゴールデンクロスが形成され、まもなく、中期移動平均線も長期移動平均線を上抜けようとしている。RSIは現在70号付近を示しており、やや買われすぎ水準に到達してきたが、まだ少し上昇幅を残していると推測される。月足RSIは依然として65付近を推移しているため、まだこれから本格的なバブル相場を迎えそうな相場状況であると予想される。
日足では、傾きが急な上昇平行チャネルの中を推移しており、勢いの強い上昇トレンドを形成していることが確認できる。昨日15日の取引では16.83%上昇した。上昇平行チャネルの下限線が短期移動平均線と重なっており、サポートされやすい環境になっている。
現在は、週足レベルで意識されている抵抗線付近まで到達してきたため、短期的な下落には警戒する必要がありそうだが、上抜けに成功すれば、ショートスクイーズが発生して急騰する可能性があると推測される。週足レベルの次のターゲットは、2.60ドル付近だと推測される。
関連：チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方
関連：テクニカル分析：SUI・BTC・ETH・APT【2024年12月12日】
使用インジケーター
- トレンドライン
- 月足：白 週足：黄色 日足：緑 4時間足：赤 1時間足：青
- 水平線
- 最高値or直近高値：ピンク
- 最安値or直近高値：水色
- レジサポライン：紫
- SMA（単純移動平均線）
- 短期（25日）：青
- 中期（50日）：赤
- 長期（200日）：緑
- ボリンジャーバンド
- 30SMA
使用オシレーター
- MACD、RSI、出来高
