- トレンドラインで価格が反発、サポートラインまで下落する可能性が大きい
- 日足中期HMA付近で再度上昇すればトレンドライン突破が期待できる
- 本格的な強気相場は日足長期HMA突破後
ビットコイン(BTC)は先週末大きな上昇を見せ60,000ドルを突破したがトレンドラインで反発し、現在は58,536.40ドル付近を推移している。現在価格付近は方向感がまだ決まっていないと判断できるため、今後は日足中期HMA付近での値動きに注視し、値動きが確定後に今後の目線を決める相場状態だ。
この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
チャート分析(BTC/USDT)今週の予測

ビットコインは先週、短・中期で強気相場に突入し、13日に「9月18日予定のFRBの金利引き下げ予測に期待した思惑買い」の影響で大きく上昇し60,000ドルを突破した。しかし、61,000ドル付近のトレンドラインで反発。現在は短期HMAを下抜けし現在価格(58,536.40ドル付近)まで下落した。
今後は57,200ドルから57,700ドルの日足中期HMA付近での値動きに注目だ。(チャート①付近)
過去チャートではトレンドラインで反発後、価格は再度上昇することなく52,748.71付近のサポートラインまで下落している。(チャート「②:7月29日」「③:8月27日」以降の値動きを参照)
そのため、9月14日のトレンドラインでの反発(チャート④)も前回、前々回と同様に52,748.7ドル付近のサポートラインまで下落の可能性は否定できない。しかし、日足中期HMA付近で押し目を作り、再度上昇した場合は「買い圧」が強い可能性が高く、トレンドラインを上抜けし再度60,000ドル突破を期待できる。
ただし、トレンドラインの上部には日足長期HMAが控えており、トレンドラインと日足長期HMAで上限抵抗帯を形成していると思われるため、上限抵抗帯を価格が突破しなければ、本格的な上昇は難しいと予測する。(チャート⑤付近)
上限抵抗帯を価格が突破した場合は日足ボリンジャーバンドのアッパーバンド付近(65,500ドル付近)までの上場を期待できる。
中長期目線:エントリーポイント、利確・損切り
ロング

- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 日足中期HMA付近で価格が反発
- トレンドラインを価格が上抜け
- 4時間足レベルでダウ理論が成立
- 日足長期HMAを価格が上抜け
- 利確目安:
65,500ドル付近(ボリンジャーバンドのアッパーバンド) - 損切り:
日足長期HMAを価格が上抜けした際の直近安値(下位足で判断)
ショート

- エントリーポイント:
日足中期HMAを価格が下抜け - 利確目安:
52,748.71ドル付近 - 損切り:
日足中期HMAを価格が上抜け確定(57,700ドル付近)
総括(今後の見通し)
今週のビットコインは先週の上昇への大きな期待から一転して下落の可能性が高まった相場となっている。しかし、日足中期HMA付近で押し目を作り、再度上昇する動きがあれば日足トレンドライン突破を期待できる。
上記から本日(16日)時点では中長期の目線を決めるのは早計と考えられる。今後は日足中期HMA付近での値動きに注視し、日足レベルで値動きが確定後に以下のように目線を変えると良いだろう。
- 日足中期HMA付近で価格が上昇し、日足短期HMAを価格が上抜け→買い目線
- 日足中期HMAを価格が下抜け→売り目線
ただし、「買い目線」「売り目線」が確定したとしても、現在の価格帯は「買いと売りの思惑が交錯する不安定な価格帯」と思われるため、ポジションを持つ際は突発的な値動きを想定しリスク管理を徹底することを心掛けてもらいたい。
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