- 短期・中期共にレンジ相場に突入
- 中・長期は「強気相場」のため「買い目線」で相場を観察
- レンジ上限を突破後のトレンド始点を狙う
リップル(XRP)価格分析
リップル(XRP)は現在、0.5869ドル付近を推移しており、1時間足、4時間足共にボリンジャーバンドがスクイーズとなっていることからレンジ相場と判断できる相場状態だ。ただし、中長期は依然「強気相場」のため、レンジ上限を価格が突破するのを待つ段階と言える。
今回の分析では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
4時間足チャート分析(XRP/USDT)

4時間足チャートでは中期HMAがほぼ横ばいに推移し、ボリンジャーバンドがスクイーズとなっていることからレンジ相場と判断できる。ただし、長期・中期では「強気相場」のため、長期HMAを価格が下抜けするまでは「買い目線」を継続だ。
中期的な今後の戦略は価格が再度上昇を始め、0.6050ドル付近を突破しボリンジャーバンドを押し上げ、エクスパンション確認後の第3波を狙う「買い」が確実だろう。
1時間足チャート分析(XRP/USDT)

1時間足チャートでは本日10時ごろにボリンジャーバンドアッパーバンドで価格が反発し、価格が下落している。ボリンジャーバンドがスクイーズとなっていることから、短期はボリンジャーバンドのバンド幅(上限:0.5948ドル付近、下限:0.5805ドル付近)でレンジ状態となっていると判断できる。
現状の価格付近は、短期が弱気、中・長期が強気と目線が揃わない不安定な状態のため、短期では今後価格が上昇し、目線が揃った後に、ボリンジャーバンドのエクスパンションを伴いながら0.5948ドル付近を価格が上抜けを持つ戦略が有効だろう。
上記条件が揃い上昇トレンドが確認できれば、0.6050ドル付近(4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近)までの上昇を期待できる。
本日のエントリーポイント、利確・損切り位置
ロング:(短期)

- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 0.5948ドル付近を価格が上抜け
- 1時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 1時間足もしくは15分足でダウ理論が成立
- 利確目安:
0.6050ドル付近(4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド付近) - 損切り:
エントリー時点での直近安値(0.5948ドル付近)
ロング:(中期)

- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 0.6050ドル付近を価格が上抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンションを確認
- 下位足でダウ理論が成立
- 利確目安:
0.6430ドル付近 - 損切り:
エントリー時点での直近安値(0.6050ドル付近)
ショート
短・中期共にエントリーポイントなし
総括(今後の見通し)
リップルは短期・中期共にレンジ相場と判断できる。しかし、中・長期的に強気相場であることから「買い目線」を継続しエントリータイミングを待つ段階だ。
しかし、現状価格付近は相場の方向性が揃っていないため、レンジ下限からの反発は狙わずに、相場の方向性が揃うレンジ上限を価格突破後のトレンドの始点を狙ったほうが確実性が高く大きな利益を見込めるだろう。
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