Uniswap、「Polygon zkEVM」展開を決定

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目次

Uniswap DAOがV3のPolygon zkEVM展開を承認

大手分散型取引所(DEX)Uniswap(ユニスワップ)のコミュニティ「Uniswap DAO」は14日、Uniswapのバージョン3(以下V3)をイーサリアム互換性のあるZKロールアップ採用の「Polygon zkEVM」に展開するガバナンス提案を承認した。これにより、UniswapはPolygon zkEVMへの展開が決定された。

この投票は、Polygon zkEVM背後のチームPolygon Labsによって開始され、満場一致で可決された。

Uniswap V3とは

Uniswapとは、世界最大級の取引高を誇る分散型取引所(DEX)Uniswap(ユニスワップ)で、”V3″とはバージョン3のこと。V3は、V2のバージョンアップ版として2021年5月5日にローンチされた。これまで、Ethereum、Celo、BNB Chain、Optimism、Arbitrumなど複数のチェーンに展開している。

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Polygon zkEVMとは

Polygon zkEVMは、新しいゼロ知識(ZK)ロールアップを採用し、イーサリアム互換性のある新しいレイヤー2チェーンである。ゼロ知識証明は、事前情報なしで(ゼロ知識)情報が真であると数学的に伝える(証明)する技術。こちらをブロックチェーンに採用することで、情報のプライバシー保護しながら、高速な処理ができるようになる。またイーサリアム互換性があることで、イーサリアムの強いセキュリティを保ったまま運用できるのがzkEVMだ。

近年、ZKロールアップ採用のチェーンが増加傾向にあり、展開を決めるイーサリアムアプリが拡大を続ける。先日、イーサリアムのレンディングプロトコルAave V3もPolygon zkEVMに展開した。そんな最中、Uniswap V3も遅れをとりたくない考えだ。

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今後の展開

承認された提案が実行されれば、Uniswap V3はPolygon zkEVMで正式にリリースされる。そうなれば、ネットワーク上にすでに展開するLens、Aavegotchi、Quickswapなど約50のプロジェクトに参加することとなる。

またPolygon zkEVMへ展開されれば、PolygonエコシステムからのUniswapにアクセスできるようになり、さらなる成長が期待される。今後の展開も楽しみだ。

参考文献

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この記事を書いた人

SNSなどで仮想通貨トレンドを発信中。アカウントは、「さいとう」として活動中の27歳フリーランス。2020年から仮想通貨をさわり始め、現在では企業・個人からのインタビューも受ける。総フォロワー1万人超え。

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