プレイヤーとして戦うか、ベッターとして勝敗を予想するか?
新作ブロックチェーンゲーム「TOKYO BEAST(トーキョービースト)」は3日、事前登録を開始した。
「トーキョービースト」は、一攫千金を狙えるゲームとして注目されている。P2E(プレイトゥアーン)やギャンブル要素を取り入れることで、プレイヤーの熱狂度を高める設計となっている。
本作では、プレイヤーとして戦うか、ベッターとして勝敗を予想するかを選べる。リアルスポーツとブックメーカーの仕組みを統合し、NFTやブロックチェーンを活用して報酬をやり取りできるのが特徴だ。これにより、リスクとリターンの設計が新たな次元へと引き上げられる。ブロックチェーンゲームは投機的と見なされがちだが、シームレスな価値の移動が可能になれば、新たな産業の革新につながる可能性もある。
このプロジェクトは、世界150か国で展開されるグローバルタイトルとなる見込みで、市場規模の拡大が期待される。総開発費は30億円超で、投資家やベンチャーキャピタルが有望視するビジネスモデルを備えている。開発元のトーキョービースト FZCOはドバイを拠点とし、金融ハブを活用した資金調達力を背景に持つ。ドバイは海外資金が流入しやすく、数千万円規模の賞金が用意されるのも納得だ。さらに、国内外の法律事務所と2年以上にわたる検討を重ね、日本国内でも合法的にベッティング要素を提供できる仕組みを整えたという。
ただし、誰もが稼げるわけではなく、一部のプレイヤーのみが成功する構造は資本主義の原則に沿っている。運営側はリスクを管理するためのルールを設定し、参加者同士の情報格差も影響を及ぼすだろう。SNSや多重デバイスを駆使し、戦略的優位を狙うプレイヤーも現れると考えられる。初心者は過度な熱狂により、冷静さを欠いたベットをしないよう注意が必要だ。ギャンブルとゲームの融合は、バブル的な要素を持つエンターテインメントであり、多くの人を惹きつける要因となっている。
また、事前登録によって賞金が増額される仕組みは、コミュニティに強いインセンティブを与える。仲間を誘うことで登録数を増やし、大会賞金を押し上げる動きも想定される。公式X(旧Twitter)のキャンペーンやクローズドβテストを活用し、運営はリリース前から熱量の高いユーザーを取り込み、関心を高める戦略を展開している。