ビデオ共有プラットフォームを運営する米ナスダック上場企業「Rumble(ランブル)」は7日、ステーブルコイン「USDT
USDT」などを発行する「Tether(テザー)」と提携し、プラットフォーム内に直接統合された非カストディ型の暗号資産ウォレット「Rumble Wallet(ランブル・ウォレット)」を公開した。
クリエイターへの直接的なチップ送金を可能に
「ランブル・ウォレット」は、ランブルのプラットフォーム上で視聴者がクリエイターに対して、暗号資産を用いて直接チップを送る機能を備えたウォレットである。
ローンチ時点ではUSDTのほか、ゴールドに裏付けられた暗号資産(ステーブルコイン)である「XAUT
XAUT(テザーゴールド)」、および「BTC
BTC(ビットコイン)」をサポートしており、国境を越えた迅速な送金を実現している。
本機能の導入により、ランブルのクリエイターは銀行、既存の決済プロセッサーといった仲介者を介さずに、報酬を直接受け取ることが可能になる。
ランブル・ウォレットの特徴と機能は以下の通りだ。
- テザーの開発者向けキット「Wallet Development Kit(WDK)」を採用し構築
- ユーザー自身が資産を管理し、中央集権的なカストディアンに依存しない非カストディ型の設計
- 暗号資産決済大手の「MoonPay(ムーンペイ)」による法定通貨と暗号資産の交換機能を統合
- クレジットカード、Apple Pay(アップル・ペイ)、PayPal(ペイパル)、Venmo(ベンモ)による決済をサポート
今回の提携について、ランブルの創設者兼CEOであるクリス・パブロフスキー氏は、「ランブル・ウォレットは自由な表現と自由な経済を組み合わせた自然な形であり、ユーザーやクリエイターが気に入ったコンテンツを直接支援できる力を与えるものだ」と述べている。
また、テザーのCEOであるパオロ・アルドイーノ氏は、本製品が「数千万人のユーザーに対し、既存のプラットフォームでは類を見ないレベルのコントロール権を提供し、インターネットのあらゆる隅々に自由と独立を広げることにつながる」とコメントした。
ランブルは今後も、独立したインフラの構築を通じて、表現の自由と個人の自律性を尊重するプラットフォーム運営を推進していく方針だ。
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