オリジナルアニメ「リコリス・リコイル」は今年で2周年。アニメ制作の中間成果物NFTをオークション形式で販売する新しい試み
人気TVアニメ「リコリス・リコイル」は23日、アニメ制作過程の中間成果物をNFT化してオークション販売するプロジェクトを発表した。このプロジェクトは、アニメ制作の裏側を垣間見ることができる貴重な機会を提供するとともに、クリエイターの新たな収入源の可能性を探る革新的な試みとなっている。
オークションは、NFTマーケットプレイス「SNFT」で実施される。販売されるのは、「リコリス・リコイル」のオープニングやアイキャッチの制作過程で生まれた中間成果物だ。「作画監督修正」「原画」「背景美術」「本撮、ムービー(撮影)」「アイキャッチ」から厳選された151点のアイテムが出品される。これらは全て1点ものであり、各アイテムの保有者はたった1人のみとなる。

本プロジェクトの最大の特徴は、オークションの売上の一部が各素材の担当クリエイターに直接分配される点にある。これにより、アニメ制作に携わるクリエイターたちの新たな収入源となる可能性を探ることができる。アニメ業界の持続可能な発展に向けた新しいモデルケースとして注目されている。
オークションの詳細は以下の通りだ:
- 販売サイト:https://snft.jp/store/ALR
- 商品点数:151点
- 入札期間:2024年7月24日12:00から8月4日20:59まで
- 対応通貨:日本円(クレジットカードまたは銀行振込)

「リコリス・リコイル」は、2022年7月から9月にかけて放送されたA-1 Pictures制作のオリジナルTVアニメーション。放送以来、小説やコミカライズなど多方面に展開しており、新作アニメーションの制作も決定している人気作品である。

制作を手がけたA-1 Picturesは、ソニー・ミュージックグループのアニメーション企画製作会社であるアニプレックスの100%子会社として2005年に設立されたアニメーション制作スタジオだ。「ソードアート・オンライン」シリーズや「うたの☆プリンスさまっ♪」シリーズなど、幅広いジャンルの作品を数多く手がけている。

今回のオークションを主催するSNFTは、クレジットカードでのNFT購入が可能なマーケットプレイスだ。購入したNFTはSNFT上で確認でき、ウォレットに移すこともできる。また、環境への配慮から、環境負荷の少ないパブリックチェーンを利用しているのが特徴だ。
このプロジェクトは、アニメファンにとっては作品の制作過程を垣間見ることができる貴重な機会となるだけでなく、アニメ業界全体にとっても新たな可能性を示す重要な試みとなりそうだ。クリエイターの努力に対する正当な評価と報酬の仕組みを構築することで、業界の持続可能な発展につながることが期待される。
また、リコリス・リコイルのNFTホルダーには、A-1 Pictures関連NFTのエアドロップも予定されており、思わぬプレゼントが手に入る可能性もある。
アニメ制作の裏側を知りたいファンや、クリエイターを支援したいと考える人々にとって、このオークションは見逃せない機会となるだろう。
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