SECのXがハッキングされ、3000ドル幅の値動き
10日早朝(日本時間)、米国証券取引委員会(SEC)のXがハッキングされ、ビットコイン現物ETFを承認したとするポストが投稿された後、すぐに削除されるというアクシデントがあった。この間ビットコインの価格は約3000ドル(約42万円)以上乱高下し市場は混乱した。

出典:X(現在は削除済み)
日本時間の午前4時頃、SECの公式Xアカウントに「SECは本日、ビットコインETFの米国内に登録済みの全ての証券取引所への上場を承認しました。承認されたビットコインETFは、継続的な投資家保護を確保するために継続的な監視及びこんぷ措置の対象となります。」という文章を、ゲンスラー委員長の顔写真と偽の引用とともに投稿した。
約15分後、SECのゲンスラー委員長は個人のアカウントで次のように投稿した。
@SECGovの Twitter アカウントが侵害され、不正なツイートが投稿されました。 SEC はスポットビットコイン取引所取引商品の上場と取引を承認していません。
SECの公式Xもゲンスラー氏の投稿から約15分後に訂正のポストを投稿した。
@SECGov X アカウントが侵害され、不正な投稿が投稿されました。 SEC はスポットビットコイン取引所取引商品の上場と取引を承認していません。
コインマーケットキャップによると、ビットコイン相場は日本時間午前4時過ぎに投稿された偽情報をきっかけに一時、47,900ドルまで急騰し2022年2月以来の高値を付けた。ただ、ポストが偽物であるとわかると相場は急落。一時44,700ドルまで下げた。

出典:CoinMarketCap
Xへの投稿は虚偽だったが、SECはまだビットコインETFを承認する可能性がある。
ブルームバーグのアナリスト、エリック・バルチュナス氏によると、SECはビットコイン現物ETFの承認を水曜日の午後に発表する可能性がある。
どうやらSECの広報担当者はブルームバーグに対し、それらは(まだ)承認されていないと語ったらしい。もしかしたら、誰かがあらかじめ用意されたツイートを 1 日早く入れたのかもしれません (水曜日の午後 4 時に承認を発表すると聞いていました)。いや、退屈な瞬間なんてないよ。
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