日本のインターネットミーム「野獣先輩」に由来するミームコイン「114514(いいよこいよ)」が6日、急落した。7日午前0時25分(日本時間)時点の価格は0.007778ドル(約1.22円)で、6日に記録した最高値0.05705ドル(約8.92円)から約86%下落している。時価総額は778万ドル(約12億円)まで縮小した。
114514コイン、最高値から数時間で7分の1以下へ暴落
「114514コイン」は5日にMEXCへ上場後、24時間で約500%の急騰を記録し、6日午後には一時0.05705ドルまで上昇していた。しかし、その後数時間で急落し、7日午前0時26分時点では0.007778ドルまで下落した。24時間の変動率は+5.87%だが、これは最高値到達前の基準価格0.007347ドルからの計算で、最高値からの下落率は約86%に達する。
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24時間取引高は5,240万ドル(約82億円)で依然として活発な取引が続いている。一方、流動性は38.21万ドル(約5,900万円)にとどまり、急激な価格変動に対する緩衝材が不足している状態だ。取引開始以降の累積手数料は400.23SOLに達している。

24時間取引高が82億円規模に達する一方、流動性が約5,900万円と極端に低い状態は、価格の急激な変動を招きやすい。流動性プールが薄いため、大口の売買注文が価格に大きな影響を与える構造になっている。
ミームコインは極めて高いボラティリティを伴い、「114514コイン」の急騰・急落は典型的なパターンだ。ミームコインの大半は、発行後数日以内に価値を失う。投資家は初期参入者の売却圧力や流動性枯渇により、大きな損失を被るケースが多い。
発行者の「かえでゲームズ」氏は5日、X上で偽物コインへの注意喚起を行った。同氏は公式アカウントを@114514coinと@114514coin_jpの2つのみと明示し、「自分が作ったのは『114514コイン』だけ、他のコインは詐欺かもしれない」と警告している。
「114514コイン」のコントラクトアドレスは「AGdGTQa8iRnSx4fQJehWo4Xwbh1bzTazs55R6Jwupump」で、MEXCやGMGN.AIなどで取引可能だが、国内取引所での取扱いはない。ミームコインへの投資は極めて高いリスクを伴い、価格変動は予測不可能だ。投資判断は慎重に行う必要がある。




