Lens Protocol、分散型SNSのスケーラビリティ問題を解決するためのL3「Bonsai」のベータ版をリリース
分散型SNSの構築を目指す「Lens Protocol」の開発元「Aave(アーベ)」は26日、分散型SNSの抱えるスケーラビリティ問題を解決するためのL3スケーリングソリューション「Bonsai」のベータ版を公開した。
Lens Protocolは、ユーザー間で「ソーシャルグラフ(デジタル上の関係性情報)」を形成できるブロックチェーンプロトコルだ。ユーザーがレンズアプリで他の人とつながると、そのつながりをプロトコル上で構築された他のアプリにも移動できる。各アプリ上ではTwitter(ツイッター)のように短文投稿を楽しんだり、Instagram(インスタグラム)のように写真を共有して楽しむことができる。またNFTやその他暗号資産でコンテンツ収益化を行うこともできる。2022年5月にPolygon(ポリゴン)上でローンチし、現在11万のアカウントと数百のアプリケーションが存在する。
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Bonsaiの仕組み
以下の画像は,、Bonsaiの技術資料に掲載されたBonsaiの実行フロー。
Bonsaiは、PlygonEVM上で実行されるのと同じ署名アクションを実行するが、実際にチェーン上にトランザクションを送信したり、EVM状態でトランザクションを実行するために必要な高額なガスを消費することはない。その代わりに、トランザクションをオフチェーンのData Availabilityレイヤー(ArweaveやIPFS)に格納し、イーサリアム(レイヤー1)とPolygon(レイヤー2)のブロックスペースの制限を回避することで、コストとスケーラビリティを最適化する。また、紛争解決や監査が必要になった場合に備えて、オフチェーンのデータがアクセス可能で検証可能であることを保証する。

意味のない投稿が大量に送信され、システムがダウンしないようなセーフティも必要だ。Bonsaiでは、submitterはその行動に責任を持ち、不正行為には罰則を受ける可能性があり、ネットワーク協定により検証される。当初、投稿者のホワイトリストは、Lensのコアチームが管理し、このアプローチが実証されれば、だれでもsubmitterになれるようシステム化を拡張し、良い行動にはインセンティブを、悪い行動には罰則が与えられる予定だ。