- Web3.0のSNSプラットフォーム「Lens Protocol(レンズ プロトコル)」について特徴を解説
- Lens Protocolを始めるために必要な仮想通貨「MATIC」購入とメタマスクのインストール、エアドロ申請についても解説
- この記事を読めばLens Protocolを始める際の注意点や疑問点もすべて解決!
Lens Protocolを始めるには仮想通貨MATICの準備が必要です。本記事ではMATIC購入先として海外仮想通貨取引所最大手Binance(バイナンス)を紹介しています。
しかし、2022年12月よりバイナンスの日本進出と併せてグローバルバイナンスへの日本人の登録ができなくなってしまいました。そのため、これから海外取引所を開設しようと考えている方は次の4社から検討してみてはどうでしょうか?
上記4社はいずれも安全性を確保しつつ、独自のサービスを展開しているので添付した記事を参考に選んでみてください。
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目次
Lens Protocol(レンズ プロトコル)とは?【特徴を解説】
Lens Protocol(レンズプロトコル)基本情報
Lens Protocolは、Web2.0の既存SNSプラットフォーム(Twitter、Facebook、Instagram等)に挑戦する方法として開発された「Web3.0のSNSプラットフォーム」です。
2022年2月にリリースを迎え、これを手がけたのは分散型仮想通貨レンディングプラットフォーム「AAVE(アーべ)」創設者兼CEOのスタン・クレチョフ氏率いる開発チームです。
Lens Protocolの開発基盤として選ばれたPolygonチェーンは、取引処理の速さ、ガス代の安さ、EVM(イーサリアム仮想マシン)と互換できる拡張性の高さから、今後が期待されている注目ブロックチェーンです。
Lens Protocol最大の特徴が、ユーザーは「プロフィールNFT」を所有することで、投稿したコンテンツの所有権が100%ユーザーに帰属するという点。その特徴を活かし、既存の中央集権的なSNS市場から脱却する意図を持ったプロジェクトとなります。
しかし、記事執筆時点(2022年11月29日)ではLens Protocolの中心となる「プロフィールNFT」新規ミントは一時凍結中で、独自トークンの発行予定についてもまだアナウンスされていません。
そのため現時点では参加できないのですが、新規ミント再開や独自トークン発行のアナウンスがあった時に乗り遅れないようにするため、この記事ではLens Protocolの情報を深堀りして発信します。
まず最初に、Lens Protocolの特徴と基本的な使い方を次の内容で解説します。
Lens Protocolの特徴と使い方
- ブロックチェーン技術を応用したWeb3.0のSNSプラットフォーム
- 有名DeFiプロトコル「AAVE」開発チームが手がけている
- Lens Protocolエコシステムの中心「プロフィールNFT」
- プロフィールNFTの基本機能
以下で詳細を解説するので、新しいSNSの形をイメージしながら読み進めてください。
有望なプロジェクトではSCAM(スキャム:詐欺)の被害が多く出る可能性があります。SCAM情報に注意しながら、Lens Protocolの情報収集を進めましょう。
ブロックチェーン技術を応用したWeb3.0のSNSプラットフォーム
Lens Protocolは、ブロックチェーン技術を応用して開発されたWeb3.0のSNSプラットフォームです。
ユーザーは、エコシステムの中心である「プロフィールNFT」を所有することでプラットフォーム利用が可能となります。
それだけでなく、アプリを開発するデベロッパーもSNSサービスの開発基盤としてLens Protocolを利用することが可能です。
有名DeFiプロトコル「AAVE」開発チームが手がけている
2022年2月にリリースされたLens Protocolは、分散型仮想通貨レンディング大手「AAVE」が開発を手がけています。以下の表は、AAVEの概要をまとめたものです。
AAVE(アーべ)基本情報
AAVE(旧名:ETHLend)は2017年にスタン・クレチョフ氏により設立されました。
2018年に現在の「AAVE」へとプロジェクト名を変え、DeFi(分散型金融)のなかでもレンディングに特化したサービスを提供し、仮想通貨市場で地位を確立してきました。
仮想通貨ランキングサイト「CoinMarketCap」によると、DeFiのレンディングサービス部門における取扱総額で、AAVEは現在2位となっています。
そんなAAVEが次に目をつけたのが「ブロックチェーン技術とSNSプラットフォームの融合」であり、蓄積してきた経験、知識、資金を投入して2021年から開発に着手し、2022年2月にLens Protocolをリリースしました。
DeFi分野でこれまで大きな成功を収めてきたAAVEの開発チームが始動させた新プロジェクトということで、Lens Protocolは社会的な信憑性も高く、将来性も高いとみなされています。
AAVE(アーベ)の詳しい情報や分散型金融DeFi(ディーファイ)についてはこちらの記事で解説しているので併せて読んでみてください。
これもう見た?仮想通貨AAVE(アーベ)とは?特徴と将来性を徹底解説!仮想通貨歴6年の筆者が紹介
これもう見た?分散型金融DeFi(ディーファイ)とは?初心者にもわかりやすく解説
Lens Protocolエコシステムの中心「プロフィールNFT」
LensProtocolのエコシステムの中心となるのが「プロフィールNFT」です。
運営元企業がユーザーデータの管理・統制を行う既存のSNS(Twitter、Facebook、Instagram等)と違うのは、プロフィール(プロフィールNFT)が分散型ウォレットに紐付けられ、「プロフィールの下で投稿されたコンテンツの所有権は100%ユーザーに帰属する」という点です。
さらに、投稿された全てのコンテンツはプロフィールNFTを所有するユーザーの間で売買することが可能です。
プロフィールNFTの特徴をまとめると以下のようになります。
プロフィールNFTの特徴
- WL(ホワイトリスト)保有者のみミント可能
- プロフィールNFTには、過去の投稿、コメント、写真、ビデオ、音楽など自ら生成した全ての投稿履歴が含まれる
- プロフィールNFTと、プロフィール下で投稿したコンテンツの所有権はユーザーに帰属する
- 投稿したコンテンツは、プロフィールNFTを所有しているユーザーの間で売買することが可能
現時点で、WL(ホワイトリスト)保有者のみプロフィールNFTのミントが可能です。
NFTマーケット(OpenSea)における二次流通もありますが、OpenSeaにおけるプロフィールNFTの流通について公式アナウンスがないため、購入は自己責任となります。
WLの配布を騙ったり、偽リンクでのウォレット接続へと誘導するSCAM(スキャム:詐欺)に、くれぐれも気をつけましょう。
なお、NFTについてはこちらの記事で詳しく解説しているので参照してください。
これもう見た?【完全初心者向け】NFTの始め方・買い方を徹底解説【注意点・投資判断の解説あり】
プロフィールNFTの基本機能
Lens Protocolでは、プロフィールNFTを所有することでユーザー同士の交流が可能となります。以下の表は、プロフィールNFTの所有後、利用可能となる基本機能の一覧です。
プロフィールNFTの基本機能
- Publication(パブリケーション)
- Comment(コメント)
- Mirror(ミラー)
- Collect(コレクト)
- Follow(フォロー)
では、一つずつざっくりと見ていきましょう。
Publication(パブリケーション)
「パブリケーション」は一般的なSNSでいうところの「投稿」にあたる機能です。
プロフィールNFTを所有することで、写真、動画、音楽を投稿できるようになります。投稿されたコンテンツは、ブロックチェーン技術により、メタデータとしてプロフィールNFTに蓄積されていきます。
Comment(コメント)
「コメント」は一般的なSNSでいうところの「コメント機能」です。
自身のプロフィールNFTを持つと、プロフィールNFTを所有する他ユーザーのパブリケーションに対して、コメントできるようになります。コメントの所有権は、ユーザーに帰属します。
Mirror (ミラー)
「ミラー」はTwitterの「リツイート」やFacebookの「シェア」機能にあたる、他ユーザーのコンテンツを再投稿する機能です。
Follow(フォロー)
「フォロー」は一般的なSNSでいうところの「フォロー機能」です。
しかしLens Protocolの場合、他のユーザーをフォローすると、フォローした相手の過去コンテンツを購入できる「コレクト」機能が使えるようになります。
さらに他のユーザーをフォローすると、フォローしたユーザーに「フォローNFT」が付与されます。フォローされたユーザーは「フォローNFT」の価格を自由に設定し、収益化することも可能です。
フォローNFTには、投票委任などガバナンス機能も付与されるため、オンラインコミュニティ運営への活用も期待されています。
Collect(コレクト)
「コレクト」は他ユーザーコンテンツを購入できる機能です。Lens Protocol上で他ユーザーをフォローすると、コレクト機能が使用できるようになります。
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Lens Protocolの将来性
結論から言うと、Lens Protocolは既存のSNSプラットフォームが抱えるユーザーデータ問題を解決できる、将来性を秘めたプロジェクトです。
しかし、懸念材料が無いわけではありません。
そこで以下で、Lens Protocolの「将来性が高い根拠」と「懸念材料」を解説し、筆者の見解をまとめとして紹介するので、Lens Protocolを始めるかどうかの判断材料にしてください。
既存のSNSプラットフォームが抱えるユーザーデータ問題を解決
Lens Protocolは2022年2月のリリースからまだ1年も経過しておらず、現状ではユーザーや利用できる機能が限られています。
しかしユーザーは自身のデータを100%所有でき、開発者もLens Protocolを基盤に自由なアプリケーション開発を行うことが可能なため、Web3.0のSNSプラットフォームのスタンダードになる可能性を持っています。
近年、Web2.0の既存SNSプラットフォーム(Twitter、Facebook、Instagram等)におけるユーザーデータの扱われ方が、プライバシーの観点から問題となっていました。
以下は、既存SNSプラットフォームが抱える個人データの扱いに関する問題点です。
個人データの扱いに関し、既存SNSプラットフォームが抱える問題
- 運営元企業がユーザー情報を際限なく収集し、企業マーケティングに流用している
- 運営元企業がユーザーのアカウントを一方的に検閲、制限している
- ユーザーは自身のデータがどの程度収集され、どういった目的に使われているのか知る手段がない
Web3.0に対応したSNSプラットフォームであるLens Protocolは上記の問題を全て解決する可能性を秘めており、時代のニーズに合ったプロジェクトであるといえます。
以下は、Web2.0の既存SNSプラットフォームとLens Protocolの個人データ取り扱いに関する比較表です。
業者名 | コンテンツ検閲の有無 | 個人情報の収集と利用 | プラットフォームにおけるデータの主権 |
---|
Web2.0のSNSプラットフォーム | あり(運営元企業のバイアスがかかる) | 収集、利用される | 運営元企業(一方的にBANされることもある) |
Lens Protocol | なし(コミュニティルールに従った内容ならOK) | なし | ユーザー |
既存SNSプラットフォーム(Web2.0)とLens Protocol(Web3.0)の個人データ取り扱いに関する比較表
Web2.0のSNSプラットフォームでは、ユーザー側がどういう目的で、どの範囲まで個人データが利用されているのか追跡することが実質不可能となっており、プライバシーの観点から問題視されています。
Lens Protocolの懸念材料は?
Lens Protocolは将来性のあるプロジェクトですが、懸念材料が全くないというわけではありません。以下は、Lens Protocolの懸念点をまとめたリストです。
Lens Protocolに関する懸念点
- プロフィールNFTをミントするハードルが高い(現在、新規ミント停止中)
- 新興プロジェクトで注目度も高いため、SCAM(スキャム:詐欺)が多い
- 今後、より優れた競合プロジェクトが現れる可能性がある
第一の懸念点は、「プロフィールNFTを新規ミントするハードルが高い」という点です。Lens Protocol利用に必須となるプロフィールNFTの新規ミントは記事執筆時点で一時凍結されており、公式アナウンス待ちの状態となっています。
第二の懸念点は、「新興プロジェクトで注目度も高いためSCAM(スキャム:詐欺)が多い」という点です。
DiscordのDMからWL付与に関する偽リンクを流し、ウォレット接続へと誘導して資産抜き取りを狙うといった悪質な詐欺や、偽物の独自トークン先行購入へ誘導する詐欺が散見されます。
第三の懸念点は、「今後、より優れた競合プロジェクトが現れる可能性がある」という点です。
仮想通貨業界は、次から次へと新しい技術、概念、システムが誕生しています。今は将来性のあるプロジェクトと評価されていても来年はわからない、というのはLens Protocolに限らず業界全般に対して当てはまります。
筆者がLens Protocolの将来性は高いと断言できる理由
筆者がLens Protocolの将来性は高いと言える理由は次のようなものがあります。
Lens Protocolの将来性が高い理由
- 「既存のSNSプラットフォームが抱えるユーザープライバシーの問題を解決する」という問題意識が時代のニーズと合致
- 仮想通貨初心者でも参入しやすい「Polygon(ポリゴン/MATIC)チェーン」上のプロジェクトである
- Lens Protocolへの参入ハードル(プロフィールNFTの新規ミント)が下がると、今後成長する可能性あり
- クリエイター、アーティストにとって新しいマネタイズのプラットフォームになりうる
- 独自トークンの発行、DAOのコミュニティ作りなど、今後の発展が期待できる
Lens Protocolの将来性は高いと言える最大の理由は、先ほど解説した「既存のSNSプラットフォームが抱えるユーザープライバシーの問題を解決する」という部分です。
そしてLens Protocolの開発基盤である「Polygon(ポリゴン/MATIC)チェーン」は、「イーサリアムキラー」と言われる有力なブロックチェーンです。今後のPolygonチェーンの成長や、基軸通貨「MATIC」の価格上昇に伴い、Lens Protocolも成長する可能性が高いです。
他にも、Lens Protocolを始めるうえで必須となる「プロフィールNFT」の新規ミントのハードルが今後もっと下がると、プラットフォームを利用するユーザーが増え、エコシステムの拡大・成長が見込めます。
さらにユーザーが投稿コンテンツを100%コントロールできるLens Protocolは、クリエイターやアーティストにとって新たなマネタイズの場となる可能性を秘めています。投稿コンテンツをフォロワー(ファン)に対し販売するだけでなく、「フォローNFT」に付加価値を付け販売することで一種のファンクラブ運営も可能となります。
Lens Protocolはまだまだ発展途上のプロジェクトであり、独自トークン発行や、DAOのコミュニティ作り等にもこれから着手していくと思われます。
結論、Lens Protocolは今後に期待を持てる注目プロジェクトであると筆者は考えています。
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Lens Protocolの始め方
Lens Protocolを始めるにあたって、Polygon(ポリゴン/MATIC)チェーンの基軸通貨「MATIC」をウォレットに入れる必要があります。
Polygonチェーンのエコシステム上で行われる取引(承認、コイン交換や売買、NFTミント)には取引手数料としてガス代が発生します。このガス代はPolygonチェーンの場合、MATICベースで支払われます。MATICがPolygonチェーンの基軸通貨と呼ばれる理由はここにあります。
現在、国内取引所ではBitFlyerがMATICコインを扱っていますが、本記事では国内取引所はコインチェック、海外取引所は日本語対応のバイナンス、ウォレットは汎用性が高いメタマスクを例に、MATICコインを購入しLens Protocolを始める手順を解説します。
Lens Protocolを始める手順
- 国内取引所から海外取引所に送金
- 海外取引所バイナンスでMATIC購入
- メタマスクをインストール
- 海外取引所バイナンスからメタマスクへMATIC送金
- Lens Protocolに接続後、プロフィールNFTをミント(一時停止中)
もし、国内取引所をまだ決めていないのでしたらこちらの記事でコインチェックについて詳しく紹介しているので参考にしてください。
詳しくはこちらコインチェックの始め方総まとめ!口座開設から使い方まで徹底解説!
海外取引所でバイナンスの口座を持っていない場合、2022年12月にバイナンスは日本へ進出したため新規口座の申し込みができなくなっています。(※既存ユーザーは取引可能です)
そのため本サイトではMATIC購入先として口座開設するのならば、次の4社をおすすめします。
どの取引所も安全性を確保しつつ独自サービスを展開しているので添付した記事を参考に選んでみてください。
国内取引所から海外取引所に送金
国内取引所と海外取引所の準備が完了したら、次に国内取引所でMATICの購入資金となる通貨を購入し、海外取引所に送金します。
以下では最初に話したように国内取引所はコインチェック、海外取引所はバイナンスを例に解説していますが、他の取引所を使った場合でも流れは同じとなるので参考にしてください。
コインチェックからバイナンスへ送金する手順は、次の4ステップです。
コインチェックからバイナンスに送金するための4ステップ
- ステップ1:コインチェックで送金用の通貨を購入
- ステップ2:バイナンスで送金用通貨の入金アドレスを取得
- ステップ3:バイナンスで取得した入金アドレスを、コインチェックで送金用アドレスとして登録
- ステップ4:コインチェックからバイナンスへ送金する
4ステップを詳しくみていきましょう。
STEP
コインチェックで送金用の通貨を購入
まず、コインチェックでMATICの購入資金となる通貨を購入します。
XRP(リップルコイン)が取引スピードが早く、送金手数料も日本円換算で10円以下の0.15XRPと格安なので、送金用の通貨としておすすめです。
STEP
バイナンスで送金用通貨の入金アドレスを取得
次に、バイナンスでリップルコインの入金アドレスを取得します。
バイナンスアプリにログイン後、ホーム画面から検索窓で「XRP」と入力します。すると「入金 XRP」というタブが表示されるのでタップします。
次に送金ネットワークの選択画面に移るので、「Ripple」をタップします。
最後にRippleネットワークのXRP入金アドレスが表示されるので、コピーボタンをタップしてコピー完了です。
STEP
バイナンスで取得した入金アドレスを、コインチェックで送金用アドレスとして登録
バイナンスで取得したXRP(Rippleネットワーク)のアドレスを、コインチェックで「送金先」として登録します。コインチェックでは「送金先」を追加してはじめて送金ができるようになっています。
「送金先」追加登録の際、アドレスに間違いがないか、必ず確認してください。送金先アドレスを間違えると、送金するはずの資金を最悪紛失する可能性があります。
STEP
コインチェックからバイナンスへ送金
最後に、コインチェックからバイナンスへXRP(Rippleネットワーク)を送金します。送金完了まで早くて10分から15分、遅い場合だと1時間ほどかかります。
慣れないうちは、送金作業に不安を感じると思います。まず少額で送金テストを行い、無事に送金されたのを確認できたら残りの分を送金する方法が安全かつ安心です。
これもう見た?コインチェックからバイナンスへ送金する方法を解説!注意点も詳しく紹介
海外取引所バイナンスでMATIC購入
バイナンスへの送金が完了したら、バイナンスでMATICを購入します。購入方法はいくつかありますが、Convert(コンバート)が最もかんたんに操作できるため、初めてバイナンスを使う方にはおすすめです。
バイナンスでMATICを購入する手順【Convert(コンバート)】
- バイナンスアプリのホーム画面から「トレード」をタップ
- トレード画面左上「コンバート」をタップ
- コンバート画面で「成行」になっていることを確認
- 振替元「XRP」、振替先「MATIC」を選択し、振替したいXRPの枚数を入力して購入
コンバートは、かんたんに購入できて手数料が無料であるものの、現物取引(両替)よりもスプレッドが広く、取引コストが高くなる可能性があります。アプリの操作に慣れたら、現物取引で購入するのがおすすめです。
次の記事を参考にしながら、まずはコンバートでMATICを買ってみましょう。
これもう見た?Binance(バイナンス)コンバートとは?両替との違いややり方を徹底解説
メタマスクをインストール
バイナンスでMATIC購入が終わったら、次にメタマスクをインストールします。
メタマスクはスマホアプリ版もリリースしているので、iPhoneをお使いの方はApp Store(アップストア)、Androidスマホをお使いの方はGoogle Play Store(グーグルプレイストア)でメタマスクをインストールします。
メタマスクのインストール完了後、以下の記事を見ながら初期設定を行いましょう。
これもう見た?MetaMask(メタマスク)をスマホで使うには?ダウンロードから使い方まで徹底解説
これもう見た?MetaMask(メタマスク)の使い方|登録方法から入金、送金方法まで解説
メタマスクの初期設定をするときの注意点
メタマスクの初期設定時に表示される「秘密のバックアップフレーズ(12種類の英単語)」は、必ずメモ帳に書き留めるなどして、絶対に他人に見せず、厳重に保管してください。
このフレーズは、間違ってメタマスク(スマホアプリ版)を削除してしまった時やスマホを買い替えた時、自分のアカウントを復元させるために必要です。他人にこのバックアップフレーズが知られると、勝手にアカウントを復元されて、資産を抜き取られる危険性があります。
また、PCブラウザ版メタマスクをインストールしてスマホ版と同期しておくなど、万が一スマホを紛失してもメタマスクを使えるよう、対策しておきましょう。
これもう見た?メタマスクにログインできない時は?対処法と使い方を詳しく解説!
海外取引所バイナンスからメタマスクへMATICを送金
メタマスクのインストールと初期設定が完了したら、最後にバイナンスからメタマスクへMATICを送金します。
送金後、メタマスクへの着金を確認するために、接続チェーンをデフォルトのイーサリアムブロックチェーンからPolygon Mainnet(Polygonネットワーク)に切り替える必要があります。
メタマスクをPolygon Mainnetに接続する手順
- ホーム画面から「Wallet」をタップ
- 「Add a network」をタップ
- ネットワーク一覧から「Polygon Mainnet」を選択し、「Approve」をタップしてメタマスクに接続
メタマスクへの着金が完了すると、自動的に送金されたMATICの枚数が表示されます。
以下の記事を参考にして、バイナンスからメタマスクへMATICを送金しましょう。送金アドレスと送金ネットワークを間違えないよう注意して、慎重に作業を進めましょう。
これもう見た?バイナンスからメタマスクへ送金する方法を画像付きで解説【スマホあり】
Lens Protocolに接続後、プロフィールNFTをミント(一時停止中)
メタマスクにMATICを入れたら、最後にLens Protocolに接続し、プロフィールNFTをミントします。
しかしLens Protocolでは現在、新規ミントを一時停止しています。いつ、どのようなかたちでプロフィールNFTのミントが再開されるかは、公式アナウンス待ちの状態となっています。
また、NFTマーケットプレイス「OpenSea」ではLens ProtocolプロフィールNFTの二次流通が行われていますが、公式アナウンスではOpenSeaでの二次流通に関するアナウンスがされていません。そのため、OpenSeaでの購入は自己責任となります。
今はプロフィールNFTのミント再開に関する公式アナウンスを待ったほうが無難だと思います。
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Lens Protocolエアドロの申請方法【Guild.xyz】
Lens Protocolでは、将来的なエアドロ配布も期待されています。コミュニティ運営インフラを提供している「Guild.xyz」では現在、Lens Protocolのエアドロ申請を受付中です。
エアドロの内容や時期は未定ですが、こなせるタスクも多少あるので今のうちにやっておくのがおすすめです。
Lens Protocolのエアドロタスク一覧
- Lens ProtocolのプロフィールNFTを所有
- Lens Protocol公式ツイッターをフォロー
- Lens Protocolでスタン・クレチョフ氏(Lens protocolとAAVEの創業者)をフォロー
- ツイッターのプロフィール名に「.lens」を追記
- Early bloomer role
(2022年2月8月以前にLense Protocolにアクセスし、ウォレット接続をした人が入手できるエアドロ)
- Lens ProtocolのコアチームをLenster(https://lenster.xyz)でフォロー
(Lensterは、Lens Protocolを基盤に構築されたメディアプラットフォーム)
達成不可能なタスクもありますが「Lens Protocol公式ツイッターをフォロー」「ツイッターアカウントのプロフィール名に「.lens」を追記」は比較的かんたんなので、消化しておきましょう。
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Lens Protocolを使うときの注意点
Lens Protocolを利用するにあたって、以下の注意点もあります。
Lens Protocol利用に関する注意点
- プロフィールNFTのWL配布SCAMや新規ミントSCAMに注意
- 独自トークン先行購入SCAMに注意
- メタマスクにMATICを入れるときの送金ミスに注意
- メタマスクのセキュリティ管理に注意
仮想通貨をはじめ「投資」は自己責任が基本のため、詐欺にあって資金を失っても誰も補償してくれません。以下で詳しく解説するので、Lens Protocolを始める前にもう一度読むようにしてみてください。
プロフィールNFTのWL配布SCAMや新規ミントSCAMに注意
Lens Protocolでは現在、Lens ProtocolではプロフィールNFTのミントを一時停止しており、今後のミント再開予定については公式アナウンス待ちの状況です。
したがって、現段階でプロフィールNFTのWL配布や新規ミントの勧誘があれば、ほぼ間違いなくSCAM(詐欺)と断定して良いでしょう。
ツイッターやDiscordでは公式アカウントのふりをした偽アカウントによる詐欺も横行しているため、「DMを受け取り拒否にする」などの対策を取りましょう。
独自トークン先行購入SCAMに注意
Lens Protocolでは現在、独自トークンは存在していません。したがって、現段階で独自トークンの先行購入へと勧誘するDMや投稿があれば、SCAM(詐欺)であると断言できます。
メタマスクにMATICを入れるときの送金ミスに注意
中央取引所(CEX)からメタマスクなどのウォレットへMATICを送金する時、ウォレットアドレスや送金ネットワークを間違えないように気をつけましょう。
万が一送金ミスが起こると、ウォレットへ着金せず資産を失ってしまいます。
送金時にウォレットアドレスを打ち込む際、手入力は間違えるリスクが高いのでNGです。必ずコピー&ペーストをしてください。
一度少額で送金テストをして、ウォレットに着金したのを確認してから残りの送金を行うのも有効な手段です。
ウォレットへの送金ミスを防ぐ方法
- ウォレットアドレスを打ち込む時は必ずコピー&ペーストをする。
- 初めに少額で送金テストをして、ウォレットに正しく着金したのを確認してから残りの送金を行う。
メタマスクのセキュリティ管理に注意
ハッキングのリスクを減らすため、ウォレットのセキュリティを徹底しましょう。以下に並べたセキュリティ対策はどれも有効なので、参考にしてください。
ウォレットのセキュリティ対策リスト
- ウォレットの重要情報(プライベートキー、シードフレーズ等)をオンライン上に保管しない
- 複数のウォレットに資産を分散する
- 公共のWi-Fiに接続した状態での利用を避ける(あるいは有料VPNを利用する)
- メタマスクを利用している場合、PCブラウザ版と同期させて、万が一スマホを失くしてもメタマスクにアクセスできるようにしておく(スマホの紛失対策)
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Lens Protocolの利用に関するよくある質問(Q&A)
Lens ProtocolのプロフィールNFTはどうすればミントできますか?
現在、新規ミントは一時停止中です。ツイッターまたはDiscordの公式アナウンスを待ちましょう。
Lens Protocolのエアドロに申し込む条件は?
Lens ProtocolのプロフィールNFTを所有している場合は、エアドロタスクの大部分を消化できます。
Lens ProtocolのプロフィールNFTがない場合でもツイッターを開設していれば「Lens Protocol公式ツイッターをフォロー」「ツイッターアカウントのプロフィール名に「.lens」を追記」という2つのタスクを消化できます。
Lens Protocolは無料で始められますか?
ガス代やミント代に使う仮想通貨「MATIC」が必要です。分散型ウォレットアプリ「メタマスク」は無料でインストール・使用できます。
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※2月3日追記|プロフィールNFTのクレーム再開
仮想通貨インフルエンサーSOU氏によると、Lens Protocol公式サイト上でプロフィールNFTの新規ミント受付が再開されているようです。
ツイッターや公式Discordの反応をみると、全員がプロフィールNFTをミントできている訳ではありませんが、試してみる価値はあると思います。
以下、プロフィールNFTをクレームする手順です。
筆者の場合は今回もプロフィールNFTをミントできませんでしたが、今後も段階的にプロフィールNFTのミント受付を行っていくようです。
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まとめ
本記事では、Web3.0時代の新SNSプラットフォーム「Lense Protocol」について解説しました。改めて、Lense Protocolの特徴と注意点をおさらいすると以下の通りです。
Lense Protocolの特徴
- 個人データが100%ユーザーに帰属する、Web3.0のSNSプラットフォーム
- プロフィールNFTを所有することで利用可能(新規ミントは一時停止中)
- クリエイター、アーティストにとって新しいマネタイズのプラットフォームになりうる
- 分散型ウォレット(Metamaskがおすすめ)のインストールと仮想通貨「MATIC」が必要
- 取引所からウォレットへの送金ミスやウォレットのハッキング、詐欺被害に対する補償はなく、完全に自己責任
Lense Protocolは、プロフィールNFTを入手すると利用できる新しいSNSプラットフォームです。
取引所からウォレットへの送金ミス、ウォレットのシードフレーズの紛失、詐欺やハッキングに対する補償はなく、完全に自己責任であるという注意点もあります。
しかし、ユーザープライバシーの問題をブロックチェーンの技術で解決している点や、クリエイターやアーティストにとってマネタイズのプラットフォームとなりうる可能性を秘めている点など、注意点を補って余りある魅力がLens Protocolにはあります。
ぜひこの記事を参考に、Lens Protocolを始めてみてはどうでしょうか?
Lense Protocolを始めるには仮想通貨MATICの準備が必要です。本記事ではMATIC購入先として海外仮想通貨取引所最大手Binance(バイナンス)を紹介しています。
しかし、2022年12月よりバイナンスの日本進出と併せてグローバルバイナンスへの日本人の登録ができなくなってしまいました。
そのため、これから海外取引所を開設しようと考えている方は次の4社から検討してみてはどうでしょうか?
上記4社はいずれも安全性を確保しつつ、独自のサービスを展開しているので添付した記事を参考に選んでみてください。
参考文献
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